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2025.02.10 1331

これからの地域の未来を一緒に生み出す「共創コーディネーター」を募集

この求人のキーワード:

自然と人の調和、無理のない持続可能な社会 誰も取り残さない社会 目の前の人に寄り添う 被災地復興 人材育成 地域活性化・まちづくり ソーシャルビジネス・NPO 中間支援 共創・協働・コレクティブインパクト

能登で、地域に寄り添い、共に成長する。地域のつなぎ役として新しい挑戦を始めませんか?

私たちの仕事について

能登半島は2024年1月の能登半島地震・そして9月の能登半島豪雨で大きな被害を受けました。
現地では今もなお復旧に取り組んでいらっしゃる方々がたくさんいます。
しかし、そんな状況から前を向いて立ち上がろうとするリーダーがたくさん生まれていることは能登にとっては大きなチャンスでもあります。

これからは、能登が能登らしく復興していくために、地域内外の資源を組み合わせ新しい事業を生み出していく人が求められています。
そんなとき、必ず必要になるのが、地域の人に寄り添いながら必要な取り組みを前に進め、能登で生まれているほかの動きと繋いでいくためのつなぎ役です。

能登が復興していくプロセスに伴走し、これからの地域の未来を一緒に生み出す共創コーディネーターを募集します。

●業務内容
能登の中間支援団体のコーディネート業務
・能登の中で活動するプレイヤーの発掘、ヒアリング
・ 地域団体やパートナーとの関係構築およびコミュニケーションサポート
・ 震災復興や地域のプロジェクトの企画・推進・伴走
・大手企業やソーシャルセクター等外部の支援リソースとの接続、企画、調整
・必要に応じて事業推進に必要な外部人材(副業人材・インターン生等)の募集採用サポート
 ※能登広域の動きがメインになりますが、必要に応じて事業者の個別支援、団体の体制強化なども実施します

●この仕事のポイント
①能登という地域を理解し関係を築く
今回募集する業務にあたっては、まずそれぞれに異なる文化や歴史を持つ能登の地域を理解することが重要です。地域をめぐりながら、気軽に雑談をしたり、人手が必要そうなら手伝ったりもする。そのような関係のなかから、地域の困り事や将来への希望を耳にすることができ、コーディネートすべき案件や担い手の姿を見つけていきます。

②特性を見極め内外の適切なリソースをつなぐ
能登半島は歴史的にも文化的にも、現在の自治体の単位よりも、地区や集落(在所)単位の結びつきが強く残っています。地形的にも海から里山までさまざまな特性を持っていることから、地域ごとの被災状況やその後の活動内容にも大きな違いがあります。そのため、地域ごとの状況を見極めながら、必要なリソースや外部からの適切なリソースを能登に繋ぎ、現地のニーズと外とのニーズを調整していく役割を担います。

③個別の事業推進をサポートする
能登の里海里山を守り、災害復興のその先の未来を創り上げていくためには、能登で事業が生まれ育ち継承されていく循環が必要となります。能登共創コーディネーターは、地域ごとに活動するプレーヤーと事業を把握し、必要に応じて事業の現場に寄り添い伴走する役割も担います。机上では分からない温度感のあるコーディネートのために、現場の肌感覚を持つことが求められます。

<余白を持った働き方も>
能登共創コーディネーターは、能登で働く人たちの一つのモデルケースでもあります。能登に居住いただくことは前提となりますが、着任先とも相談の上双方の合意があればフルタイムではなく、自分の事業を推進するなど他の動きができる余白をもった働き方も可能です。

●サポート体制
正解のない「コーディネート」という仕事に向き合うためのサポートと、全国とのネットワークを提供します。

・「着任前コーディネーター基礎研修」の受講(必須)
30年以上起業家を始め様々なセクターへの伴走支援を実施してきたNPO法人ETIC.によるコーディネーター業務の基本を学ぶ講座を着任前に開催。基本的な心構えやスタンスなどを身に着けてから能登での活動を実施していただきます。

・着任後の定期的な情報共有と、ETIC.スタッフによるサポート
着任後も先輩コーディネーターとも相談しながら各種案件の支援方針の相談を実施します。
定期的にETIC.スタッフとの面談も実施しながら現地での活動や今後の支援の方針を決定していきます。

・全国各地のコーディネーターとの情報交換や交流機会(チャレンジ・コミュニティ等)
全国で活動するコーディネーターのネットワークであるチャレンジ・コミュニティ・プロジェクトのネットワークを活用したコーディネーター研修や相互メンタリングの機会、全国のコーディネーターとの交流の機会を提供します。

・研修・視察補助費(業務遂行上で必要なもの)
年間20万円を上限に必要な研修・視察費を補助します。

●活動先団体
今回の能登共創コーディネーターは現地の中間支援団体と連携して行い、2024年末現在では以下の3団体を想定しています。

◆株式会社御祓川(エリア:七尾市を中心に奥能登全域)
七尾市を拠点とする民間まちづくり会社として、1999年に設立した御祓川。
設立当初は、御祓川沿いの賑わい創出に取り組んでいましたが、2007年3月に起きた能登半島地震の経験から、地域の担い手を増やすこと/彼らを支える仕組みづくりの必要性に着目し、地域における「中間支援」という役割に特化して事業を展開しています。目指すのは、能登の美しく強かな「里山里海」から展開される、自然資源の循環・地域経済の循環・地域人財の循環を通じた「小さな世界都市」が実現すること。小さくても世界に通用するヒト・モノ・コトを育て、1人ひとりが自分の世界観を実現できる地域であること、それがきっと「持続可能な能登」につながると信じています。

◆一般社団法人NOTOTO.(エリア:珠洲市・輪島市・能登町)
能登の各地域に、多様な人達が集い対話することで前に進む力が得られる居場所がある状態を目指し活動しています。暮らしだけでなく能登の生業や地域復興の担い手と他地域の企業等の共創によって生まれた事業が収益化していること。能登で学ぶため訪れた人の一部が、定期的に能登を訪れ、関わり続けるようになっていること。能登において、復興の中で繋がりが深まり・広がり、住む人も訪れる人も、多様性を大切にお互いをリスペクトし合い、誇りを持って次世代に繋げるアクションができる地域を実現します。

◆公益財団法人ほくりくみらい基金(エリア:金沢市を中心に奥能登の団体を支援)
公益財団法人ほくりくみらい基金は、2023年に公益法人化したコミュニティ財団です。
設立から間もない若い団体ですが、震災の緊急助成を含めるとこれまでのべ100以上の団体に資金を助成し、地域課題解決のために行動する個人、団体を支援しています。
私たちは、活動団体への資金提供だけでなく、仲間づくりや応援団を増やすことで地域の一人ひとりが「未来は変えられる」と自己効力感を持ち、挑戦する人がもっと増える環境づくりをめざしています。

※こちらの特設サイトもご覧ください> https://noto-cocreation.studio.site

募集要項

テーマ 被災地復興 人材育成 地域活性化・まちづくり
職種 中間支援 起業・経営支援
雇用形態 業務委託
組織形態 NPO/NGO
その他のキーワード ソーシャルビジネス・NPO 中間支援 共創・協働・コレクティブインパクト
対象人材像

・地域での事業や活動に一定の経験やリテラシーを持っている方
・これまでのやり方や、自分の考えに固執せず、地域の今ある文化や歴史、そこに暮らす人の思いに寄り添いながら取り組みを前に進められる方
・地域のおじいちゃん、おばあちゃん、若者、行政、経営者などどんな人に対しても好奇心を持って話を聞ける方

応募資格

・社会人経験5年以上を目安
・Word、Excel、パワーポイント、zoom、Googleドライブ等基本的なWEBツールが使える方
・車の運転が可能な方(自家用車を所有している方)
 ※運転免許がない場合:地域内の自動車学校を紹介できますので、 運転免許取得後の採用も検討可能です。
・能登に移住が可能で、1年~数年単位で能登で活動できる方

歓迎条件

・出身者に限らずこれまで能登とご縁があった方
・いつか自分の好きな地域で仕事をつくるためのファーストステップとして貢献しながら力をつけたい方
・次のキャリアを模索しており、地域で仕事をつくる経験や、いつか自分が関心がある地域に戻って仕事をする前の経験を積みたい方(80%稼働などにして、副業として自分の取り組みを推進することも可能です)

新卒エントリー
NG
未経験者エントリー
OK
勤務地の住所

東京都渋谷区東1丁目1番36号キタビルデンス402

勤務地の詳細

※ 1年目はNPO法人ETIC.との契約となりますが、勤務地は東京ではなく、能登半島の着任先団体のオフィス、および各地域や事業者の現場となります
※原則として能登に常駐することを前提とします

勤務形態

出社

勤務時間

業務委託のため定めなし

給与

月給 300,000円〜300,000円

給与詳細

フルタイムではなく、他の動きができる余白をもった働き方ができます。 週5日で30万を目安として稼働レベルは相談可能です。
詳細は着任先と相談の上決定します(例:週4日80%契約・24万円なども可能です)。

福利厚生

※社会保険はありませんが、任意でご自身で労災保険への加入が可能です。詳しくはお問い合わせください。
※活動中の交通費は、ガソリン代などを含め各団体の規定に沿って支払われます。詳細は団体との面接の際にご確認ください。

受動喫煙防止対策

屋内禁煙

休日・休暇

業務委託のため定めなし

選考プロセス

エントリーから3-4ヶ月後に現地に入ることを想定しています。下記の時期は最短の場合で、前後する場合があります。

応募フォームからエントリー(ETIC.IDが必要です)

書類選考(履歴書、職務経歴書)

ETIC.にて一次選考

活動先団体との面談

決定・事前研修などの準備

着任

代表者メッセージ

シニアコーディネーター / Co-Founder 山内幸治

これまで能登半島地震からの復興に取り組まれる能登・石川の皆さんと様々な形でご一緒してきました。その中で、あと一歩、ここに手が回ればプロジェクトが動き出すのにと思う場面も少なくありませんでした。能登には素晴らしい歴史・文化、そして里山里海の自然資本があります。そして今回の震災や豪雨災害をきっかけに、地域の力になりたいと動き出している多様なプレイヤーの皆さんや、それを応援したいという外部の支援者たちもいます。でもそれらが結びついて、ひとつの力になって前に動き出していくためには、それぞれの想いに寄り添い、時に少しの翻訳をしたり文章化したり、そんな段取りをしていく存在が必要にもなります。今回の「共創コーディネーター」は、能登でいま中間支援組織として活動されている団体の皆さんとの連携によって進める新たな試みです。様々な立場を超えながら、そして一人ひとりの意志が育まれ、形になっていく。そんな能登の未来をともに創っていただける方々と、チームとして取り組んでいきたいと思っています。

[プロフィール]

早稲田大学在学中に、NPO法人ETIC.の事業化に参画。国内初の実践型インターンシップの事業化や、その仕組みの地域展開に取り組む。その後、社会起業家の育成を行うアクセラレーションプログラムや先進10自治体と連携したローカルベンチャー協議会の設立など、各省庁、大手企業、ベンチャー企業、地方自治体等と連携して、社会や地域課題に取り組む担い手を育む環境整備を進めている。立教大学大学院非常勤講師、NPO法人カタリバ理事などを務める。

企業・団体概要

  • 企業・団体ページ
  • 設立: 1993年03月
  • 代表者名: 伊藤順平
  • 従業員数: 49名
  • 従業員数の詳細: ※2023年5月31日現在
  • 資本金: ー
  • 事業内容: ETIC.(エティック)は、社会の未来をつくる人を育むNPO法人です。

    1993年の創業以来、私たちの手がける実践型インターンシップや起業支援プログラムへの参加を通して、1900人以上が起業しました。

    これからも企業・行政・NPOといった多様なセクターを巻き込みながら、挑戦したい人を支える仕組みづくりを続けていきます。
  • WEB: https://www.etic.or.jp/
  • 住所: 東京都渋谷区東1丁目1番36号キタビルデンス402
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