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2025.01.28 3353

【地域おこし協力隊】気仙沼で空き家の利活用を一緒に考えてくれる仲間を募集!

一般社団法人まるオフィス

この求人のキーワード:

チームで協力しあって動く・決める 目の前の人に寄り添う 自立的に動く・大人な組織 地域活性化・まちづくり 被災地復興 well-being 地域活性化・まちづくり 中間支援 ソーシャルビジネス・NPO

気仙沼で空き家の利活用を一緒に考えてくれる仲間を募集しています!

私たちの仕事について

宮城県気仙沼市で「教育×まちづくり」事業を展開する一般社団法人まるオフィスの千葉可奈子です。
この度、気仙沼市から委託を受けて運営している「気仙沼市移住・定住支援センター MINATO」を一緒に運営してくれる仲間を募集します。

■ 気仙沼というまち
気仙沼市は宮城県の最北端に位置する人口およそ57,000人の港まちです。
世界三大漁場のひとつである三陸沖に面し、魚を取り海と生きることで経済と暮らしをつくってきました。
2011年の東日本大震災で大きな被害を受けましたが、瓦礫を撤去するところから始まったまちづくりは、その歩みの中で、復興というワードから人口減少していくまちとしてどう豊かに暮らしていくか、という問いに変化していきました。
その問いの中で、気仙沼市は、57,000人が持続可能なまちになるには、このまちで暮らす人が地域に自分ごとを持って自らアクションし、自らまちを元気にしていくことが鍵だということに辿り着きました。

気仙沼市ではまちとして様々なチャレンジの応援を行っています。
シニア世代や経営者、女性、20-30の若者、そして中学生や高校生も対象です。
気仙沼で思い切りチャレンジした中高生は、進学や就職をきっかけに気仙沼を離れますが、背中を押してくれた地元と関わり続けたいと思うようになってきています。
そんな変化が、今の気仙沼には生まれています。

■ 気仙沼市移住・定住支援センター MINATO
気仙沼市移住・定住支援センター MINATOは、気仙沼に移住したい、関わりたい人のための「ワンストップ窓口」として2016年10月にオープンしました。
私たちまるオフィスは、オープン当初より市から委託を受け運営しています。
窓口相談の実施、公式Webサイトの運営、移住フェアへの出展、お試し移住の受け入れ、空き家バンクの運営などさまざまなことをしています。
仕事や、住まい、コミュニティなど、移住するにあたっての不安を解消し、一人ひとりに合った気仙沼ライフスタイルを提案できることがMINATOの大きな強みです。

■ 私たちの仕事
私たちの仕事は移住支援業務だけのように思われますが、MINATOがコーディネートするのは、移住だけではありません。移住、2拠点居住、多拠点居住、関係人口。
今日、地方への関わり方はどんどん多様になっています。
どんな関わり方でも大事なことは、「気仙沼に関わり続けたい」「気仙沼でこんなことをしてみたい」という思いを持ってもらうこと。そして、その思いを様々なかたちで繋ぐことです。
一人ひとりの気仙沼との関わり方に寄り添い、思い描く関わり方をサポートすることが私たちの仕事です。

■ 気仙沼の「空き家問題」 
2016年の気仙沼市の空家等実態調査では、気仙沼市の空き家は1,051 件と発表されています。2024年に再度空家等実態調査が行われていますが、2016年に比べて増えることが予想されています。また、2023年12月13日に施行された「改正空家対策推進特措法」により、固定資産税が6倍になる空き家の条件が拡大されました。この流れを受けてか、24年度の気仙沼市空き家バンクへの登録件数は、昨年度と比べて2倍以上となっています。

気仙沼市移住・定住支援センター MINATOは、市の事業として空き家バンクの運営を行なっています。気仙沼市の空き家バンクは市内の不動産会社と協働し、全ての物件に仲介業者がついています。空き家バンクへの登録は現在200件を超えており、60%以上が契約されています。問い合わせも多く、他自治体に比べても活用されていると言えます。

■ 気仙沼で起きている「空き家問題」アクション 
そんな中、気仙沼市では空き家を利活用する動きが生まれています。
20代〜30代の若者を中心に、元お菓子屋さんを喫茶店へ、元スナックを雑貨店へ、子どもの居場所づくりやクリエイターが集まる拠点をつくる人も出てきました。もちろん、ゲストハウスとして活用している事業者もいます。プレーヤーの中には移住してきた方も多く、まちのチャレンジを応援する風土を楽しみながら、新たな取り組みを始めています。
市としても、移住者・二地域居住者が空き家を取得する場合に最大200万円補助、空き家をシェアハウスに改修する方に最大500万円補助を用意するなど、その動きを後押ししています。

そんな気仙沼で、地域おこし協力隊として気仙沼市移住・定住支援センター MINATOの空き家バンクの運営リーダーとして働いてくれる方を募集します。

■ 空き家バンクの業務内容
①空き家バンクへの登録手続き
・提出書類の確認と市役所への提出
・現地調査、写真撮影
・Webサイトへの情報掲載
②空き家を探している方とのマッチング
・利用希望者の申請受付
・担当仲介業者の紹介
そのほかに、空き家問題を含む地域の課題に対してアプローチができます。アプローチする中で、自ら考え動き、時には市内の空き家にまつわるプレーヤーと協働しながら事業を進めることもあります。

■ MINATOの仕事で得られること
市内の仲介業者やまちを盛り上げるプレーヤーとの人脈を得ることができます。
また、起業したい方や空き家問題解決の仕組みに興味のある方は、地域おこし協力隊の予算をフルに活用してチャレンジすることが可能です。

■ こんな人が向いています。
地域おこし協力隊という制度での採用のため、3年後には独立することを前提前提とした採用となります。空き家を活用した事業を起こしたいなど目標のある方も歓迎です。
必要だと考える能力は以下です。

・空き家に対しての問題解決意識が高い
空き家問題に対して、強い興味や課題意識があること。空き家を「資産」「チャレンジの場」として捉え、リノベーションや利活用などに可能性を感じている方

・独立心と行動力
自ら地域に飛び込み気仙沼の空き家について調べ行動したいと思っている方。

■ 過去の地域おこし協力隊事例
気仙沼の地域おこし協力隊は累計33名おり、たくさんの地域おこし協力隊の受け入れ実績があります。私たち気仙沼市移住・定住支援センター MINATOも過去3名の協力隊を受け入れてきました。退任後に独立する方もおり、フリーランスで働いている方、独立して個人事業主として働いている方、会社として起業したかたなど様々なロールモデルがいます。
地域にはUターンやIターンしてきた20〜30代の若者がまちづくり活動を積極的に行っています。気仙沼は、地元企業の経営者とも距離が近く、移住者と協働し事業を起こす企業もめずらしくありません。行政との距離も近く、行政委託事業を運営している移住者もいます。市民主催のイベントも多く、様々な出会いの場があります。地域おこし協力隊の方たちは、こういった出会いの場に積極的に顔を出して、自分に似合ったコミュニティをみつけて自分らしく暮らしています。
また、まちづくりに積極的に活動しているメンバーは気仙沼に留まらず様々な地域のプレーヤーと繋がっています。たくさんの人脈と知見が得られる気仙沼で、ぜひチャレンジしてみませんか?

空き家を通じた地域活性化への可能性を感じている方、あなたのやりたいことを聞かせてください。ぜひ一度ご連絡ください。

募集要項

テーマ 地域活性化・まちづくり 被災地復興 well-being
職種 プロジェクトマネージャー コミュニティデザイン コーディネーター(つなぎ役)
雇用形態 正社員
組織形態 社団/財団
その他のキーワード 地域活性化・まちづくり 中間支援 ソーシャルビジネス・NPO
対象人材像

・地域をもっと元気にしたい!という熱い想いを持っている方。
・地域の方へご協力をお願いすることも多い職場です。仕事とプライベートを割り切らず地域でのお付き合いを楽しめる方。
・コミュニティ運営に興味のある方
・0→1の立ち上げに興味のある方
・人の思いの実現に寄り添いたい方

応募資格

次のすべての項目に該当する方を対象とします。
(1) 3大都市圏をはじめとする都市地域等から生活拠点を市内へ移し、住民票を異動することができる方
(2) 地域の活性化に深い知識と熱意を有し、積極的に活動できる方
(3) 心身ともに健康で、地域になじむ意思を有し、誠実に活動を遂行できる方
(4) 普通自動運転免許を持っている方
(5) パソコン(ワード、エクセルなど)の一般的な操作ができる方
(6) 活動期間終了後に気仙沼市において起業・就業し、本市にとどまる意思のある方

※条件不利地域(過疎法、山村振興法、離島振興法等の指定地域)以外の地域に住んでいる方が対象となります。ご自身の住民登録地について、該当するかどうか不明な場合はお問い合わせ下さい。

歓迎条件

・社会人経験がある方
・コミュニティマネージャの経験がある方

新卒エントリー
OK
未経験者エントリー
OK
勤務地の住所

宮城県気仙沼市南町海岸1-11気仙沼市まち・ひと・しごと交流プラザ2F

勤務地の詳細

気仙沼市移住・定住支援センター MINATO
宮城県気仙沼市南町海岸1-11気仙沼市まち・ひと・しごと交流プラザ2F
JR気仙沼駅より徒歩25分

勤務形態

出社

勤務時間

週29時間以内での稼働となります。

給与

月給 200,000円〜200,000円

給与詳細

月給200,000円以内(左記のほか通勤手当、賞与を支給します。)
※地域おこし協力隊制度を活用した採用となります。

福利厚生

(1) 健康保険・厚生年金の社会保険と労働保険に加入します。被雇用者負担分は上記報酬支払時に天引きします。
(2) 旅費、活動用車両の借上料、燃料費などのような隊員としての活動に要する経費は、報酬とは別に予算の範囲内で対応します。
なお、住居費については、その予算の範囲内において一部支給できることがあります。
(3) 転居に要する費用、光熱水費などの生活に係る経費、自治会費等は個人負担となります。

受動喫煙防止対策

建物敷地内禁煙

給与以外の報酬

この仕事は、地域の中と外をつなぐ仕事です。地域の中のことをよく知り様々な人と繋がる一方で、今東京の人はどんなニーズがあるのかを考え外の人と繋がる必要があります。ローカルと都市両方の現場を持つことができます。

休日・休暇

週29時間の勤務となっています。
移住センターの窓口業務は日・月・祝がお休みです。
年次有給休暇については、任用期間に応じて取ることができます。
その他の有給休暇は結婚・忌引、裁判員等として出頭する場合です。
※有給休暇の取扱いについては市の職員に準じます。

職場の雰囲気

笑いのたえない職場ですが、事業についてや気仙沼については一人一人が熱く語れるくらいの想いを持っています。
”そこそこ”ではなく、精一杯目一杯の仕事をしています。納得いかないこと理解できないことがあったら、とことん話し合う文化があります。

入社後1ヶ月後のイメージ

まずは、先輩スタッフからサポートを受けながら窓口業務をひと通り覚えていただきます。
気仙沼に移住や関係人口二拠点を考えている方にきちんとしたご案内ができるようになるために必要なプロセスです。

選考プロセス

当団体は、お互いに信頼関係を構築してからの採用をおこなっております。
1日の多くの時間を使う職場だからこそ、ビジョンミッションだけではなく「この人たちとだったら、頑張っていけそうだな」と、人として今いるスタッフみんなに共感してもらった上で、チームに参加していただきたいと考えております。

そのため、オンラインでの業務説明などの他に、オフラインでも(面接や、場合によっては団体合宿などにて)お会いしていただくことを想定しています。
選考というよりも、顔合わせやおしゃべりを通してお互いを知る時間を多く取りましょう。というスタンスです。
その分、お時間とお手間をおかけしますが、応募の際はご了承の上、お問合せいただければと思います。

代表者メッセージ

気仙沼市移住・定住支援センター MINATO センター長 千葉可奈子

こんにちは!ここまで読んでくださってありがとうございます。
センター長をしています、千葉可奈子です。

なんだか最近、人口減少だとか生成AIの台頭だとか気候変動だとか、地球も社会も大きく変わっていっているまさに変革期。
そんな感じがしませんか?
どう暮らせば幸せになれるのか?これから自分は何をすればいいのか?みんな迷っています。
答えはもちろん一人ひとり違うのですが、でもその人が描く幸せの形が実現しやすいそれぞれのローカルがあるんじゃないかな、と私は思っています。
例えば、気仙沼は57,000人のまちで、市内に住んでいる人のほとんどが市内で働いている、大企業のない、海を中心としたまちです。暮らしと働くが一緒になっていて、みんなでつくってきたまち。だからこそ得られる仲間や、自己実現があります。
それは大都市とは違うだろうし、1,000人くらいの小さなまちともきっと違います。
田舎だからってみんな一緒じゃない。気仙沼だからこそ描けるしあわせがあると確信しています。
それをいろんな人に届けて実感してもらうお仕事です。
移住センターを運営していますが、チャレンジしている問いは結構壮大だったりします。
偉そうなことを書きましたが、答えがない問いに試行錯誤迷いながらやっています。一緒に悩んで一緒に笑って一緒に手足を動かしてくれる方、ぜひエントリーお待ちしております。

[プロフィール]

1985年 気仙沼市生まれ
2011年 高崎経済大学大学院卒業
2017年 気仙沼市移住・定住支援センター MINATOに地域おこし協力隊として着任
2023年 気仙沼市移住・定住支援センター MINATOセンター長就任

企業・団体概要

  • 設立: 2015年04月
  • 代表者名: 加藤 拓馬
  • 従業員数: 9名
  • 資本金:
  • 事業内容: 一般社団法人まるオフィスは、宮城県気仙沼市に拠点をおく教育&まちづくりNPOです。東日本大震災を機に気仙沼に移住した若者と地元の若者が 2015 年春に立ち上げました。

    私たちは、“地元の課題を学びに変える”ことを目的とし、その目的に資するため、教育事業と関係人口・移住支援事業を行っています。
  • WEB: https://maru-office.com/
  • 住所: 宮城県気仙沼市南町2丁目2-17 1F
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