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2024.06.13 4750

学び・対話・協働・共創によるまちづくり。チャレンジの促進とコミュニティの創出!

気仙沼まち大学運営協議会

この求人のキーワード:

文化や価値観の異なる人々の架け橋になる 裁量が大きくのびのび働ける それぞれが自分らしく暮らせる社会 人材育成 地域活性化・まちづくり 中間支援 ソーシャルビジネス・NPO 地域活性化・まちづくり

学び・対話・協働・共創によるまちづくり。チャレンジの促進とコミュニティの創出!

私たちの仕事について

宮城県気仙沼市では、2011年の東日本大震災によって山積した地域課題に対して、自らの意志を持って解決に取り組む小さなリーダーが多く町の中で生まれる仕組みづくりをしていこうと、気仙沼全体を大学に見立て、学び・対話・協働・共創を通して新しいチャレンジを生み出していく「気仙沼まち大学構想」を掲げ、継続的にまちづくりに関わる多様な人材を育成するプログラムを実施してきました。運営協議会では、人材育成を通じて生まれた担い手たちが地域の課題解決に向けてチャレンジできるように、コーディネーターとしてサポートを行っています。

◆「気仙沼」というまち
宮城県気仙沼市は、平成の大合併で旧気仙沼市と近隣の唐桑町、本吉町と合併し、人口約6万人の町として宮城県の最北端に位置しています。古くは、江戸時代から港町として栄え、町の中心産業は漁業を中心に発展してきた地域でした。2011年の東日本大震災では、市内事業所の8割が被災し、地域の暮らしに加えて産業面でも大きな打撃がありました。その後12年の期間を経て、被害を受けた沿岸部のかさ上げ工事や防潮堤の工事も徐々に終わりが見え、ハード面での復興は落ち着いてきたところもあります。しかし、気仙沼が抱えている多様な課題に対して行動する人材はまだまだ不足していて、小さなリーダーが立ち上がり、多くのチャレンジを創出していくことが町として求められています。気仙沼の文化は、陸路よりも海路が発達していたこともあり、海外の文化を積極的に取り入れる、といった歴史も感じとれます。まさに新しい文化やチャレンジに対して受容的な土壌も特徴的なまちだと思っています。今回の募集でご一緒できる方自身が、新しい風となり、新しいチャレンジを一緒に生み出していく仲間であることを望んでいます。

◆募集する隊員の活動内容
気仙沼まち大学運営協議会では、町で様々なチャレンジが生まれる生態系をつくるため「学びの場の創出」「チャレンジャーやコミュニティの伴走」「人と人を繋ぐコーディネート」を担っているくれる仲間を募集します。業務の中では、私たちが運営している会員制シェアスペース「□ship(スクエアシップ)」の運営業務を行っていただきながら、まちづくりにかかわる市内のプレーヤーやリソースのネットワーキング、学びの場づくりや直接的な伴走にも関わっていただきたいと考えています。

会員制シェアスペース「□ship(スクエアシップ)」は、気仙沼まち大学構想を推進していく上で、地域の中でまちづくりに関わる機運醸成の場として2016年に開設されました。2019年に新しい施設に移転した後のスペースは、2021年に放送された朝ドラ「おかえりモネ」のセットのモデルにもなりました。現在は毎月約500名ほどの方にご利用いただいております。具体的な業務として、利用していただく会員への窓口業務に加え、より場として活性化していくような時間や空間づくり、また誰でも気軽に場づくりの相談に来れるような仕組みづくりを求めています。
コーディネート業務としては、自身が市内外のリソースを多く持つためのネットワークづくりや、個人やコミュニティに直接伴走しながらチャレンジの促進を行なっていただきます。すでにチームメンバーが関わっているプロジェクトに仲間として参画してもらうところから始まり、最終的には自身の思いに沿って地域の中での新しいチャレンジやコミュニティの創発に取り組んでいただきます。

募集要項

テーマ 人材育成 地域活性化・まちづくり
職種 コミュニティデザイン プロジェクトマネージャー コーディネーター(つなぎ役)
雇用形態 その他
組織形態 国/自治体
その他のキーワード 中間支援 ソーシャルビジネス・NPO 地域活性化・まちづくり
期待する成果

3年間の任期が終了するまでには、自身のやりたいことや思いに沿って、気仙沼の中で独立して事業を行なっていく、もしくは既存の事業に従事していくことを目標として取り組んでいただきたいと考えています。

◆私たちが地域の中で取り組んでいく時に大切にしていること私たちが地域の中での取り組みを推進するときに以下の4つの資質を大切にしたいと考えています。
・学びと対話を心がけている
・常に自分の中の”問い”を大切にしている
・市内外のネットワークをいつも広げようと意識している
・何ごとも面白がる
私たちは、スキルや経験より「在り方(Being)」で共感できることを重視し、その仲間を求めています。そして周りのメンバーやチームとして活動する多くの仲間もこの共感を大切にしています。この資質をすべて満たさずとも、いつも意識しながらコーディネートをやってみたい!という方とご一緒したいと考えています。

◆今回の募集の背景
今回の募集は、前任者の任期終了に伴い、新たな隊員を募集することになりました。これまでの隊員の方が担っていただいていた業務に加え、より町に出てプレーヤーやリソースとつながる役割として、新しい仲間を募集したいと考えています。
着任時には先輩隊員が1名、他の多様なメンバーが5名ほどいるチームで活動を行っています。メンバーはそれぞれ市内で様々な”顔”を持っています。気仙沼という地域の中で豊かな活動を展開していくノウハウや、「地域コーディネーター」という役割のあり方に関しても深い知見を得ることができます。

対象人材像

・気仙沼や様々な地域に関わる人やコトに探究心と好奇心を向けられる方
・チームが地域の中で大切にしていることに意識を向けて活動ができる方
・答えがない問いに向き合い続ける姿勢を持っている方

応募資格

・普通自動車第一種運転免許(AT限定可)
・社会人経験2〜3年以上(新卒の方は事前に面談などをさせていただく場合があります)
・PCスキル(Word、Excel、PowerPoint、GoogleAppなど)
・地域の活性化に知識と熱意を有し、積極的に活動できる方
・心身ともに健康で、地域になじむ意思を有し、誠実に活動を遂行できる方
・3大都市圏をはじめとする都市地域等から生活拠点を市内へ移し、住民票を異動することができる方
・活動期間終了後に気仙沼市において起業・就業し、本市にとどまる意思のある方
・年齢が20代〜40代の方で、夜の勤務なども可能な方

※条件不利地域(過疎法、山村振興法、離島振興法等の指定地域)以外の地域に住んでいる方が対象となります。ご自身の住民登録地について、該当するかどうか不明な場合はお問い合わせ下さい。

歓迎条件

・デザインスキル(PowerPoint、keynote、illustratorなど)
・ワークショップデザインスキル
・ファシリテーションスキル

新卒エントリー
OK
未経験者エントリー
OK
勤務地の住所

宮城県気仙沼市

勤務地の詳細

宮城県気仙沼市(気仙沼市まち・ひと・しごと交流プラザ2階 □ship(スクエアシップ)および気仙沼市全域)

勤務形態

出社

勤務時間

週32時間での稼働となります。
標準的な稼働時間は、火曜日から土曜日のうち4日間、12時15分から21時15分までとなります。
日曜日・月曜日・国民の祝日は原則勤務を要しません。ただし、業務によって割り振られた休日に勤務する場合は、別の日に振替となります。

就業期間

2024年7月〜2027年6月(着任時から最長3年間の就業期間となります。)※今回の募集は、「地域おこし協力隊制度」を活用しています。※雇用期間は最長3年間まで延長する場合がありますが、期間の延長については、年度毎に協議の上、双方の合意により決定します。※雇用契約は、気仙沼まち大学運営協議会と締結します。※地域おこし協力隊の委嘱は、気仙沼市が行います。

給与

月給 200,000円〜200,000円

給与詳細

月給200,000円以内(左記のほか通勤手当、期末手当を支給します。)
※地域おこし協力隊制度を活用した採用となります。

福利厚生

・健康保険、厚生年金、雇用保険の社会保険に加入します。被雇用者負担分は報酬支払時に天引きします。
・旅費、活動用車両の借上料など隊員としての活動に要する経費は給与とは別に予算の範囲内で対応します。なお住居費についてはその予算の範囲内において一部支給できることがあります。
・転居に要する費用、光熱水費等の生活に係る経費、自治会費等は個人負担となります。

給与以外の報酬

多様な方と仕事をするため、市内外で個人的なネットワークがとても広がります。
また、3年経過し退任後どのような道に進んでいくかによって、業務との関連を深めていったり、団体の他のメンバーのサポートを受けることもできます。
仕事内容としては、与えられる仕事をこなすよりも、自らやりたいことを実現したり、創り出しいく楽しさを得ることができます。

休日・休暇

週休3日(シフト制)
年次有給休暇については、任用期間に応じて取ることができます。
その他の有給休暇は結婚・忌引、裁判員等として出頭する場合です。
※有給休暇の取扱いについては市の会計年度任用職員の規定に準じます。

職場の雰囲気

20〜40代が中心の比較的若いメンバーによる職場です。
メンバーはそれぞれ地域の中で多様な顔を持ち、NPO活動をしていたり、起業して事業を行っている方もいて、様々な知見や刺激に触れることができます。

入社後1ヶ月後のイメージ

会員制シェアスペースの運営業務に慣れ、市の人材育成の取り組みについて、一通りの理解ができるようになっています。

選考プロセス

1,書類選考
資格要件(住民登録地の確認)、書類内容を本市で審査し、結果を通知します。

2.一次面談
担当者との面談にて審査を行い、結果を通知します。

3.最終面接
気仙沼市内にて面接を行います。

※応募締切:2024年7月7日(日)
※本求人は、応募があった場合、随時面接・採用を行いますので、期限前に募集を締め切ることがあります。
※応募のために必要な費用(通信費、現地で実施する面接に参加するための旅費交通費等)は応募者の負担となります。
※募集要項、履歴書の様式などの情報は、気仙沼市ホームページからダウンロードできます。
https://www.kesennuma.miyagi.jp/sec/s022/010/010/010/017/20240410101102.html

その他

これまでの気仙沼まち大学構想や運営協議会の取り組みについては、以下のリンクなどをご覧ください。

>まちをまるごと大学に——海と生きる気仙沼がその先を見据えて挑むチャレンジとは
https://drive.media/posts/15026

代表者メッセージ

チーフコーディネーター 成宮崇史

コーディネーターと言われる役割は、自身のネットワークを広げ続けたり、丁寧な個別伴走が求められたりなど、決して容易と言えるものではないかもしれません。ですが自分自身が誰かに寄り添ったり、何かを繋げたりすることで、新しいチャレンジが生まれた時にこの上ない達成感と喜びを感じることができます!
今、気仙沼では官民問わず様々な分野でコーディネーターとして活躍する人材が増え、それに伴い多世代のチャレンジの連鎖が生まれています。今回の募集では、この気仙沼の動きをより持続的に、かつ加速させていく仲間を求めています。
「気仙沼まち大学構想」という市全体を見ていく大きな構想の元で、一緒に楽しみながら活動してくれる方のご応募をお待ちしています!

[プロフィール]

立教大学コミュニティ福祉学部卒業。卒業後、児童養護施設や飲食店での勤務を経て、2011年8月に東京から気仙沼に入る。
2ヶ月半テント生活をしながらボランティア活動を行う。その後、気仙沼に残ることを決意し、仲間と共に2011年10月に任意団体NPO底上げを立ち上げ、2012年5月にNPO法人化。
2016年に立ち上がった「気仙沼まち大学運営協議会」ではチーフコーディネーターを担い、□ship(スクエアシップ)の運営から地域の中でのコーディネートに幅広く関わっている。

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企業・団体概要

  • 設立: 2016年06月
  • 代表者名: 菅原昭彦
  • 従業員数: 10名
  • 資本金:
  • 事業内容: 地域課題に対して自らの意思を持って解決に取り組む小さなリーダーが多くまちの中で生まれる仕組みづくりをしていこうと、学び・対話・協働・共創を通して新しいチャレンジを生み出していく「気仙沼まち大学構想」の実現に向け活動しています。
    会員制シェアスペース「□ship(スクエアシップ)」を拠点にしながら、多様な市民が新しいチャレンジを興し、新たな繋がりを持って持続的な活動を創り出していくサポートを行なっています。
  • WEB: https://machidai-kesennuma.jp/
  • 住所: 宮城県気仙沼市南町海岸1-11
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