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2024.11.29 58

オンラインで放課後の居場所と学びの機会を届けるプログラム企画・運営

認定NPO法人カタリバ

この求人のキーワード:

社会的インパクトを追い求める 格差の是正・誰もが機会を得られる 教育・こども 貧困問題 ソーシャルビジネス・NPO

オンライン活用で教育格差に挑む「キッカケプログラム」で、アフタースクールの企画・運営・マネジメントを担う新メンバーを募集しています。誰ひとり取り残されない新たな学びの選択肢を、全国の困難を抱える子どもに地域とともに届ける活動に、共感してくださる方のご応募をお待ちしております!

私たちの仕事について

●貧困の連鎖を学びのチカラで断ち切る
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これまでの教育や社会が取り残してきた、経済的に困難を抱える家庭の子どもたち。 外からは見えにくかった格差や課題は、コロナ禍によってあらわとなりました。なかでも、オンライン学習の普及が急速に進んでいく一方で、ICT環境が家にない子どもたちが学習機会を十分に得られないことは、大きな課題となっています。

貧困の連鎖を断ち切るのは、学びです。「困っている子どもを誰一人とりのこさず、学習機会やサポートを届けたい」という想いのもと、2020年3月にキッカケプログラムはスタートしました。これまでに、のべ2,400人以上の子どもたちとその家庭に、パソコンとWi-Fiの無償貸与、および専任の「メンター」による伴走支援を届けてきました。

●「今その子」に必要な居場所と学びの機会により、子どもたちにステップバイステップの挑戦を
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キッカケプログラムに取り組むにつれて、伴走支援に加えて、学校外での学習機会や体験の重要性がより明確になってきました。経済的な困難を抱える家庭の子どもたちは、放課後や休日の学習機会、多様な体験の機会が限られがちです。

キッカケプログラムでは、子どもたちを地域の資源や居場所に接続することで、機会格差の課題を解決することを目指しています。一方で、子どもたちの状況によっては、一足飛びに地域社会につながることが難しいことも少なくありません。”地域社会での二歩目”につながる”オンラインでの一歩目”が、事業内プロジェクトである「アフタースクール」です。アフタースクールでは、子どもたちのステップに応じた3つのプログラム(後述)を通じて、子どもたちを後押しします。

今回募集するのは、アフタースクールの運営・マネジメントを担うポジションです。子どもたちが直面する機会格差に対して、既存の型にとらわれずに挑戦し続けるキッカケプログラムの理念に共感し、アフタースクールを通じて子どもたちの可能性を最大限に引き出すことに情熱を持って取り組んでくださる方のご応募をお待ちしています。

【仕事内容】
キッカケプログラムに所属し、以下の業務を担当していただきます。
(1)アフタースクールの運営・マネジメント
(2)キッカケプログラム利用者の採択・継続・退会のオペレーション推進
業務割合は通常時(1):(2) = 8:2、年初の繁忙期のみ 5:5 程度です。

(1)アフタースクールの企画・運営・マネジメント
「放課後プログラム」、「リビングルーム」、「オケイコプログラム」の3つのプログラム全体の企画・運営・マネジメントを担当します。

◎放課後プログラム:毎日異なるテーマで開催される参加自由のプログラム。子どもたちの興味関心を引き出す「Open Doors」の役割を担います。
◎リビングルーム:メタバース空間を活用した自由交流の場。「Safe Places」として安心して過ごせる居場所を提供します。
◎オケイコプログラム:子どもたちが選択できる学習講座。「Discover」と「Do & Reframing」を担い、半期ごとに様々な講座を提供します。

〈具体的な業務内容〉

■ アフタースクール全体のマネジメント
― プログラム全体の設計・改善
― 各プログラムの連携強化と一貫性のある支援体制の構築
― 業務委託・ボランティアスタッフ(計30~40名)のマネジメント
― 現場スタッフとの協議・判断・スケジュール管理
― 事業の効率化と質の向上に向けた施策立案・実行など

■ 個別プログラムの企画・運営
― 既存プログラムの評価・改善
― 新規コンテンツ・講座の企画・開発・運営
― 参加者拡大に向けた戦略立案・実行など

現在、オケイコプログラム(半期参加者約230名)が最大規模です。放課後プログラムとリビングルームは今後の開発余地が大きく、キッカケプログラムの戦略と世界観に沿ったプログラムの再定義、及び、参加者増加を目指す段階です。

(2)利用者の採択・継続・退会のオペレーション推進
〈具体的な業務内容〉

■ 新規採択プロセス
周知活動の企画・実施、採択方針の擦り合わせ、選考プロセスの管理、採択通知、登録手続きの監督、貸与パソコン発送業務の管理など

■ 継続審査プロセス
継続希望調査の実施、審査項目の設計・整理、継続判断の協議・決定など

■ 退会(卒業)プロセス
貸与パソコン返却案内の作成・送付、イレギュラーケース対応など

※こちらの求人情報は、NPO法人ETIC.の人材紹介サービスによって募集している案件です。
面談などはETIC.コーディネーターも担当いたします。あらかじめご了承ください。

募集要項

テーマ 教育・こども 貧困問題
職種 企画・商品開発・プログラム設計
雇用形態 契約社員
組織形態 NPO/NGO
その他のキーワード ソーシャルビジネス・NPO
対象人材像

●「誰ひとり取り残されない新たな学びの選択肢を、全国の困難を抱える子どもに地域とともに届ける」というキッカケプログラムの理念に共感する方
●「教育格差」、「子どもの貧困」、「オンライン支援」、「家庭への包括的支援」などのテーマに関心がある方
●既存の枠組みにとらわれず、柔軟な発想で新しい取り組みを生み出せる方
●裁量権を持ってダイナミックに事業を推進し、自身の成長にもつなげたいと考えている方

応募資格

― 成果に向かって計画的にプロジェクトを企画・推進した経験
― 抽象と具体を行き来しながらニーズや課題を捉えて構想する力
― 仮設検証を繰り返しながら具体的にプロセスを作り込む力

歓迎条件

― 教育プログラムの企画・運営経験(オンラインプログラム経験は尚歓迎)
― 新規事業・プロジェクトの立ち上げ経験
― 数十名規模の業務委託・ボランティアスタッフのマネジメント経験
― オペレーション構築、業務フロー改善経験

新卒エントリー
NG
未経験者エントリー
OK
勤務地の住所

東京都中野区中野5-15-2(NPOカタリバ本部オフィス)

勤務地の詳細

JR中央・総武線、東京メトロ東西線「中野駅」徒歩6分

・2024年10月に本部を移転増床し、より働きやすく共創が生まれるオフィス環境の整備を進めています
・ハイブリッドワークを取り入れており、出社/在宅の割合はチームや時期によっても異なります
・一定割合の出社を推奨していますが、個別の状況なども踏まえて応相談です(但し、完全リモートは原則想定していません)

勤務形態

一部リモート勤務OK

勤務時間

11:00-20:00
※始業時間の調整など応相談です

就業期間

有期雇用(3年) ※3年後の面談で双方問題なければ無期雇用に転換または延長いたします

給与

年収 4,000,000円〜5,000,000円

給与詳細

※ただし、当社規定により経験・能力を考慮し、面接・面談後に決定

月給 28.5万円~
(45時間分の時間外手当として7.36.4万円~を含む/超過分は別途追加支給)

福利厚生

・賞与は業績に応じ年1回支給
(過去3年、給与の2ヶ月分以上を支給/初年度は勤務月数により変動)
・昇給は半年に1回、人事考課により決定
・社会保険完備(雇用、労災、健康、厚生年金)
・産育休制度
・通勤手当(上限3万円)
・帰省にかかる費用の一部補助(地方拠点のみ対象)
・健康診断、インフルエンザの予防接種
・専門家によるオンラインカウンセリング
・屋内禁煙
・副業も可能です(内容に応じて要相談)

受動喫煙防止対策

屋内完全禁煙

休日・休暇

完全週休2日(土日祝)
・夏期休暇(3日)、年末年始休暇(5日)
・慶弔休暇、産休・育休、看護・介護休暇
・有給休暇、新規入職者に対する特別休暇

職場の雰囲気

*服装は自由です
*役職は付けずお互いにあだ名で呼び合うなどフラットな社風です

選考プロセス

▼DRIVEキャリアの応募フォームより応募
▼ETIC.担当コーディネーターによる面接
▼NPO法人カタリバスタッフによる書類選考
▼一次面接(採用チーム)+Web適性検査
▼二次面接(事業責任者など)
▼現地面接(事業責任者など)
▼最終面接(代表理事・事務局長)
▼内定

※こちらの求人情報は、NPO法人ETIC.の人材紹介サービスによって募集している案件です。書類選考や面接などは、NPO法人カタリバの採用担当者のほかETIC.コーディネーターも担当いたします。あらかじめご了承ください。
※平均3~4回の面接を経て内定となります
※基本的にはオンライン面接ですが、選考プロセスのなかで一度、配属予定の拠点にお越しいただくことが多いです
※選考期間は概ね2〜4週間程度です。候補者の状況によって、最短2日にまとめて実施するなど希望に沿ったアレンジも可能ですのでご相談ください

代表者メッセージ

代表理事 今村 久美

田舎で育った今村久美の、都会で感じた都市と地方の分断や、表現しにくい分断社会に対する憤り。
都会の進学校で優等生だった三箇山優花が出会った、わがままで面白い生き方を自分で選び取る人たちの生き方。

2001年の夏、私達は江ノ島の朝日が昇るまで、海辺でそんな他愛もない話を繰り広げながら、教育を学校の外側から新しくする仕事をしたいと決めたのが、NPOカタリバのはじまりでした。

どんな環境に生まれ育っても、10代の、まだこれからなんにでもなれるあの時間に、未来はつくれると信じられる意欲と、わくわくしながら知りたいことが広がり続ける創造性を、誰しもが手にできる当たり前をつくりたい。

当時は、NPO法人という法人格の認知度も低く、周りの家族や友人たちを心配させましたし、世間知らずの大学生だった私たちに、思い描いたことを仕事にできる実力もありません。

形にならない日々に悩みながらも、「一緒にやろう」と言っていただける学校の先生方、
たくさんの支援者の方々に支えられながら、ここまで走り続けて、まもなく20年。100名以上の仲間とともに、今日も走り続けています。

経済的に厳しい環境で生きる子どもたち。ある日突然の災害で日常の環境を奪われる子どもたち。一見すると遜色ない生活をしているように見えていても、思春期ならではの葛藤で悩む子どもたち。

さまざまな環境で生きる10代と出会ってきましたが、ひとつ自信を持って言えることは、
すべての子どもたちが変化できる可能性を持っているということ。その可能性を引き出す場所は、学校だけでも、家庭だけでもないし、親や先生だけの責任ではない。

大切なのは、いまその瞬間、そこで生きているという現実を一緒に受け入れながら、
誰しもが持つポジティブな気持ちに光を当てて、一歩踏み出す出会いと機会を周りにたくさん散らすこと。
それが私たちの仕事です。

みんなが、互いの可能性を引き出せる存在になれる。10代は、社会をつくる近い未来の担い手です。学校に教育を丸投げしない新しい当たり前を、みんなでつくっていきたい。

これからもNPOカタリバは、日本中の10代の意欲と創造性を引き出せる社会を目指して取り組んでいきます。
想いをともにするみなさんの参画をお待ちしています。

[プロフィール]

1979年生まれ。慶應義塾大学卒。2001年に共同創業者の三箇山優花とともにNPOカタリバを設立し、高校生のためのキャリア学習プログラム「カタリ場」を開始。2011年の東日本大震災以降は子どもたちに学びの場と居場所を提供するなど、社会の変化に応じてさまざまな教育活動に取り組む。「ナナメの関係」と「本音の対話」を軸に、思春期世代の「学びの意欲」を引き出し、大学生など若者の参画機会の創出に力を入れる。ハタチ基金代表理事。地域・教育魅力化プラットフォーム理事。文部科学省中央教育審議会委員。東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会文化・教育委員会委員。

企業・団体概要

  • 設立: 2001年11月
  • 代表者名: 今村久美
  • 従業員数: 157名
  • 従業員数の詳細: うち正職員124名(2024年6月現在)
  • 資本金:
  • 事業内容: (1) 人づくりを通じた社会活性化に関する事業
    (2) キャリア学習イベント等活動の企画・実施事業
    (3) 普及啓発事業
    (4) 災害等により学習環境に恵まれない人たちのための、通信教育、学習相談その他の教育事業
    (5) その他目的を達成するために必要な事業
  • WEB: https://www.katariba.or.jp/
  • 住所: 東京都杉並区高円寺南3-66-3 高円寺コモンズ2F
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