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2024.12.02 460

この町全てが学びのフィールド。能登高校魅力化コーディネーターを募集!

この求人のキーワード:

チームで協力しあって動く・決める 目の前の人に寄り添う 裁量が大きくのびのび働ける 教育・こども 地域活性化・まちづくり 被災地復興 教育・人材育成 地域活性化・まちづくり ソーシャルビジネス・NPO

震災を経験してもなお、「能登だからこそできる」学びを諦めない! 豊かな自然や文化に溢れる能登半島で、高校生の学びの土壌を育むお仕事です。ここであなたの興味や経験を活かしませんか? 能登高校魅力化プロジェクトコーディネーターを大募集中!

私たちの仕事について

石川県能登町唯一の高校、能登高校の魅力化コーディネーターを新たに募集します!

<私たちについて>
石川県・能登半島のほぼ先端に位置し、近接した海と山に囲まれた町、能登町(のとちょう)。
海、山、川と自然が豊かな場所で、海の幸や山の幸の美味しい食文化が自慢です。
伝統文化も多く残り、特に祭り文化が各地域に根強く受け継がれている地域です。

町にはかつて高校3つと分校1つがありましたが、過疎化・少子化による統廃合を繰り返し、2009年に町唯一の高校として、石川県立能登高等学校が誕生しました。
世界農業遺産に認定された、自然と文化の残る能登の里山里海が丸ごと学びのフィールドです。

能登高校では生徒の多様な学びに応えるために、以下2学科が開設されています。
・普通科(文系コース・理系コース)
・地域産業科(生物資源コース・ビジネスコース)
生物資源コースの農業選択では野菜や果樹の栽培や製菓、トラクターの運転を、水産選択では実習船「おおとり丸」での体験航海や漁業実習、小型船舶免許の取得に取り組みます。
部活動では男女ソフトテニス部やアーチェリー部のほか、陸上部、商業部などが全国大会の常連。毎年全校生徒のうち1割以上が全国大会に出場しています。書道部は地域イベントで音楽に合わせた書道パフォーマンスを披露し、地域からも根強い人気があります。

しかし、この能登高校への町内進学率もまた低調が続き、存続を危ぶむ声が次第に高まりました。
そこで、町唯一の高校を守るため、2016年に始まったのが「能登高校魅力化プロジェクト」と能登高校の生徒が通う公営塾「まちなか鳳雛塾(ほうすうじゅく)」です。

<震災を経験して>
令和6年1月1日、最大震度7を記録した能登半島地震が私たちを襲いました。
震災後、能登を取り巻く状況は困難を極めましたが、そんな状況下でも、能登高生は学びを止めませんでした。
避難所運営を手伝いながら受験勉強に励み、進路実現を果たした大学受験生。
「自分の興味関心が後輩たちの学びに繋がれば」と、二次避難先からオンラインで繋ぎ、学習イベントを企画・運営した生徒もいます。
そんな子どもたちの姿を見て、私たちの使命は「教育」で能登の復興を支えることであると、より一層強く感じました。

一方で、震災の影響により能登半島の少子高齢化は想定よりもはるかに早く進むと予測され、若年層の町外転出はすでに増加の一途を辿っています。
逆境とも言えるこの状況下ですが、能登にいるからこそできる学びを諦めたくはありません。
これからの能登について、教育を通して地域全体で学ぶ場であり続けるために、能登高校魅力化プロジェクトは挑戦し続けます。

教育を通した能登の復興に取り組みたい方。
まちづくり、地域活性化、地方創生に関わる仕事をしてみたい方。
地域資源を公教育に活かしていくコーディネートをしたい方。
能登の豊かな自然・文化を堪能する暮らしに興味のある方。
ぜひ能登町でお待ちしています!

<主な業務>
1)総合的な探究の時間(総探)授業サポート
「地域の問題解決」をテーマに、学校の枠を超えた探究活動を行う高校の授業です。
単なる解決策の提案に留まらず、行動に繋げることを求めているのが能登高校の総探の特徴で、コーディネーターが総探の企画運営に深く関わり、魅力化スタッフ全員が生徒たちの伴走者として総探に参加しています。
その実践例として、
・地元特産品を活用した商品開発
・地域の隠れた魅力の情報発信で地域活性化を目指す取り組み
・低利用魚の活用を狙った商品開発
・eスポーツへの理解増進を目的としたイベント開催
・海ゴミ削減
・プロサッカークラブによる子ども向けサッカー教室企画
など、地域と高校が連携した実践的な探究活動が次々と生まれており、県内外からも注目されています。

2)国内留学生の受け入れ・サポート業務
能登高校は、地域みらい留学365(高校2年時1年間の国内留学)参画校に指定されており、今年度は4期生を迎えました。
令和7年度からは地域みらい留学(高校3年間の国内留学)についても留学生受け入れを開始します。
全国各地からやってくる留学生が、安心して能登での生活を送れるように日々サポートしています。
・留学生の募集活動、留学希望者との面談および面接などの各種業務
・地域みらい留学事務局や高校、役場との調整業務
・留学生の生活サポートや進路チューター業務
・地域内ホームステイやイベント参加などの調整

3)地域学講座「鳳雛ゼミ」の企画・運営
鳳雛ゼミは、高校生が社会人や大学生と一緒に地域を知り、地域の問題・課題を考える場です。
高校と地域の方々の協力のもと、コーディネーターを中心に企画運営しています。

4)公営塾の生徒向けイベント
公営塾「まちなか鳳雛塾」に通う生徒を対象としたイベントも企画しています。
地方においては、現代の多様で幅広い仕事や文化に触れる場面を高校生がなかなか持てませんが、そうした機会格差をなくしていくこともスタッフの大切な仕事です。
〜これまでの開催イベント例〜
・まちなかの道草:「知的な『面白い』の発見」をテーマにスタッフの個性や経験、興味関心を生かした企画
・先達との語らい:生徒自身の将来を具体化させるために、生徒が希望する進路で先を歩む大学生・社会人の方たちと語り合う企画

5)広報活動
魅力化プロジェクトの活動内容を広く周知するため、各種広報媒体の記事作成や更新業務を行います。
・能登高校HP内ページ「探究の窓」
・能登高留学HP
・能登高校魅力化プロジェクトHP
・各種SNS
・町広報誌
・塾通信「まちなかのおと」 など

<一日の業務の流れ(例)>
10:00-11:00 オンラインでミーティング(留学事業)
11:00-12:00 資料作成
12:00-13:00 昼休み
13:00-14:30 高校にてスタッフミーティング
14:45-16:00 総合的な探究の時間授業サポート
16:00-17:00 高校教員との打ち合わせ
17:30-19:00 公営塾にて事務作業、塾生と交流

募集要項

テーマ 教育・こども 地域活性化・まちづくり 被災地復興
職種 コーディネーター(つなぎ役) 事業推進 教師・講師・ファシリテーター
雇用形態 正社員
組織形態 営利企業
その他のキーワード 教育・人材育成 地域活性化・まちづくり ソーシャルビジネス・NPO
対象人材像

・教育を通した能登の復興を目指し、地域に根付いた学びの場づくりを能動的に推進する意欲のある方
・高校の生徒・教員や地域住民、公営塾スタッフとのコミュニケーションを図り、地域課題探究や地域学講座の企画運営に意欲的に取り組む方
・能登の持つ「学びのフィールド」としてのポテンシャルを模索し、他地域に向けて積極的に発信していく意欲のある方

応募資格

・活動期間中、能登町に住民票を異動し居住できる方
・基本的なPC操作スキル
・心身ともに健康で、関係者と協力しながら仕事に取り組む意志のある方
・地域おこし協力隊規定に基づき、転出地の地域要件あり

歓迎条件

・社会人としての勤務経験
・アイデアをカタチにする意欲や経験
・ワークショップ・イベント等の企画・運営経験
・教員免許(お持ちでなくてもまったく問題ありません)
・普通自動車運転免許(所持されていると生活や業務の幅が広がります)
・広報、企画、営業等各種業務経験
・海外出身スタッフの受け入れ経験があります(日常会話または学習指導に従事できる程度の日本語能力を保持していることが望ましい)

新卒エントリー
OK
未経験者エントリー
OK
勤務地の住所

石川県鳳珠郡能登町宇出津タ80 NTT能都ビル1F

勤務地の詳細

<勤務地>
能登町公営塾「まちなか鳳雛塾」
北鉄奥能登バス「能登町役場前」から徒歩3分
※公営塾以外に、能登高校での現地勤務あり

勤務形態

一部リモート勤務OK

勤務時間

10:00〜19:00

※いずれも休憩時間1時間を含む
※フレックス・リモート勤務は一部可能(要相談)ですが、コアタイムの現地勤務は必須です。
※担当業務の状況や適性を鑑み、契約期間中に協議のうえ勤務時間の変更を行う場合があります。
※任期終了後の将来を見据えた活動に並行して取り組みたい方は、勤務時間を柔軟に調整することもできます。(要相談)

就業期間

能登町地域おこし協力隊員として委嘱、任期は最長3年〔36ヶ月〕 ※地域団体配置型として運営会社(合同会社能登みらい創造ネットワーク)に任用〔運営会社との雇用関係〕

給与

月給 200,000円〜233,000円

給与詳細

・町規定により2024年度は月給200,000円、2025年度より月給233,000円となります。
・期末手当あり(1年目200,000円、2年目300,000円、3年目400,000円)
・業務に支障のない兼業可能(要相談)

福利厚生

・住居は町が用意または家賃を補助(家賃負担は基本なし)
 ※光熱費・通信費・自治会費等は自己負担
・社会保険(健康保険・厚生年金保険・雇用保険)加入
・社用車あり(私用にも利用可) 
・活動に係るパソコン、消耗品、研修旅費等活動経費は、予算の範囲内で当社が貸与・負担

受動喫煙防止対策

屋内禁煙

休日・休暇

・土日、祝日(完全週休2日)
 ※ただし必要に応じて土日・祝日の出勤可能性あり(別途振替休日を取得)
・有給休暇
・夏季休暇
・年末年始休暇

選考プロセス

書類選考
 ↓
1次面接 (オンライン可)
 ↓
2次面接
 ↓
採用(試用期間なし)

※現地見学は必須とさせていただきます。

その他

これまでの活動や日々の様子はWEBサイトやSNSで発信していますのでぜひご覧ください。
・WEBサイト https://notoko-miryokuka.com/
・Facebook https://www.facebook.com/machinakahousu
・Instagram https://www.instagram.com/machinakahosu/
・以前の求人記事 https://shigoto100.com/2022/05/noto_2.html
・参考記事 https://www.mita-hyoron.keio.ac.jp/features/2021/07-2.html (三田評論 移住者が取り組む「教育×地方創生」──能登高校魅力化プロジェクトの今)

代表者メッセージ

能登高校魅力化プロジェクト プロジェクトマネージャー/地域・教育魅力化コーディネーター 木村 聡

能登半島地震から10か月以上が経過し、人も自然も傷ついた能登町で、私たちは挑戦を決して止めません。地域の資源や人材を活用し、能登高校の魅力を引き出す教育活動を通じて、地域全体が未来に向かう力を育むことを目指しています。また、「生徒一人ひとりの成長と自己実現を支援する」ことを目的に掲げ、高校生が自身の可能性に気づき、それを伸ばすための取り組みを進めています。このプロジェクトをともに推進し、地域と学校をつなぐ仲間を募集しています。
私たちの活動は、能登高校を支援するだけでなく、地域の方々と連携し、若者たちが主体的に学び、成長し、自己実現に向かう場を提供することを目指しています。能登の自然や文化、人々の知恵を取り入れた探究的な学びは、能登ならではの貴重な体験です。生徒一人ひとりが地元の課題を学びに変え、地域の未来に関わるきっかけをつくることが、私たちの大きな使命です。
このプロジェクトでは、能登高校や地域の方々と協力し、震災後大きく変化する状況に柔軟に対応しながら、多様な活動を展開していきます。挑戦の連続ですが、だからこそ未踏の道を共に切り拓き、能登高校と地域の未来をともに支え、成長していく仲間を求めています。
能登の地で、教育の力を通じて生徒の成長と地域の未来を創る旅に、一緒に挑んでみませんか?

[プロフィール]

慶應義塾大学商学部卒。卒業後は日本ガイシ(株)入社。
2005年からベネッセコーポレーション。
進研ゼミ中学講座の業績管理業務を担当したのち、ベネッセ教育総合研究所の研究員として子どもや保護者、教員を対象にした社会調査や学習法研究などに従事。退職後、2018年に石川県能登町にIターン。
現在は能登町が町内唯一となった能登高校の存続と発展に取り組む高校魅力化プロジェクトのマネージャー/コーディネーターとして、地域探究授業のサポートやふるさとを見つめ直す地域学など教育と地域をつなぐプログラムを仕掛けているほか、能登町営まちなか鳳雛塾の運営や地域みらい留学(全国募集・高2留学)の受け入れといった新しい学びの機会提供にも尽力している。
能登半島地震の発災後は能登高校の教室を活用した子どもの居場所づくり、地域の公園を活用した子どもの遊び場づくりにも継続的に取り組んでいる。

スタッフの声

木村 聡

2024年1月1日、大地震が能登を襲いました。
震災の影響は今なお色濃く残っており、地域の復興には多くの課題が山積しています。しかし、これからの能登を本当に力強く再生させるには、人と地域の未来をつなぐ「人財育成」が欠かせません。
大学や専門学校がない能登町では、地域の最高学府として高校が果たす役割はますます大きくなっています。
魅力ある高校づくりは、そのまま地域の未来を形作ることにつながります。高校を魅力的で活気あふれる場にすることは、未来の能登を創ることそのものです。そしてその挑戦は、能登だけでなく、いずれ日本全体が直面する問題解決のモデルとなるでしょう。
震災後の能登の姿は、30年先の日本が直面する課題を映しているとも言われています。その最前線で、高校生たちが学び成長する環境を一緒に作り上げませんか?
報酬面では都市部の民間企業の水準には及ばないかもしれません。しかし、それを補って余りある裁量権、やりがい、そして成長がきっとあります。
高校魅力化コーディネーターの仕事とは、一言で言えば「問題解決」であり、地域のピンチをチャンスに変える仕事です。震災後の逆境下にある能登で、こんな仕事に一緒に挑戦しませんか?
・震災を乗り越えて学び続ける高校生のための学習環境づくり
・高校生一人ひとりが「自分らしい未来」を描ける進路選択のサポート
・豊かな地域資源や震災経験を活かした教育プログラムの企画、推進
能登でしかできない経験や、ここでしか出会えない人々とのつながりが、あなたの人生に新たな彩りを加えるでしょう。そして、これまで気づかなかった自分自身の新たな可能性にも出会えるはずです。
あなたの挑戦を、心からお待ちしています!

企業・団体概要

  • 企業・団体ページ
  • 設立: 2019年09月
  • 代表者名: 竹内 剛
  • 従業員数: 17名
  • 資本金:
  • 事業内容: <能登高校魅力化プロジェクト事業>
    石川県能登町唯一の高校「能登高校」の存続のため、2016年に立ち上がったプロジェクトです。
    「総合的な探究の時間」の授業運営サポートや公営塾「まちなか鳳雛塾」の運営、地域みらい留学・地域みらい留学365事業の推進業務を行なっています。
  • WEB: https://notoko-miryokuka.com
  • 住所: 石川県鳳珠郡能登町字上町イ字46番地9字上町イ字46番地9
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