●FSCの理念に共感する方
●日本を含めた世界の森林保全や森林生態系、森林に強く依拠してきた人々の人権や社会的問題等に強い関心があり、それらが直面する課題に取り組みたい意欲をお持ちの方
●世界の森林の責任ある管理を通じた森林産物の持続的利用が可能となる社会を作っていきたいと考えている方
●そうしたことへの情報収集や情報提供に対して強い意向のある方
●国内の林業者、企業、自治体、行政、NGOなどと積極的にコミュニケーションを取っていきたい方
上流から下流まで多様な担い手と協働し、規格・基準づくりや啓発・プロモーションで、持続可能な林業の枠組みをつくる仕事です。
NPO法人日本森林管理協議会(以下、FSCジャパン)は、国際的な森林認証制度を運営する森林管理協議会(Forest Stewardship Council®、FSC)の日本支部です。日本国内でFSC認証の普及・拡大を担っています。
🔽人と森の持続可能な共生を目指して
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FSCは約30年前に国際的な森林管理組織として誕生しました。発端は欧米の熱帯材不買運動です。熱帯産木材が環境破壊や人権侵害につながるとの指摘があり、運動が拡大しました。
しかし、適切に管理された木材かどうかを判別する仕組みがなかったため、木材は一律に売れにくくなります。収入源を失った林業者は森林を農地に変え、森林破壊は止まるどころか加速しました。
森林を全面的に保護するだけでは森林保全はできません。木材・紙を使う社会で、適切な森林管理により環境・社会・人権への配慮を両立し、持続可能な林業を続けるために、森林認証制度が生まれました。
🔽上流〜下流まで、一気通貫で関わり、日本の林業の復興を支える
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FSCジャパンは、国際基準に則った森林認証の普及を国内で進め、日本の認証材の活用を促すことを通じて、環境面・社会面・経済面のすべてに配慮しながら、日本の林業も復興させていくことを目指しています。
FSC認証には「FM認証」と「CoC認証」の2種があり、実際の審査は国内の第三者認証機関が担当します。上流(森林)、中流(加工・流通)、下流(小売・消費者)まで、森林に関わるすべてのステークホルダーと関係を持ち、各段階で必要な支援・調整・啓発に取り組んでいます。
▍上流(森林・林業)
森林が適切に管理されていることを評価する「FM認証」の日本基準の作成、森林への現場訪問、認証取得希望者向けの説明会の開催などを行います。
認証林には、先住民族や地域住民がクレームや協議を行える仕組みがあるため、当事者にその仕組みの周知・説明を行うこともあります。
▍中流(加工・流通)
森林由来の製品(木製品や紙製品など)を扱う加工・流通業者向けの業務を行います。認証林から消費者に届くまでの加工・流通過程を評価する「CoC認証」の日本基準の作成・改定、個別相談への対応、説明会の開催などを担当します。国産認証材の活用を促すため、認証林と加工・流通事業者のマッチングを目指すイベントの開催等を行います。
▍下流(小売・消費者)
小売・消費者向けの広報・啓発や、小売事業者向けのプロモーションライセンス業務を担当します。加工には関わらず「CoC認証」の対象ではないが、販売や宣伝で「FSCマーク」を利用したい企業が対象です。(例:大手スーパーマーケットや食品·飲料メーカーなど)
🔽認証林の信頼性と価値を高める。事業を共に進めるメンバー募集
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この度、業務を安定的に推進するため、新たに2名を採用することになりました。上記の上流工程を主に担う【森林部門】のメンバー、中流・下流工程を主に担う【サステナビリティ部門】のメンバー、各1名ずつの募集です。最初の3カ月は研修期間として両部門の業務を一通り学んでいただき、本人の希望や適性を見て役割を決めます。
人と森林の持続可能な共生に貢献したい方、日本の森林・林業の課題に取り組みたい方、ご応募お待ちしています。
【森林分野】
現在、1名で業務を遂行しており、即戦力として業務に従事していただける方を求めています。日本各地の森林の現場訪問とともに、FSC国際事務局からの英語文書(基準・ガイダンス等)の日本語化が大きな業務です。
<業務内容>
・FSC認証制度支援(FSC認証の指針・規格関連の専門的な内容に関する業務や企業等からの問合せ対応、行政への政策提言など
・森林訪問、その地域の情報収集
・林業者、木材事業者等ステークホルダーとのコミュニケーション
・その他以下のサステナビリティ分野の業務も必要に応じてサポート
【サステイナビリティ分野】
現在3名が勤務しており、営業・マーケティング的な動きが多いです。プロモーションライセンスの意義づけや継続支援、対話の継続など、理念を伝えつつ、ステークホルダーと関係を築く力が重要です。定期的な請求・入金管理などの事務作業もあり、本人の希望や適性、必要に応じて、最初は事務補助から関わっていただくこともあります。
<業務内容>
・FSC商標管理(ライセンスの契約業務、請求業務、マニュアル作成、企業からの問い合わせ対応、FSC商標を使用した広告宣伝の承認作業など)
・広報全般(FSCグローバル発信ニュースの翻訳・配信、FSCジャパン発信のプレスリリースやニュースの作成・配信、メディアクリップ、各種情報収集、SNS投稿、メディア対応、ウェブサイトの管理等)
・普及啓発業務やB to Bマーケティング活動(講演会、イベントやワークショップの企画・実施・運営等)
・森林産物の市場における新規市場開拓/新規マーケット開発(天然ゴム、ファッション等)
・企業、NGO、自治体とのコミュニケーション
・総務関係(経理、会員制度など)のサポート
【各分野での共通業務】
・FSC国際事務局(ドイツ)やアジア地域事務所(香港)、その他各国オフィス等との連携(国際会議への参加、グローバルキャンペーンの実施、メールやミーティングでのやり取り、翻訳作業など)ほか、実際の森林のフィールド訪問の機会も多々あり。
| テーマ | 環境・自然 サステナブル 農林水産 |
|---|---|
| 職種 | 事務局・カスタマーサポート コーディネーター(つなぎ役) アドボカシー・政策提言 広報・PR |
| 雇用形態 | 契約社員 |
| 組織形態 | NPO/NGO |
| その他のキーワード | サステナブル・環境・生物多様性 SDGs |
| 対象人材像 |
●FSCの理念に共感する方
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| 応募資格 |
●大学卒業以上の学歴
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| 歓迎条件 |
●林業、製材業、製紙業、印刷業、家具・建築業等木材・紙ほか森林産物の分野における経験(特に森林分野を希望する場合)
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| 新卒エントリー |
NG
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| 未経験者エントリー |
OK
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| 勤務地の住所 |
東京都新宿区西新宿7-4-4武蔵ビル5F |
| 勤務地の詳細 |
国内外出張あり。状況に応じてリモートワークも可能です。ただし、首都圏あるいはその近郊に在住し、都内の弊会事務所に出勤可能なことが条件となります。 |
| 勤務形態 |
一部リモート勤務OK |
| 勤務時間 |
所定労働時間7.5時間/日、休憩時間1時間/日 |
| 就業期間 |
2026年4月~(採用日はご相談に応じます)はじめの3ヶ月間は契約職員として「研修&試用期間」とします |
| 給与 |
月給 250,000円〜400,000円 |
| 給与詳細 |
最初の3ヶ月は契約職員として「研修&試用期間」とします。契約職員時は年齢層に応じ月収25〜40万円程度、正式登用後は年齢・経験に応じ月収30〜50万円程度となります。賞与、退職金はありません。 |
| 福利厚生 |
社会保険完備。交通費支給(居住地から事務局まで片道最大2,000円程度)、出張手当あり |
| 受動喫煙防止対策 |
禁煙 |
| 給与以外の報酬 |
●森林保全という地球規模の問題に取り組むことが出来る。
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| 休日・休暇 |
完全週休2日制、有給休暇(初年度10日。入職日から取得可)、産前産後休業、育児・介護休暇、特別休暇(慶弔など)、夏季特別休暇あり。 |
| 選考プロセス |
■DRIVEキャリアの応募フォームより応募
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| その他 |
定年は満65歳とする |
ボランティアか、副業か、転職か、起業か...それは 自分の想いをカタチにするための手段に過ぎません。
ETIC.は、手段に捉われずに自分らしいキャリアを歩 むことを全力で応援するために、
働きながら次のチャレンジに向かうお試し機会や副業など、多様な機会を提供しています。
ソーシャルキャリアに関する情報・機会は、「ETIC. キャリアサービス」として統合的に、情報提供をしています。
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