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2024.10.09 1739

【未経験可】災害支援の仕組み作りに貢献する広報・ファンドレイジング担当

この求人のキーワード:

裁量が大きくのびのび働ける 自立的に動く・大人な組織 社会システムをつくる 被災地復興 中間支援 防災

災害支援の最前線で、企業をはじめとするステークホルダーの連携を強化する仕事です。緊急災害時に集中する問合せ対応、企業や団体での防災イベントの企画・運営をお任せします。

私たちの仕事について

公益社団法人 Civic Forceは、災害時の緊急支援活動を専門とする中間支援組織です。「誰もが相互に協力し合い、市民(Civic)の力(Force)で災害に強い社会をつくる」をビジョンに掲げ、国内外で大規模な災害が起こったとき、企業、NPO、行政などが対等なパートナーシップのもと協働し、最も効率的で効果的な支援を行えるよう連携の仕組み作りを推進しています。個々の強みを活かしながら、被災地のニーズに応える支援を届け、また被災地の経験や教訓をもとに、災害に強い地域づくりをサポートしています。

活動を始めたきっかけは、2004年に起きた新潟県中越地震です。当時、災害支援にかかわる様々な組織が、日頃から連携体制を構築しておくことの重要性を感じ、Civic Forceを立ち上げました。以来、いざというときに必要な人々に必要な支援を届けるため、平時からさまざまな準備を進めています。

主な連携セクターは、中央政府、NPO・NGO、企業、自治体、医療機関、一般市民、有識者、メディアです。Civic Forceは、これらステークホルダーの調整事務局として常にそれぞれの役割を活かしながら、つなぐ機能をアップデートしています。

●被災地のニーズに即した災害支援をアジアにも展開

発災直後から復旧・復興まで、被災地のニーズに即した支援を一刻でも早く届けるため、Civic Forceでは次の3つを軸に活動しています。

・緊急即応体制をつくる
災害発生時、一刻も早く、一人でも多く救うために、平時から企業、NPO、行政などと連携体制を整え、個々の強みを生かした支援を目指しています。

・被災地を支援する
各地で頻発する災害においてCivic Forceはいち早く支援に動き、以降、移り変わる被災地のニーズに応えるため、さまざまな支援を続けています。

・アジアに展開する
日本の震災の経験から何を学び、何を共有するのか。今後も起こりうるアジア太平洋地域の災害において、各国のパートナーと協力体制を整えています。

Civic Forceではこれまで1,000以上の企業との連携をコーディネートすることで、延べ12万人以上の支援につなげてきました。今年1月1日に起こった能登半島地震では、緊急支援プロジェクト「空飛ぶ捜索医療団"ARROWS"」の一員として各連携セクターとより効率的で効果的な支援を調整。Civic Forceは東京・佐賀の拠点で必要な情報提供などを行い、各支援団体は元日から被災地へ向かい緊急支援活動を推進するなどそれぞれの役割を担ってきました。また、被災した地域の復旧・復興を中長期的な視点で後押しする独自プログラム「NPOパートナー協働事業」も実施しています。

●緊急災害時の連携をより強化。企業連携・イベント担当を募集!

事業拡大期にある中、緊急災害時を中心とした企業や団体等との連携体制を強化するため、広報・渉外部の企業連携・イベント担当を募集します。各関係者や災害支援に関心を寄せてくださる方々との信頼関係を築く、重要な役割のポジションです。

採用後は、東京または佐賀の事務所で勤務し、まず災害緊急時を中心とした窓口対応、また企業連携や防災イベントの企画運営等に従事していただきます。

【主な業務内容】
・緊急災害時を中心とした企業、団体、個人などからの問い合わせ窓口対応
・緊急災害時を中心としたHP等での情報発信
・支援・協力企業への活動報告
・防災イベントでのブース出展など企画・運営(防災訓練、寄付者を募るイベントなど、企業・団体の要望などに合わせて内容を一緒に企画し、実施します)
・緊急災害時に備えたクラウドファンディング運営(年複数回)
・緊急災害時支援活動及び平時に実施する緊急時支援体制整備活動の補助 等。

現在、広報部には3名在籍。採用された方は、経験やスキルを考慮のうえ業務内容を決定し、相談しながら活躍の幅を広げていただきます。

※国内出張あり(年4、5回以上)
※緊急災害が起こった際、広報部では資金調達のためのクラウドファンディング立ち上げ・運営、企業や個人の方などからの問い合わせ対応が中心業務となります。

募集要項

テーマ 被災地復興
職種 カスタマーサクセス 事務局・カスタマーサポート
雇用形態 正社員
組織形態 NPO/NGO
その他のキーワード 中間支援 防災
期待する成果

・団体の活動やメッセージを伝えるスポークスマンとして、Civic Force や災害支援に関心を持ってくださる企業や個人の方々との信頼関係を築き、その先の災害支援の強化に活かしていただくこと。
・採用後1年後を目安に、自分で戦略を立て、PDCAサイクルを組み立てながら、企業担当の責任者として事業を動かしていくことを期待しています。
・ゆくゆくは緊急災害時の協力企業を中心とした企業開拓でも力を発揮してください。

対象人材像

・国内外の災害支援に対する関心の高い方
・自分の経験やスキルを活かして災害時の支援を加速させたい方
・フットワークの軽い方(状況に応じて現地に向かえ、広報的な情報発信ができ、問い合わせ対応での現地案内ができる人だと尚可)
・イベント運営などで、いろいろな関係者とのコミュニケーションを活かしながら、一つの目的を達成できることにやりがいを感じられる方
・自身のスキルを高めながら、災害支援のプロを目指したい方

【こんな人は向いていないかも】
・被災地の現場で直接支援に携わりたい方
(Civic Forceでは、中間支援組織として、災害支援専門のネットワークを最大限に活かすことに注力しています。現場支援は各専門団体が行うなど役割分担をしながら効果的な災害支援を行っています)

応募資格

・正しい日本語で会話やメールができる方(母国語レベル)
※英語での業務遂行が可能であれば尚可
・高いコミュニケーション能力、責任感と協調性を有する方
・学士以上
・NPO・NGO、国際協力・開発系の機関・企業等での勤務経験2年以上
(パート・アルバイト・インターン期間は含めず)
・マイクロソフトWord、Excel、e-mail等のPCスキル
・普通自動車運転免許(AT限定可。ペーパードライバー不可)

歓迎条件

・NGOの幅広い業務に臨機応変に対応できる方
・国内外での人道支援活動の経験及び類似業務の経験があれば尚可
・salesforceやkintone、google等のアプリなどの使用経験があれば尚可
・長く勤務いただける方(定年65歳)

新卒エントリー
NG
未経験者エントリー
OK
勤務地の住所

佐賀県佐賀市松原1-3-5 まるなかビル6階(佐賀事務所)

勤務地の詳細

東京事務所:東京都渋谷区富ヶ谷2-41-12 富ヶ谷小川ビル2階
※入職後はまず1~3ヵ月間、佐賀事務所で勤務していただきます(滞在先は団体が提供)。
その後、東京勤務を選択される場合、渋谷の事務所に勤務いただきます。

勤務形態

出社

勤務時間

平日9~18時(時短勤務も応相談)
※原則、出社
(勤務開始から1年経過後よりリモート勤務可能)

給与

月給 240,000円〜400,000円

給与詳細

※年齢、経験、能力を考慮のうえ優遇します。
※勤務開始から3カ月間は試用期間(条件同じ)
※待遇条件の詳細については面接などでご相談ください。

※交通費支給(上限3万円)、車通勤可(佐賀勤務の場合。駐車場有り)
※昇給、賞与支給の可能性有り

福利厚生

・各種社会保険完備(健康保険、厚生年金、雇用保険、労災保険)
・産休・育休制度(取得実績あり)

休日・休暇

完全週休2日制
※休日に出勤する場合には振替休日の取得が可能
※勤務開始から半年経過後に有給休暇10日間付与
※夏季特別休暇、年末年始休暇あり

選考プロセス

応募フォームから必要事項を送信

書類選考

公益社団法人Civic Force採用担当者による面接

代表者メッセージ

代表理事 根木 佳織

公益社団法人Civic Forceを設立したきっかけは、2004年の新潟県中越地震での経験です。「Civic Forceのような役割を発揮する組織がない。それなら創ろう」と、立ち上げました。

海外の人道支援、災害支援では、通常、国連が中心となって調整役、各国からの支援をさい配します。しかし、日本は被災した自治体が機能していることを前提に、さい配機能などを行うことが当たり前となっています。私は、大規模な災害が起こった際、大きなさい配機能を担う民間団体があっても何ら不思議ではなく、むしろ必要だと感じてCivic Forceを立ち上げました。

Civic Forceでは、設立以来、災害支援にかかわる様々な組織が、日頃から連携体制を構築することで、いざというとき、必要な人々に必要な支援を届けられるよう、そのためのプラットフォーム(土台)の役割を果たせるよう尽力しています。

調整役にはなかなか緊急災害時に必要となる資金が集まりにくく、5年ほど前までは理解者を集めるのに苦労を重ねました。しかし、少しずつ多くの支援を得られるようになり、2019年12月には緊急災害支援プロジェクト「空飛ぶ捜索医療団”ARROWS”」の設立に参画し、より早く、多くの人を救える体制を整えています。また現在は事業拡大の段階を迎えています。

「災害は毎年起きる」。この覚悟を持って私たちは活動しています。災害支援に関心をお持ちの方、災害支援のプロを目指したい方、「Civic Force(市民の力)」で一緒に被災地を支える仲間として、災害支援プラットフォームの機能拡大に力を貸してください。

[プロフィール]

京都府宇治市出身。大学卒業後、国際協力などを行うNPO法人「ピースウィンズ・ジャパン」(本部・広島県)に入り、アフガニスタンで難民支援に従事。国連の機関に出向し、イラクの人道支援などにも携わった。現在、佐賀市在住。家族と九州の温泉地などを巡るのが息抜き。

スタッフの声

●広報・渉外部長 新海美保

被災した人の命を救ったり支援物資を届けたり、現場スタッフの懸命な活動を寄付者の方にしっかり伝え、さらなる支援につながったとき、やりがいを感じます。被災地外のたくさんの「助けたい」という思いを、被災地へ届けることも私たちの重要な役割の一つで、寄付が増えることで被災地の現場でできることも増えます。他方、企業対応が増加すると、支援者目線に偏った広報活動をしがちでバランスも大切。「被災地で本当に役立つ支援ができているか」と客観的にとらえる視点も重要だと感じています。

●代表理事 根木 佳織
大きなやりがいを感じるのは、日頃から準備を整えてきた支援の仕組みが被災地でしっかりと機能したと実感できたときです。企業・団体と普段から対話を重ね、準備し、訓練を積み重ねたうえで届けた支援活動が現地の人たちの役に立てたと感じたときは、「また頑張ろう」と大きなモチベーションになります。

また、資源を最大限に活かしながら現場でいかに発揮するか、仲間や多様なステークホルダーと協力しながら、多様な専門団体の力をつなぎあわせることに関心がある方にもおすすめの仕事です。「現場でネットワークの力が発揮された」と実感できたときの喜びは大きいです。

企業・団体概要

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