●国内の食品ロス22%が食品開発・製造・流通プロセスで発生している
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世界的に食糧不足・環境問題が叫ばれる中で、食品が完成し、消費者に届くまでにすでに22%のロスがあることはあまり知られていません。代表の小池さんは、マルコメ時代にその事実や食品業界の抱える課題を目の当たりにしてきました。日本でここまで多くの製造プロセスでの食品ロスが生まれてしまうのは、大きく以下3点が起因しています。

①極めて高い品質管理
2000年以降、雪印、JTなど大手食品メーカーでの不祥事が頻発したことで、神経質なまでに品質管理を徹底するようになりました。結果的に、ロットの中で1つでも異物があればすべて破棄されたりと、安全確保と生産効率を鑑みる中で、必要以上に多くのロスが生まれています。

②商品サイクルが早くなっている
みなさん体感があると思いますが、食品の商品サイクルはとても短く、売れなければ新商品に次々に置き換わっていきます。その中で原材料や商品在庫を一定確保していると、商品切り替えのタイミングでこれもロスに繋がります。

③古くからの商慣習
野菜・肉などの流通と同じく、古くから商社や卸から材料を調達する慣習があり、品質管理や機密情報などの観点から調達ルートは固定化している食品メーカーが多いのが現状です。それ故に情報がブラックボックス化され、「ロスの少ない効率的な調達・流通」は、実現が難しいという状況にあります。

●食品業界の構造的な課題に切り込み、製造プロセスでのロスを減らしたい
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小池社長がこれらの食品業界が抱える課題を解消し、製造プロセスで生まれる食品ロスをなくしたいと立ち上げたのが「シェアシマ」です。
「シェアシマ」は、食品の原材料の売買ができるBtoBプラットフォームです。
https://shareshima.com/
2019年にサービス開始し、現在、登録企業数は2500社を超えています。一番の特徴は、売り手も買い手も会社名を明かさずに取引ができること。プラットフォームとして、シェアシマが品質を保証していくような建付けです。それにより、今まで商慣習にネガティブな影響を与えることなく、ロス削減のための効率的な取引を可能にします。

リリースから大きな話題・共感をよび、登録社数は伸びているものの、取引実績はまだ少ないのが現状です。これからこのスタイルをどう定着させていくかは、文化・習慣を変える大きな挑戦だと思っています。現在は、登録企業の85%が買い手側です。売り手として、これまでの商慣習から外れたルートで商品を販売することにはまだハードルがあるのだと感じています。加えて、「シェアシマ」自体のサービスがもっと利用しやすいものに成熟していく必要性も当然あるような状態です。

●今年度が勝負のとき。サービス基盤を確立し、事業規模10倍へ成長をめざす。
売り手に寄り添い、使いやすいサービスを整えるカスタマーサクセス立ち上げメンバー募集
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売り手側の企業が、不安なく利便性も高いサービスを利用できる状態を実現することが、今一番大切なことです。
そのために「カスタマーサクセス」の部門を立ち上げることを決めました。
今回は、その立ち上げメンバーを募集します。

【業務内容】
・カスタマーサクセス部門の立ち上げ、KPI設計、戦略策定・実行
・新たな料金プラン改定、アップセル、クロスセルなどのレベニューマネジメント
・クライアントとの信頼関係強化
・クライアント向け導入支援、活用支援サポート業務
・セミナーや展示会、キャンペーンなどの企画立案・設計・実行
・MAツール(マーケティングオートメーション)の運用
・フォールドセールス、マーケティング、オペレーション、システムなど各部門との連携