キャリアコーディネーターがサポート リモートワークOK フレックスOK 副業OK
2025.01.14 196

全国のこどもの「あそび」を支える!全国ネットワークの事務局長候補を募集

特定非営利活動法人Chance For All

この求人のキーワード:

フラットな組織・仲間 誰も取り残さない社会 子育て支援 well-being 教育・こども 教育・人材育成 防災

プレイカーを全国展開し、こどもの「あそぶ権利」を保障する事業の立ち上げ・マネジメントを担う人材を求めています

私たちの仕事について

●生まれ育った家庭や環境に関わらず、だれもがしあわせに生きていける社会の実現
======================================================

NPO法人Chance for All(以下、CFA)は、「生まれ育った家庭や環境に関わらず、だれもがしあわせに生きていける社会の実現」を目指し活動しています。こどもたちは生まれる家庭や育つ環境を選ぶことはできません。その一方でこどもたちの人生はそれらの環境から強く影響を受けます。わたしたちはどんな環境にある子も幸せに生きていけるように、地域のみんなでこどもたちを見守ること、こどもたちが自分の意志で自由にアクセスできる居場所やあそび場(学童保育、駄菓子屋、廃材を使って遊べる『あそび大学』など)を運営すること、あそびや居場所の大切さを研究したり社会に伝えたりするなどの活動を行っています。

●平時のこどもたちのあそび場や居場所を増やすことと、
災害時のこどもたちのあそび場の確保の両立を目指す「J-CST(ジェイキャスト)」を創設
===============================================

災害時のこども支援は、個々の団体の活動に依存しがちであり、医療やインフラ支援に比べると団体同士の連携や自治体との連携も進んでいません。

家や親しい人を失ってしまったこどもたちや、家から遠く離れた学校に通わざるを得ないこどももいますが、ゆっくり話を聞いてあげる大人の存在や友達同士で思いっきり発散するような機会もありません。また、災害が発生すると、公園や学校の校庭や体育館など、「こどものあそぶ場所」が避難所や仮設住宅になってしまいます。生活再建を前に、こどもたちは後回しにされてしまう現実があります。

また一方で、被災前からこどもたちが自由に遊べる居場所がなかったことも、被災地のこどもたちの声からわかってきました。過疎地域は少子化で隣近所が遠く、こどもたちが自由に友だちと遊ぶことができません。しかし都市であっても、こどもたちは習い事で忙しかったり、自由に遊べる場所がなかったりして、健やかに成長していくために必要とされる遊びや体験の機会は全国的に減少しています。学校教育は少しづつ前進していますが、極端に少子化が進む中でいじめや不登校、児童の自殺は逆に激増しています。私たちは、放課後の変化(こどもの自由な時間やあそびの減少)が今のこどもたちの苦しさに大きく影響しているのではないかと考えています。

そこで、機動的にあそび場を展開できるプレイカー(※)を用いて、平時は全国であそび場支援を行い、災害時は迅速かつ専門的に被災地のこども支援を行うためのチーム「J-CST」を創設することになりました。こどもの居場所、遊び場や遊び方を提供している全国の団体をネットワーク化し、災害時でもこどもがこどもらしくいられる場所と機会をすばやく提供することを目指します。

※移動式あそび場(プレイカー)とは
車に様々なあそび道具や素材を載せて、公園や仮設住宅、公民館などを移動しながら各地であそび場を開催する取り組みです。搭載した多様な玩具や素材であそぶことができるほか、プレイカーの中でごっこ遊びをしたり、すべり台で滑り降りたり、たくさんのあそびを展開することができます。ドイツでは、遊び道具を積んだ「プレイバス」が約400台、自治体や企業連携で展開されています。

●こどもの居場所・遊び場を提供する大人を支える。J-CST事務局長候補募集
===============================================

この度、J-CSTの中核となっていただく事務局長候補を募集します。J-CSTは、東京都足立区・墨田区で放課後の居場所づくりやあそび場づくりの実践を10年間積み重ねてきたCFAが、初めて全国ネットワークの立ち上げ・運営に乗り出そうという新たな挑戦です。CFAの代表たちと共に今後の事業戦略を考えたり、行政や企業、地域のプレイヤーなど多様なセクターの方々とやりとりしながら、プロジェクトをマネジメントして頂きます。こどもの居場所・遊び場は、こどもたちにとって大切な役割を担っていますが、経済的に成り立たせるのが難しい領域です。J-CSTを通じて、こどもの居場所・遊び場を支える大人たちを支えたい方、CFAの理念に共感し、自身のビジネススキルをこどもたちのために活かしたい方、エントリーお待ちしています。

【業務内容】※下記を1人でやり切るのではなく、他のメンバーに任せたり、協力したりしながら進めることを想定しています

・事業戦略や計画の策定・アップデート
・複数の部門、5〜10名程度のメンバーのマネジメント
・資金調達
・組織内外のスタークホルダーとのミーティングの設計・ファシリテーション
・事業・スキームの全国展開のための資料作成や営業活動

※こちらの求人情報は、NPO法人ETIC.の人材紹介サービスによって募集している案件です。面談などはETIC.コーディネーターも担当いたします。あらかじめご了承ください。

募集要項

テーマ 子育て支援 well-being 教育・こども
職種 プロジェクトマネージャー 事務局・カスタマーサポート
雇用形態 正社員
組織形態 NPO/NGO
その他のキーワード 教育・人材育成 防災
対象人材像

・こどものあそびやこどもの人権を取り巻く問題に対して、自分ごととして積極的に関わる姿勢をお持ちの方
・事業・スキームを全国に普及展開していくことにやりがいを感じる方
・マルチステークホルダーとの協力・協働で事業を推進することに強みがある方
・自分の感情や思いを大切にしながら、他者への関心や共感、組織や社会に対する理解をバランスよく持つ方

応募資格

・Chance For Allの理念へ䛾共感、こどものあそびやこどもの権利に関する関心
・半年から1年、または1年以上にわたるプロジェクトで、プロジェクトリーダーやプロジェクトマネジメントを務めた経験
・パートナー団体や関係者と、対等でフラットな関係を築けるコミュニケーション力
・適切なアジェンダを立てたり提案を行ったりしながら、会議を進行させて事業を前に進める力

歓迎条件

・社会人経験10年以上
・Word、Excel、PowerPointなどの基本的な資料作成スキル
・事業立ち上げや中間支援、コンサルティングなど、外部の関係者と協力して業務を進めた経験
・行政や営利企業への企画提案や資金調達・営業等の経験
・多様なステークホルダーの参加などむずかしい議論・対話におけるファシリテーション能力

新卒エントリー
NG
未経験者エントリー
OK
勤務地の住所

東京都足立区関原3-15-4

勤務地の詳細

リモート勤務も可能。全国各地への出張もあります。

勤務形態

一部リモート勤務OK

勤務時間

10:00-19:00(休憩1時間)

給与

年収 4,800,000円〜6,000,000円

給与詳細

上記の金額には、固定残業代(月30時間分/71,300円〜89,100円)を含みます。
超過分は別途残業代を支給します。

福利厚生

社会保険完備
交通費支給

受動喫煙防止対策

敷地内禁煙

休日・休暇

週休2日制(土日)+祝日
GW、夏季休暇、年末年始休暇
年次有給休暇 など

職場の雰囲気

・CFAのスタッフは、こども対応のプロフェッショナルです。こどもや教育への熱い思いをもった人が多いです。
・今回のポジションで言えば、こどもと現場で遊ぶスタッフの衣服を「Tシャツ」、ビジネスパーソンの衣服を「Yシャツ」とするならば、両方を着れる人が求められています。Tシャツでこどもと遊ぶけれど、いざとなったらYシャツを羽織って交渉も出来る。そんな方が求められています。

選考プロセス

応募フォームから必要事項を送信
(ETIC.IDのキャリアオプションのご登録が必要です)

ETIC.担当コーディネーターによる面談(オンライン)

特定非営利活動法人Chance For Allによる書類選考

特定非営利活動法人Chance For Allによる面接選考(2~3回)

内定

※こちらの求人情報は、NPO法人ETIC.の人材紹介サービスによって募集している案件です。選考面接の調整、条件面の交渉などもETIC.コーディネーターが担当いたします。あらかじめご了承ください。

代表者メッセージ

代表理事 中山勇魚

CFAが生まれて最初のキャッチコピーは「すべてのこどもたちに可能性を」。どちらかというと厳しい環境にある子たちの学力格差や体験格差の解消を目指してさまざまなプログラムを実施していました。

しかし、放課後の時間でたくさんのこどもたちと過ごしていく中で「これはどうもおかしいぞ?」「お金のない家庭の子だけでなく、他にも苦しんでいる子が多いぞ」ということに気づきました。どうにもこうにも苦しそうな表情で生きている子のなんと多いこと。

僕たちが小学生の頃、放課後の時間は自由に満ち溢れていました。大人から解き放たれて、自分たちのやりたいことに没頭する時間。竹藪で蚊にさされながら秘密基地を作ったり、ピカピカの泥団子づくりにハマったり、自転車で一時間かけてザリガニの釣れる公園に行ったり。かくれんぼが上手な子、いたずらの天才、ゲームのことならなんでも知ってる子。放課後は勉強やスポーツみたいな大人たちからの評価とはまったく異なる、こども同士の関係性の中で誰もがヒーローになれる時間でした。

でも今はどうでしょう。都会の子は塾や習い事に追われて自由なんてありません。田舎の子は少子化で隣の家が遠すぎて放課後に友だちと遊ぶこともできませんからスマホゲームやyoutubeで時間を潰しています。どちらも大人たちが作った枠の中でコンテンツを消費するだけの毎日です。

そうやってストレスを貯めたこどもたちの叫びが、こどもの自殺者の増加、いじめの増加、不登校の増加など数値にも現れてしまっています。

学校の先生には申し訳ないけど、はっきり言って学校なんて昭和の頃からたいして変わっていません。むしろちょっとよくなったくらいです。

でも放課後の時間は激変してしまいました。なんだかとっても息苦しくてドロドロとした時間になってしまっているような気がします。

こどもたちにもっと自由にのびのびと過ごしてほしい!成長の前にまず幸せを感じながら生きてほしい!そんな想いでCFAのキャッチコピーは「あそびこそ、さいこうのまなび」「幸福なくして教育なし」と変わってきました。

そして「生まれ育った家庭や環境に関わらず、その後の人生が左右されない社会の実現」という理念も、10年目を機に「生まれ育った家庭や環境に関わらず、だれもがしあわせに生きていける社会の実現」へと変えました。

生まれた家や育つ環境に人生は左右される。そのことを受け止めたうえで「すべてのこどもたちに幸せになってほしい」という想いが込められています。

でも「しあわせ」ってなんでしょう?お金があること?偉くなること?家族と過ごすこと??それはきっと人によって異なるのではないでしょうか。なのでCFAの10周年を記念して作られたキャッチコピーは「自分の人生を生きる」になりました。

一人ひとりのこどもが「これが自分の人生だ」と胸を張って言えるように生きていくこと、そうやって幸せになっていくこと。そんな社会を実現することを目指して次の10年も活動していきたいと思います。

[プロフィール]

早稲田大学教育学部卒業。18才の時に家庭の事情で家族が夜逃げ。東京都内のホテルやウィークリーマンションを転々とする。環境によって人生が大きく変わってしまう経験を経て「家庭や環境で人生が左右されないためにはどうしたらよいのか」を考え始める。大学在学中に様々な環境のこどもたちや教育のあり方について学んだり、学童保育の指導員として現場で勤務する中で放課後の可能性に着目。卒業後は保育系企業にて新規園の開発に従事。その後、IT企業でシステムエンジニアとして勤務しながら学童関係者とともに「こどものたちのための放課後」を実現するための準備を開始し、2014年にCFAKidsを開校。

コーディネーターからの推薦コメント

NPO法人ETIC. 乗越貴子

こどもの遊び場・居場所支援を行っている団体をネットワーク化する、という今までになり取り組みです。学習塾が世の中に定着していったように、何年か後には、遊び場があたりまのものとして、日本全国に定着していくかもしれません。世の中にないものを新しくつくていくことを面白がれる人には、とっておきの機会だと思います。

企業・団体概要

  • 設立: 2013年04月
  • 代表者名: 中山 勇魚
  • 従業員数:
  • 資本金:
  • 事業内容: ●学童保育事業
    ●駄菓子屋事業
    ●遊び場事業
    ●地域情報誌
  • WEB: https://chance-for-all.org/
  • 住所: 東京都足立区関原3-15-4
応募する

RELATED PROGRAM
関連するプログラム

ボランティアか、副業か、転職か、起業か...それは 自分の想いをカタチにするための手段に過ぎません。
ETIC.は、手段に捉われずに自分らしいキャリアを歩 むことを全力で応援するために、
働きながら次のチャレンジに向かうお試し機会や副業など、多様な機会を提供しています。