＼募集の背景と想い／
岡山県津山市は、歴史的な文化遺産や自然、古来からの食文化など、インバウンド観光客の関心を惹く観光資源に恵まれていますが、通過型の観光客や地域の持続的発展に課題があり、観光産業と地域活性化が求められています。特に、台湾からの観光客は日本への関心が高く、津山市にとっても重要なターゲット市場と考えており、２０１７年から台湾をターゲットとした観光プロモーションに力を入れており、２０２２年には、扇形機関車庫を市内に有する共通のまちとして、彰化市と観光交流における友好協力に関する協定を締結しました。今回、台湾からの地域おこし協力隊を迎えることで、台湾市場への効果的なアプローチが可能になり、台湾語と日本語を活かした情報発信や観光プロモーション活動を強化できると確信しています。また、台湾との文化交流を通じて地域住民との結びつきを深め、新しい視点やアイデアを取り入れた地域活性化を期待しています。この取り組みを通じ、津山市を国際的に魅力ある観光地として成長させたいと考えています。

＼具体的な３年間の活動イメージ／
【１年目】
・地域の観光資源や課題を把握すること
・地域住民や関係者と積極的にコミュニケーションを取り、台湾と地域の文化的な共通点や違いを理解し、台湾からの観光客のニーズを調査すること
・ＳＮＳを活用して地域の魅力を台湾へ発信し、地域の観光プロモーションの基盤を築くこと
【２年目】
・1年目に築いた基盤をもとに、具体的な観光振興活動を推進すること
・台湾からの観光客誘致に向けたプロモーション活動を強化し、ＳＮＳやメディアを通じた情報発信を継続・拡大すること
・台湾人観光客向けのツアーやイベントを企画し、地域の観光資源を魅力的にパッケージ化すること
・地域住民と連携し、サービス等の改善提案も行い、地域全体で観光業を活性化させる取り組みを進めること
【３年目】
・これまでの取り組みを定着させ、持続可能な観光振興体制を確立すること
・台湾からの観光客誘致やプロモーション活動の成果を振り返り、改善点を反映した活動を実施すること
・地域住民や行政と協力し、台湾との長期的な交流プログラムやパートナーシップを構築すること
・現地のリーダーシップや団体にノウハウを引き継ぎ、地域が自立して観光振興を続けられる体制を整えること