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2024.10.08 2371

住まいを失った若者に安心できる場所を。遊び心を持って困難に臨む居住担当を募集!

特定非営利活動法人サンカクシャ

この求人のキーワード:

チームで協力しあって動く・決める フラットな組織・仲間 それぞれが自分らしく暮らせる社会 ニート・不登校・引きこもり 貧困問題 well-being well-being ソーシャルビジネス・NPO 副業

行政や関連団体と協力しながら、若者に住まいや進路のサポートを行う仕事です。

私たちの仕事について

■サンカクシャについて
「家に居場所がない」「働く意欲がない」「住む場所がない」
貧困や虐待などの課題を抱え、家で安心して過ごせなかった、学校や職場に馴染めなかった若者にとって、人と関わること自体が怖くなり、自信や意欲を失ってしまうこともあります。どんな若者も安心して生き抜いていけるように――サンカクシャでは親や身近な大人を頼れない15歳〜25歳の若者を対象に、居場所、仕事、住まいの3つのサポートに取り組んでいます。

■業務内容
サンカクシャは、若者の住まいのサポートを拡充しています。
・住まいのサポートの現状
現在、シェアハウス3拠点、個室のシェルター7部屋を運営し、入居定員20名分の住まいを提供しています。
しかし、一人ひとりに丁寧に伴走するには時間が必要な一方で、相談が急増しています。
親からの虐待で家にいられない、親から家を追い出された若者から、「仕事を頑張り、ネットカフェに滞在していたが、所持金が尽きた」「路上で寝泊まりしていたが、寒くて耐えられなかった」などのSOSを日々もらっています。行政からの紹介も増えています。

こうした現状を受けて、昨年シェアハウスを1拠点、個室シェルターを2部屋増やしました。支援体制もより手厚いものにしていくため、今回は、新規の相談対応やその後の伴走支援を行うスタッフを募集します。

・住まいのサポートを始めたきっかけ
2020年7月に、1人の若者が、コロナの影響で寮付きの仕事を解雇されてしまいました。
仕事を失うと同時に住まいも失ってしまい、親にも頼れず、お金もなく、路上で寝泊まりするしかなくなってしまいました。ちょうどそのタイミングに不動産会社から物件を紹介され、勢い余ってその若者のためにその物件を借りたことから住まいのサポートが始まりました。

■具体的な業務

【事業運営】
◯助成金にまつわる事務
居住支援では複数の助成金を運用しています。いただいた助成金の運用、報告書作成、会議の出席、それに関連する業務全般を行います。

◯シェルター・シェアハウスの運営サポート
若者の入退去に伴う部屋や物件の整備を行います。家賃の入金管理や契約書等のファイリング、領収書作成や食料管理などの事務的な作業もお願いします。

◯チームビルディング
居住支援チームのスタッフが若者対応のために動けるようなサポート全般やチームのコミュニケーションが円滑になるような関わり、将来的には居住支援以外のチームの橋渡し役もお願いしたいです。

【ケース担当】
シェルターやシェアハウスに入居した若者の相談対応や生活サポート、退居して一人暮らしに移行した若者のアフターフォロー。

◯同行支援
若者が必要な支援や手続きを受けられるように一緒に役所や他団体、病院等へ同行します。

◯シェルター・シェアハウスの入居調整、生活支援
入居した若者のサポートを行います。部屋の掃除、自炊などができない若者も多いので、一緒に部屋の掃除をしたり、みんなでご飯を作ったりしながら少しずつ自分らしい生活ができるようにサポートします。

◯ケース会議の実施
基本的にはslackを用いて、常にそれぞれの若者の対応方針を話し合う環境を作っています。ケース会議は週に1回、担当する若者の状況を他チームに共有する場となっています。弁護士や社会福祉士など、ベテランの方々がケース会議には参加し、サポートしてくれます。堅苦しい雰囲気の会議ではなく、日々の寄り添いを労う時間になっていることが多いです。

■募集人数:1〜2名

募集要項

テーマ ニート・不登校・引きこもり 貧困問題 well-being
職種 対人支援(教育・保育・医療・福祉)
雇用形態 業務委託
組織形態 NPO/NGO
その他のキーワード well-being ソーシャルビジネス・NPO 副業
対象人材像

・当社の掲げるビジョンに共感いただける方
・曖昧な環境の中でも、事業や活動を進めていける方
・ご自分のキャラクターを出しつつ、チームメンバーとともにオープンにコミュニケーションが取れる方
・若者のことを最優先に考えながら、既存の枠組みにとらわれずニーズに合わせた活動を作っていける方

応募資格

【事業運営】
※下記要件いずれかを満たす方
・事業の推進やとりまとめを行った経験(業界/業種問わず)
・チームメンバーとのコミュニケーションを通じて成果につなげた経験(業界/業種問わず)

【居住支援スタッフ】
・支援における枠組みの大事さは理解しつつも、その中では手が届かない関わり方を模索してみたいというチャレンジ精神をお持ちの方
(資格の有無は問いません)

◇必要なスキル
Word、Excel、PowerPoint等の基礎スキルをはじめとした最低限のPCスキルは必須です。業務は以下のツールを使いますが、使った経験はなくてもすぐに慣れていただく必要はあります。
メール:Gmail
カレンダー:Googleカレンダー
社内連絡ツールはSlack
ファイル共有:GoogleDrive
活動記録の管理:Salesforce
若者との連絡手段:LINE(社用携帯でアカウント作成)
※社用携帯の貸与はありますが、PCは各自でご用意ください。

歓迎条件

【事業運営】
・プロジェクトマネジメント経験
・NGO/NPOでの業務経験
・チーム内/外の調整業務に自信がある方
・既存のルールや過去の経験に囚われすぎずに柔軟に考え行動できる方

【居住支援スタッフ】
・児童養護施設や里親など、こども・社会的養護の領域でのご経験があると望ましい
・障害グループホームなど、障害福祉の領域でのご経験があると望ましい

新卒エントリー
NG
未経験者エントリー
OK
勤務地の住所

東京都豊島区

勤務地の詳細

【サンカクキチ】
東京都豊島区上池袋
最寄駅:JR埼京線「板橋」駅、東武東上線「北池袋駅」から各徒歩5分
同行や対面での支援で原則出社していただきますが、社内の会議やケース会議などはオンラインで構いません。

【シェアハウス・シェルター】
東京都豊島区、北区
※住所を公開していないため、採用が決まりましたらお知らせいたします

勤務形態

出社

勤務時間

月曜日〜土曜日の間で3日〜5日
10時〜22時くらいの間で、希望や活動に合わせて調整可能です。
※趣味や副業、プライベートなどの都合を考慮して、各自勤務日を決めています
※火曜日のミーティングが多いため、火曜日の勤務日確保をお願いいたします

就業期間

即日〜2024年3月31日 ※次年度以降も更新できます

給与

月給 150,000円〜350,000円

給与詳細

月額150,000円〜350,000円

福利厚生

交通費支給(2万円まで/月)

※正職員登用となった場合、各種社会保険(健康保険・厚生年金保険・雇用保険・労災保険)

受動喫煙防止対策

屋内禁煙

給与以外の報酬

・関わる若者が変わっていく姿を見ることができ、その変化を一緒に喜べる仲間がいます。
・既存の仕組みや枠組みにとらわれず、自分から発信していける柔軟な体制があります。
・行政や地域、他NPO団体の支援者、専門職の方々と連携しながら仕事を進めていくため、接点を作ることができます。

休日・休暇

業務委託の場合は各自の裁量

※正職員登用となった場合、夏季休暇(3日間)

職場の雰囲気

それぞれキャラクターや個性の強い職員が多いため、限りなくありのままに近い自分でいられる職場です。むしろ自身の個性をを全面に出して欲しいと考えています。
変化の激しい団体のため、やることや業務範囲が変わることもありますが、そんな状況も含めて楽しみながら、若者のために一緒に取り組むことのできる方だと嬉しいです。
若者たちはもちろん、他職員や地域の方々と年齢や肩書きに関わらずフラットな交流ができる環境です。

入社後1ヶ月後のイメージ

どちらの職種も、最初の1ヶ月は、サンカクシャが行っている居場所作りや仕事のサポートなど、居住支援以外の様々な活動にも参加していただき、団体の雰囲気を掴んでもらいます。
その後、事業運営スタッフの場合は、助成金定例MTGへの参加や事業運営に必要な対応に参加してもらいます。居住支援スタッフの場合は、新規の相談対応に一緒に入ってもらい、対応の仕方や支援の流れなどを掴んでもらいます。
基本的には、複数人で若者の対応をするので、一人で抱え込まないような体制をみんなで作っていきます。

選考プロセス

・書類選考
・一次面接(担当者、会社説明を含む)
・現場見学
・最終選考

その他

関連するキーワード
#貧困 #虐待 #若者支援 #就労支援 #居住支援 #地域 #社会貢献

代表者メッセージ

代表理事 荒井佑介

サンカクシャは、目の前の1人の若者の困りごとから全ての活動を作ってきました。
家にいたくないという若者の声で居場所を作り、働きたいけど働けないという若者には、居場所で働ける仕組みを作ったり、タピオカ屋さんをやってみたいという声からカフェを出店したり、住む家がなくなるという声を聞き、シェアハウスを作ったり、このような形で今のサンカクシャの活動は作られてきました。
しかし、活動を継続的に、発展させていくには、1人1人のニーズに応えるだけではいけないと痛感しています。
立ち上げは1人の若者の声からのスタートで良いのですが、一定のニーズがあると判断できる活動に関しては、継続的にサポートを提供できる仕組みが必要です。
日々出会う、困っている若者をサポートし続けていくためにも、サンカクシャができることを増やしていかないといけないと痛感しています。
サンカクシャの活動を広げていくために、お力を貸していただける方に巡り会えたらと思っています。

[プロフィール]

大学在学中の2008年からホームレス支援に携わり、2010年から子どもの貧困問題に取り組む。
教え子をが高校進学後に様々な課題に直面したことから15歳から25歳くらいまでの若者を支援するNPO法人サンカクシャを2019年に設立。

スタッフの声

アウトリーチ事業/居住支援事業(兼任) 寺中湧飛

【居住支援を担当しているスタッフにインタビューしました】

Q1 居住支援で若者に伴走するときに大切にしていることは?
A1 失敗しても、うまくいかないことがあっても、何度でも一緒にやり直せると感じてもらえる信頼関係を築くことです。生活の伴走は、時に厳しい言葉をかける必要もあります。これまでの家庭環境などでしんどい気持ちを抱えてきた若者が、安心して失敗できる場・関係性にしていくことを意識しています。

Q2 入職前と入職後のギャップがあれば教えてください。
A2 こんなにふざけていいんだと思いました。若者のためになるなら、何をするかは自由に考えていける柔軟性があります。私は、銭湯で面談することもあります(笑)。
規律正しくやるべきなのかと思っていましたが、若者に興味を持ち、自分を出しながら、人として関わることが大事なのかもしれません。

Q3 やりがいを感じた印象的な出来事は?
A3 本人が自分の思いを叶えていく姿を一番近くで見ることができたときです。最初はなかなかしゃべってくれない若者でしたが、根気強く関わり続けるうちに「こうしていきたい」と伝えてくれるようになり、実現するまでを伴走しました。新規相談担当は、若者と一番最初に出会う窓口です。だからこそ、本人の成長を一番感じられるところが魅力です。

企業・団体概要

  • 設立: 2019年05月
  • 代表者名: 荒井佑介
  • 従業員数: 10名
  • 従業員数の詳細: 正職員のほか、契約職員が21人ほど在籍しています。
  • 資本金:
  • 事業内容: サンカクシャでは、親や身近な大人を頼れない15歳〜25歳の若者が、自立したり生きていけるようにサポートする活動をしています。

    「家に居場所がない」「働く意欲がない」「住む場所がない」
    貧困や虐待などの課題を抱え、家で安心して過ごせなかった、学校に馴染めなかった若者は、人と関わることが怖くなったり、何かに取り組む意欲や自信を失ってしまいます。
    そのような若者が生き抜いていけるように、サンカクシャでは主に下記3つ若者に届けたいと考えています。

    「人とのつながり」安心できる大人を増やす
    「しごと」ただお金を稼ぐだけではなく誰かの役に立っていると感じられるしごと
    「すまい」安心できるすまい

    サンカクシャはそのような若者が安心できる場を作り、安心できる大人を増やし、何かに取り組み自信を身につける機会を作っていきます。最終的には自分のことをできないことも踏まえて認められて、他者との関係づくりもできるようになって、自立できるまでを地域の方々とともに見守っています。
  • WEB: https://www.sankakusha.or.jp/
  • 住所: 東京都豊島区上池袋4-35-12 3階
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