こども家庭庁と行う事業となるため、ヤングケアラーのこどもたちの声を合宿キャンプなどのスタイルで聴くという今回のモデル事業が成功した後には、この事業をモデルに全国の自治体や支援団体に、この手法が広がることで国全体のヤングケアラー支援を取り巻く支援メニューが大きく変わるきっかけをつくるプロジェクトになる可能性を秘めており、スタートアップに関わった職員として大きなキャリアと実績を積むことが期待されます。
こども家庭庁と行う「ヤングケアラー相互ネットワーク形成推進事業」プロジェクトマネージャーとして事業統括を行ってもらいます。全国初のモデル事業となる10代のヤングケアラーを対象にした合宿キャンプとアフター交流会の企画運営をゼロから作り上げます。
■私たちの仕事について
NPO法人こどもソーシャルワークセンターは、ヤングケアラー・虐待・貧困などで家庭がしんどい、不登校・いじめ・発達課題などで学校がしんどい、そのような「しんどさを抱えるこども若者」が、一軒家を使った居場所で、地域のおとなたちとともに成長しあう場や機会を直接提供している独立型社会福祉士事務所です。
こどもたちのしんどさに対して、環境(社会)を調整することでwell-being(幸せ)を高めるというソーシャルワークの理念の実践を通してモデル事業をつくり、そのモデル事業を行う仲間(行政や民間団体)を増やし、モデル事業を社会に広げるソーシャルアクションを行っています。
大事にしているのは、居場所や体験が活動でこども若者たちと直接関わる現場のリアル。現場でのこども若者の声(声なき声)に耳を傾けながらこども若者たちと共に活動をつくりあげていくこと。2018年の法人化から急激に活動と組織を拡大をしながらも、こども若者たち一人ひとりと向き合うために草の根レベルのスケールを大事にしています。大津市ともに行う毎週数回法人内の居場所でかかわるこども若者は20名ほど、滋賀県とともに行う月に数回アウトリーチや体験活動でかかわるこども若者は40名になります。このようなこども若者たちの活動をささえるのは100人以上の地域のボランティアたちです。
※こどもソーシャルワークセンターでは保育スタッフがいないため対象の「こども」は小学生以上となります。若者はこどもソーシャルワークセンターで関わってきたメンバーが主流なので10代後半から20代前半がメインです。
地方の草の根NPOの取り組みですが、メディア取材や全国の行政機関や支援団体への講演や視察が絶えず、全国的にも注目度の高い取り組みを地道にすすめています。
■プロジェクトマネージャーの必要性
独立型社会福祉士事務所であることから約10名のスタッフの多くがソーシャルワーカー等の支援専門職です。当然、これだけの活動規模となるとバックオフィスの業務が増えていきますが、現在は事務職員と支援専門職が支援業務の合間に行っています。また法人化から最大の課題が事務局長不在(今のところ理事長がその業務を担っています)になります。そこで今回のプロジェクトマネージャ募集となりました。
ここまで大津市・滋賀県と行ってきた行政との委託補助事業を行ってきましたが、今回の求人のタイミングにあわせて、ついに国(こども家庭庁)の補助事業となる「ヤングケアラー相互ネットワーク形成推進事業」を今年度下半期から行うことが決まりました。そこで今回のプロジェクトマネージャーはこの新規事業の統括を行ってもらいながら、法人全体の事務局長を担うスタッフになってもらうことを期待しています。
■プロジェクトマネージャーの業務
こども家庭庁と共につくりあげる新規事業となる「ヤングケアラー相互ネットワーク形成推進事業」の事業総括の業務となります。具体的には事業の核となる全国の10代のヤングケアラーを集めて行う合宿キャンプとその後全国二カ所で行うアフターイベントの企画運営。ネットワークづくりを目的としていることから、全国のヤングケアラー支援団体との連携調整や参加することになる10代(高校生・学生世代)のヤングケアラーとの連絡調整、またこの合宿キャンプを通して10代ヤングケアラーの声を社会に届けるための仕掛けづくりをすすめてもらいます。またファンドレイジングを含めた資金管理も含まれます。なお、合宿キャンプの企画運営については、すでに滋賀県内のヤングケアラーを対象に2022年よりノウハウが積み上がっています。今回の事業におけるヤングケアラーへの直接支援についてはソーシャルワーカー職員が担当することになるので、あくまで業務のメインはバックオフィスとなります。
テーマ | 教育・こども 福祉・社会的包摂 well-being |
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職種 | プロジェクトマネージャー 社長の右腕 クリエイティブ |
雇用形態 | 正社員 |
組織形態 | NPO/NGO |
その他のキーワード | ソーシャルビジネス・NPO well-being 教育・人材育成 |
期待する成果 |
こども家庭庁と行う事業となるため、ヤングケアラーのこどもたちの声を合宿キャンプなどのスタイルで聴くという今回のモデル事業が成功した後には、この事業をモデルに全国の自治体や支援団体に、この手法が広がることで国全体のヤングケアラー支援を取り巻く支援メニューが大きく変わるきっかけをつくるプロジェクトになる可能性を秘めており、スタートアップに関わった職員として大きなキャリアと実績を積むことが期待されます。 |
対象人材像 |
・こどもソーシャルワークセンターのミッションに共感できる方
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応募資格 |
・何らかのプロジェクトマネジメントのご経験がある方
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歓迎条件 |
・マニュアルのないゼロから作り上げる仕事が向いている方
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新卒エントリー |
NG
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未経験者エントリー |
NG
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勤務地の住所 |
滋賀県大津市観音寺9-8 |
勤務地の詳細 |
京阪三井寺駅から徒歩3分 |
勤務形態 |
出社 |
勤務時間 |
10時から19時 |
就業期間 |
限定なし |
給与 |
月給 230,000円〜330,000円 |
給与詳細 |
正社員には固定残業代と賞与あり
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福利厚生 |
労災・雇用・健康保険・年金
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受動喫煙防止対策 |
屋内禁煙(こどもへの支援活動中等は業務時間内禁煙) |
給与以外の報酬 |
スキルアップのために宿泊を伴った研修に業務として参加(正社員に限る) |
休日・休暇 |
月160時間シフト制(月10日ほど休日有) |
職場の雰囲気 |
一軒家を使ったこどもの居場所活動を行っており、その一室が事務室のため常に支援現場の様子を目の前で感じることが出来ます。法人ミッションに共感している職員集団で、ソーシャルワーカーが多いことからまずしっかりと人の話を聞くことを大事にしています。法人理事長がほぼ毎日顔を出して支援現場でプレイヤーとしても動いています。 |
入社後1ヶ月後のイメージ |
法人内の仕事の基本を覚えて、関係機関との顔あわせを終えて、今回のこども家庭庁とのプロジェクトが本格的に始動することになります。本プロジェクトは法人理事長直轄事業となるので、理事長と意見調整する時間が多くとられてプロジェクトへの理解と共に法人の理念が深まっているイメージです。 |
選考プロセス |
一次面接:理事長との面接(オンライン含む)
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その他 |
6ヶ月の試用期間を経て正社員となります。 |
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