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2025.10.01 814

【滋賀県大津市】こども家庭庁と行う新規事業のためのプロジェクトマネージャー募集

NPO法人こどもソーシャルワークセンターの求人のイメージ写真

この求人のキーワード:

チームで協力しあって動く・決める 若手歓迎・スタッフ育成意欲のある組織 社会システムをつくる 教育・こども 福祉・社会的包摂 well-being ソーシャルビジネス・NPO well-being 教育・人材育成

こども家庭庁と行う「ヤングケアラー相互ネットワーク形成推進事業」プロジェクトマネージャーとして事業統括を行ってもらいます。全国初のモデル事業となる10代のヤングケアラーを対象にした合宿キャンプとアフター交流会の企画運営をゼロから作り上げます。

私たちの仕事について

■私たちの仕事について

NPO法人こどもソーシャルワークセンターは、ヤングケアラー・虐待・貧困などで家庭がしんどい、不登校・いじめ・発達課題などで学校がしんどい、そのような「しんどさを抱えるこども若者」が、一軒家を使った居場所で、地域のおとなたちとともに成長しあう場や機会を直接提供している独立型社会福祉士事務所です。

こどもたちのしんどさに対して、環境(社会)を調整することでwell-being(幸せ)を高めるというソーシャルワークの理念の実践を通してモデル事業をつくり、そのモデル事業を行う仲間(行政や民間団体)を増やし、モデル事業を社会に広げるソーシャルアクションを行っています。

大事にしているのは、居場所や体験が活動でこども若者たちと直接関わる現場のリアル。現場でのこども若者の声(声なき声)に耳を傾けながらこども若者たちと共に活動をつくりあげていくこと。2018年の法人化から急激に活動と組織を拡大をしながらも、こども若者たち一人ひとりと向き合うために草の根レベルのスケールを大事にしています。大津市ともに行う毎週数回法人内の居場所でかかわるこども若者は20名ほど、滋賀県とともに行う月に数回アウトリーチや体験活動でかかわるこども若者は40名になります。このようなこども若者たちの活動をささえるのは100人以上の地域のボランティアたちです。
※こどもソーシャルワークセンターでは保育スタッフがいないため対象の「こども」は小学生以上となります。若者はこどもソーシャルワークセンターで関わってきたメンバーが主流なので10代後半から20代前半がメインです。

地方の草の根NPOの取り組みですが、メディア取材や全国の行政機関や支援団体への講演や視察が絶えず、全国的にも注目度の高い取り組みを地道にすすめています。

■プロジェクトマネージャーの必要性

独立型社会福祉士事務所であることから約10名のスタッフの多くがソーシャルワーカー等の支援専門職です。当然、これだけの活動規模となるとバックオフィスの業務が増えていきますが、現在は事務職員と支援専門職が支援業務の合間に行っています。また法人化から最大の課題が事務局長不在(今のところ理事長がその業務を担っています)になります。そこで今回のプロジェクトマネージャ募集となりました。

ここまで大津市・滋賀県と行ってきた行政との委託補助事業を行ってきましたが、今回の求人のタイミングにあわせて、ついに国(こども家庭庁)の補助事業となる「ヤングケアラー相互ネットワーク形成推進事業」を今年度下半期から行うことが決まりました。そこで今回のプロジェクトマネージャーはこの新規事業の統括を行ってもらいながら、法人全体の事務局長を担うスタッフになってもらうことを期待しています。

■プロジェクトマネージャーの業務

こども家庭庁と共につくりあげる新規事業となる「ヤングケアラー相互ネットワーク形成推進事業」の事業総括の業務となります。具体的には事業の核となる全国の10代のヤングケアラーを集めて行う合宿キャンプとその後全国二カ所で行うアフターイベントの企画運営。ネットワークづくりを目的としていることから、全国のヤングケアラー支援団体との連携調整や参加することになる10代(高校生・学生世代)のヤングケアラーとの連絡調整、またこの合宿キャンプを通して10代ヤングケアラーの声を社会に届けるための仕掛けづくりをすすめてもらいます。またファンドレイジングを含めた資金管理も含まれます。なお、合宿キャンプの企画運営については、すでに滋賀県内のヤングケアラーを対象に2022年よりノウハウが積み上がっています。今回の事業におけるヤングケアラーへの直接支援についてはソーシャルワーカー職員が担当することになるので、あくまで業務のメインはバックオフィスとなります。

募集要項

テーマ 教育・こども 福祉・社会的包摂 well-being
職種 プロジェクトマネージャー 社長の右腕 クリエイティブ
雇用形態 正社員
組織形態 NPO/NGO
その他のキーワード ソーシャルビジネス・NPO well-being 教育・人材育成
期待する成果

こども家庭庁と行う事業となるため、ヤングケアラーのこどもたちの声を合宿キャンプなどのスタイルで聴くという今回のモデル事業が成功した後には、この事業をモデルに全国の自治体や支援団体に、この手法が広がることで国全体のヤングケアラー支援を取り巻く支援メニューが大きく変わるきっかけをつくるプロジェクトになる可能性を秘めており、スタートアップに関わった職員として大きなキャリアと実績を積むことが期待されます。

対象人材像

・こどもソーシャルワークセンターのミッションに共感できる方
・こどもの権利をベースに思考と行動が出来る方
・スタートアップマインドを持っている方
・行政や民間団体の担当者との調整力を持っている方

応募資格

・何らかのプロジェクトマネジメントのご経験がある方
・デジタルツールを使いこなせる方
・事業や組織の会計を理解している方
・支援専門職に対してリスペクトをもって共同できる方

歓迎条件

・マニュアルのないゼロから作り上げる仕事が向いている方
・ファンドレイジングのスキル
・しんどさを抱えるこども若者とのコミュニケーションスキル

新卒エントリー
NG
未経験者エントリー
NG
勤務地の住所

滋賀県大津市観音寺9-8

勤務地の詳細

京阪三井寺駅から徒歩3分

勤務形態

出社

勤務時間

10時から19時

就業期間

限定なし

給与

月給 230,000円〜330,000円

給与詳細

正社員には固定残業代と賞与あり
・月30時間までの固定残業代支給
・賞与昨年実績(年基本給2ヶ月分)

福利厚生

労災・雇用・健康保険・年金
正社員には退職金

受動喫煙防止対策

屋内禁煙(こどもへの支援活動中等は業務時間内禁煙)

給与以外の報酬

スキルアップのために宿泊を伴った研修に業務として参加(正社員に限る)

休日・休暇

月160時間シフト制(月10日ほど休日有)

職場の雰囲気

一軒家を使ったこどもの居場所活動を行っており、その一室が事務室のため常に支援現場の様子を目の前で感じることが出来ます。法人ミッションに共感している職員集団で、ソーシャルワーカーが多いことからまずしっかりと人の話を聞くことを大事にしています。法人理事長がほぼ毎日顔を出して支援現場でプレイヤーとしても動いています。

入社後1ヶ月後のイメージ

法人内の仕事の基本を覚えて、関係機関との顔あわせを終えて、今回のこども家庭庁とのプロジェクトが本格的に始動することになります。本プロジェクトは法人理事長直轄事業となるので、理事長と意見調整する時間が多くとられてプロジェクトへの理解と共に法人の理念が深まっているイメージです。

選考プロセス

一次面接:理事長との面接(オンライン含む)
二次面接:法人施設内見学
書類選考:本プロジェクトの企画書を読み込みレポート提出
最終面接:理事長と役職員との面接(雇用条件の最終確認)
内定

その他

6ヶ月の試用期間を経て正社員となります。

代表者メッセージ

理事長 幸重忠孝

ソーシャルワーカーとして福祉、学校現場で30年近く福祉課題を通してこどもたちと直接関わり続けてきました。家庭や学校などで様々なしんどさを抱えるこどもたちの声や姿が、自分のソーシャルワーカーの原動力となっています。ソーシャルワーカーという専門職は、その名が表すようにこどもへのアクションだけではなく「ソーシャル(社会)」にアクションすることが求められています。現場経験をもとに40代から地域の中でNPO法人を立ち上げ、目の前のしんどさを抱えるこどもたちに今すぐ必要な様々な活動をつくり続けてきました。その時に何よりも大事にしているのは「こどもたちの声」です。机の上で学者や官僚、公務員がつくるモデル事業は、時にこどもたちが求めている支援と大きくズレが発生することがあります。

2022年から本法人で取り組んできた滋賀県でのヤングケアラー支援では、10代後半のヤングケアラーのこども若者たちと合宿キャンプ活動などを通して、小中学生だったヤングケアラーの自分に、何が必要だったのかの声をしっかり聞き取りながら、ヤングケアラーの小中学生向けのメニューを作り上げていきました。今回その実績がこども家庭庁で認められ、同じような取り組みを国単位で行うこととなりました。今までの県レベルと違って国レベルの取り組みとなるので、ソーシャルワーカーだけでプロジェクトをすすめるのは厳しさを感じており、事業づくりや運営進行が得意なプロジェクトマネージャーを必要としています。また現在、こどもソーシャルワークセンターでは事務局長が不在のため、将来的に法人全体の事務局長を担える人材が応募してくれることを期待しています。

[プロフィール]

1973年生まれ。花園大学大学院社会福祉学修士課程修了。児童養護施設職員、大学教員を経て滋賀県教育委員会でのスクールソーシャルワーカー(後にスーパーバイザー)。2009年NPO法人山科醍醐こどものひろば理事長就任、子どもの貧困対策事業(夜の居場所)を立ち上げる。2012年に独立型社会福祉士事務所である幸重社会福祉士事務所を設立。2018年事務所をNPO法人化、NPO法人こどもソーシャルワークセンター初代理事長就任。常に現場に身を置きながら、しんどさを抱えるこども若者に必要なモデル事業づくりを行う。

NPO法人こどもソーシャルワークセンターの団体紹介写真

企業・団体概要

  • 企業・団体ページ
  • 設立: 2018年03月
  • 代表者名: 幸重忠孝
  • 従業員数: 12名
  • 従業員数の詳細:
    ■フルタイム役職員
     常勤役員(ソーシャルワーカー)
     正社員2名(ソーシャルワーカー2名)
     嘱託職員3名
    (ソーシャルワーカー2名・事務員1名)
    ■パートタイム職員
     ソーシャルワーカー1名
     院生バイト(心理スタッフ2名)
     事務員1名
     ピアスタッフ2名
    ■ボランティア
     有償10名
     無償100名
  • 資本金: 2723万円
  • 事業内容:
    ・こどもの居場所事業(大津市委託事業)
     家庭や学校にしんどさを抱えるこどもたちのケア型の居場所(昼と夜の居場所)
    ・若者支援事業
     居場所、ボランティア体験、就労活動、社会発信、緊急宿泊支援などの支援メニューを実施
    ・ヤングケアラー支援事業(滋賀県補助事業)
     ピアサポーター(若者ケアラー)によるヤングケアラー向けの余暇体験活動、配食活動、居場所活動、キャリア相談活動
    ・ネットワーク事業
     虐待、貧困、不登校、こども食堂、校内居場所カフェなどのネットワーク活動
     ※ヤングケアラーのネットワークづくり(こども家庭庁補助事業)
    ・講師派遣、視察受け入れ、私立学校へのソーシャルワーカー派遣事業
    ・ソーシャルワーカー養成事業(国家資格実習受け入れ)
  • WEB: https://cswc2016.jp
  • 住所: 滋賀県大津市観音寺9-8
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