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2024.12.24 253

障碍者のバディになって創造活動を支援するクリエーター(福祉経験不問)を募集!

この求人のキーワード:

社会システムをつくる 文化や価値観の異なる人々の架け橋になる 社会的インパクトを追い求める 福祉・社会的包摂 観光 地域活性化・まちづくり 地域活性化・まちづくり 福祉・医療・ヘルスケア ダイバーシティ

障碍者が働くホステルを併設する就労継続支援B型事業所『意味と希望のコレクティブ』(2025年3月開所予定)では、就労支援プログラムを企画したり、作業の方法や手順をレクチャーしたり、障害をもたれた方がお仕事しやすい環境づくりをしてくださる伴走者をを募集します。

私たちの仕事について

わたしたちは「異なることが希望であり、違うことが可能性である」という世界観を持っています。

たとえば、コミュニケーション。障害を持たれた方には、わたしたちの「人間性を回復させる」接し方をしてくださることがあります。それは、まるで、別世界にあるかのようで、今まで経験したコミュニケーションとは、まったく異なるものです。まさにこの違いこそ、価値であり、他者に感動を与えることができる才能だと思うのです。

やがて、この才能を活かした就労支援をはじめたいと思うようになりました。その考えの末に行き着いた答えが、宿泊施設です。これから誕生する『意味と希望のコレクティブ』(就労継続支援B型)で、生きる意味と希望を見いだせる場をつくりたいと思っています。

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●ご近所に生きる意味をつくる

わたしたちの事業所は、戦前の街並みが残る「京島」(東京都墨田区)という土地にあります。なぜ、戦前の街並みが残るかというと、ここに暮らす方々の知恵と勇気により、第2次世界大戦の戦火を乗り越えた場所だからです。そして今も、現代の日本には極めて稀な「義理人情」の残る場所として、江戸っ子の人柄が継承されております。

わたしたちは、福祉施設だけで「福祉」は果たせないと思っています。ですから、どういうコミュニティで立ち上げるのかというのは、非常に重要な要素でした。現在、この土地で事業所の開所準備を進めていて、京島であれば「ご近所に生きる意味をつくる」という理想像を追いかけて、利用者さんを障害特性で見るのではなく、あくまで「◯◯さん」として接していく。それも支援員だけでなく、京島の人たちと一緒に声をかけあえる。そんな「あたらしい故郷」のような幸せと豊かさが、ここなら実現できると確信しております。そして、そのことが、はたらくわたしたちにとっても、意味を供給していくものだと思っています。

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●制度のはざまを埋めていくために

一方、障碍者が置かれている現状は、必ずしも恵まれているとは言えません。就労継続支援B型事業所の全国月額平均工賃は、17,031円(令和4年度)という驚くべき金額です。しかし、雇用契約を結ぶ就労(就労継続支援A型事業所や一般就労)の壁は高く、健常者に比べても就労の選択肢が限られているため、不本意な就労をせざるをえません。わたしたちは、時給1,163円(東京都の最低賃金)と200円(平均的な就労継続支援B型事業所の時給)の溝を埋めるためにも、この「宿泊」という就労支援プログラムが有効だと考えております。

①高工賃(工賃+障害者年金>生活保護費)
②一般就労移行(福祉就労と一般就労のシームレス化)
③多様な選択肢を提供(表現や地域課題解決活動の機会創出)

障碍者就労の現状を打破するために、この3つの目標に挑戦します。

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●障害をもたれた方にも「広い世界」を

施設を使った就労支援プログラムをすると、わたしたちが「ひらかれた施設」などと言うまでもなく、社会にひらかれてしまいます。その舞台で、世界中から訪れるいろんな旅人と出会い、類稀なる接遇をする障碍者の方々が旅人たちを惹きつける。宿泊施設をつくることで、そういう場所が生まれることになります。

さらに、わたしたちも地域に飛び出して、商店街の人手が足りない店主さんのお手伝いをしたり、ご年配の方のくらしの困りごとを助けたりすることで、そこでもいろんな住民と出会っていきます。アーティストやクリエイターが多いこのまちであれば、表現をしたいと思ったとき、一緒に活動をする表現者と出会うこともできます。

こうして、いろんな出会いを経て、一般就労や起業家や表現者として、就労継続支援B型事業所から旅立っていく利用者さんを、黒子になって支えてくださる「伴走者」を募集したいと思います。

詳しいビジョンを書いた資料を公開しているので、もしよかったらご覧ください。
https://drive.google.com/file/d/1BMZG-dM3LByD5Q8P_WDb9nkpuIvPiw4v/view?usp=sharing

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●利用者さんの才能を開花させる「伴走者」求む!

就労支援プログラムの企画・作業内容のレクチャー・多機関(異なる障害福祉サービスの事業所や医療介護などとの)連携・地域の事業者との協働コーディネート・レセプト業務など、希望に応じて業務を担当していただきます。

まちづくりやアートに関心がある方は、関連法人との連携による広範にわたる仕事を経験することができます。独立支援(のれんわけ制度)や転居支援(借上社宅制度)などを整備し、仕事のしやすい環境づくりやキャリア形成についても一緒に考えていきます。

あたらしい職場です。みなさんのアイデアをかたちにしながら、はたらくことに対する理想も創造していきたいです!

募集要項

テーマ 福祉・社会的包摂 観光 地域活性化・まちづくり
職種 社長の右腕 対人支援(教育・保育・医療・福祉) 公務員
雇用形態 正社員
組織形態 営利企業
その他のキーワード 地域活性化・まちづくり 福祉・医療・ヘルスケア ダイバーシティ
期待する成果

①他者に貢献していること
②社会を正しい方向に動かしていること
③最善を追求すること

対象人材像

①自己満足の支援ではなく、相手起点の支援を意図的に提示できる方
②安易な方向に流れるのではなく、真っ当な判断を考え抜ける方
③失敗したことを次に生かし、検証と変身を繰り返しし続けられる方

応募資格

不問

歓迎条件

生きていくなかで、いろんな経験をし、その経験を学びに変えながら、それを糧に生きてきた方

新卒エントリー
OK
未経験者エントリー
OK
勤務地の住所

東京都墨田区京島3丁目23番11号

勤務地の詳細

下町人情キラキラ橘商店街のまんなかにあります。
※京成曳舟駅から徒歩9分/小村井駅から徒歩12分/押上駅から徒歩17分

勤務形態

出社

勤務時間

9:00-21:00内に8時間勤務(1時間休憩)
※短時間勤務の場合、時給1,250円

給与

月給 200,000円〜340,000円

給与詳細

<基本給>
200,000円(1年目)

<役職手当>
施設長(管理者):+50,000円
サービス管理責任者(有資格者):+50,000円
※固定残業代を含む

<資格手当>
サービス管理責任者資格:+40,000円
精神保健福祉士:+30,000円
社会福祉士・保育士:+20,000円
介護福祉士:+10,000円
※1資格のみ手当対象

<技能手当>
+10,000円〜+40,000円
※資格手当を対象としない場合

<給与例>
技術職(デザイナー歴4年):240,000円(1年目)

福利厚生

- 社会保険:健康保険、厚生年金保険、雇用保険
- 昇給:半期ごと(評価制度により)
- 賞与:年1回(1ヶ月分+業績分)
- 転居手当:上限20,000円/月(借上社宅の用意も可能)
- 通勤手当:上限10,000円/月

受動喫煙防止対策

館内禁煙

給与以外の報酬

- 起業志望のある方には、独立を支援します(のれんわけ制度)
- 現場支援だけではない業務(生産活動企画・職業指導・多機関連携・地域協働・レセプト業務など)を希望に応じてお任せするので、通常の支援員と比べて幅広い経験が可能で、キャリア形成に役立てると考えています。

休日・休暇

水曜日・木曜日/夏期休暇・冬季休暇あり

職場の雰囲気

新規開設なので、みなさんの人柄で職場の雰囲気はつくられていきます。ぜひ一緒に、明るく、ひらかれた空間をつくっていきましょう。みなさんのご応募を、心からお待ちしております!

入社後1ヶ月後のイメージ

サービス管理責任者は、個別支援計画の作成から支援員の育成まで、即戦力として幅広い業務を担当していただきたいです。未経験の方は、利用者さんと一緒に生産活動を習得しながら、現場に慣れていただけたらと思います。

選考プロセス

応募フォームから必要事項を送信

書類選考

一次面接 (施設長/現地)

二次面接(全代表社員/オンライン)

採用決定

代表者メッセージ

事業担当代表社員・施設長 堀直人

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

この募集は、行き着くところ「人口減少超高齢社会の自治」を、どうみなさんと一緒に形成していけるのかをともに考えることに尽きるように思っています。わたしは、もともと福祉の人間ではなく、NPO・コンサルティング・政治家という歩みをしており、いわゆる「まちづくり畑」の人間です。

そのわたしが、福祉と出会って確信したのは、まちづくりは福祉を起点することでインパクトが生まれる(なぜなら、福祉は「くらし」だから)ということ。そして、就労継続支援B型事業所であれば、支えられるだけでなく、福祉が支える側になれるということでした。

施設を使って生産活動をすれば、たちまち、地域にひらかれた福祉だとか、支えあいの地域づくりだとか、そういうお題目すら必要なくなるほどに、強制的にひらかれ、否応なく支えあうことになるのが、就労継続支援のおもしろさです。

わたしは、4つの課題認識を持っています。

1つ目は、社会。
持続可能な社会をつくろうとする活動に、持続可能性がないこと。
2つ目は、障害福祉。
障碍者就労の選択肢が少なく、健常者のやりたくない仕事を押し付けられていること。
3つ目は、地域。
情報過多と思考停止により、それぞれの土地の価値が伝わっていないこと。
4つ目は、観光。
旅行商品がコモディティ化しており、旅慣れた人の要請を満たせてないこと。

このすべてを紐解く答えが、ホステルを運営する就労継続支援B型事業所であると気づきました。

経験者じゃなくても、構いません。もとよりわたしも、就労継続支援特有の施設長要件(企業経営の経験があるという要件)により、福祉未経験の施設長として、この業界に飛び込みました。この仕事のおもしろさは、筆舌に尽くし難いです。

尽くし難いですが、ここには、良くも悪くも日々「裏切られる」という鮮やかな現場がありました。踏み入れれば、踏み入れるほどに、のめり込んでいく障害福祉の世界を、ぜひみなさんにも体験していただけたらうれしいです。

社会・福祉・地域・観光というシナジーが産み出す可能性、その奇跡にともに立ち会う同志と出会えることを楽しみにしております!

[プロフィール]

1981年、札幌市生まれ。デザイナー・編集者を経て、2010年に独立。NPO法人北海道冒険芸術出版や日本編集株式会社を設立し、官民連携の地域課題解決プロジェクトを主導。2015年、江別市議会議員に当選。現場でゲストハウスの経営をしながら、市民福祉の向上に奔走する。2019年・2023年の江別市長選挙に立候補するも、2度の敗退により政治活動へ一旦の区切りをつける。2023年7月から、就労継続支援B型事業所の施設長。宿泊を生産活動とする「高工賃・一般就労モデル」を構想していたところに、京島の人々との出会いがあり、2024年7月に日常福祉合同会社を設立。

企業・団体概要

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