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2025.01.17 1231

【リモートOK】年間1万人の民泊受け入れを目指す地域づくりを一緒に。事務職募集!

この求人のキーワード:

文化や価値観の異なる人々の架け橋になる 若手歓迎・スタッフ育成意欲のある組織 チームで協力しあって動く・決める 地域活性化・まちづくり 観光 被災地復興 地域活性化・まちづくり ソーシャルビジネス・NPO 教育・人材育成

NPO法人SETが展開する陸前高田民泊事業の運営を支える事務スタッフを募集しています。

私たちの仕事について

NPO法人SETは、「まちづくり・ひとづくり・社会づくり」をテーマに、東日本大震災をきっかけに設立されました。
私たちは、地域の課題に真正面から向き合い、地域と人々がともに持続可能な社会を目指して活動しています。

Missionは、「一人ひとりの『やりたい』を『できた』に変え、日本の未来に『Good』な『Change』を起こす」ことです。
私たちは、このMissionを実現するため、地域住民や外部の人々など多様な方々と協力しながら事業に取り組んでいます。

⚫︎さらなる目標、年間1万人の受け入れへ。事務スタッフ募集!!

新型コロナウイルスの影響により、民泊事業を再開できている地域はほとんどありません。
しかし、陸前高田市では、地域全体の協力によって、2024年に年間のべ約4,000人の受け入れを達成しました。
これはコロナ前と同規模での受け入れとなります。

次なる目標は、年間1万人の受け入れを実現することです。
この挑戦は、単なる数字の達成にとどまらず、地域内経済の活性化、住民同士の絆の強化、そして訪問者が「地域のファン」となるきっかけを創り出す、地域全体の未来に向けた重要な一歩です。

目標達成に向け、私たちはさらなる体制強化を進めています。
民泊事業のように地域住民と直接関わる活動は、「地域の魅力を伝える」だけでなく、「地域に新たな可能性を生み出す」価値ある取り組みです。

この取り組みをさらに大きく成長させるため、事業を支えるバックオフィスの基盤を強化し、より多くの訪問者を迎え入れる準備を整えています。
また、事業規模が拡大している今だからこそ、新たな仲間とともに、持続可能な運営体制を築き、地域住民との連携を深めながら、地域全体で取り組む仕組みを進化させていきたいと考えています。

私たちは、「都会しか知らない若者」に「他にも選択肢がある」ことを伝えたい。そして、この活動を通じて「自分らしい生き方」が実現できる社会を、一緒に創り上げていきたいと思っています。

▶︎なぜ陸前高田で活動を続けるのか?

陸前高田市は2011年の東日本大震災で壊滅的な被害を受け、その後も人口減少や高齢化といった課題に直面しています。
現在、総人口約17,000人のうち、高齢化率は40%を超えています。

私たちの活動の原点は、震災直後、地域の方々との出会いと、そこでいただいた「お前たちは家族だ。いつでも帰ってこい」という言葉にあります。
その言葉に支えられ、この町を「魅力的で住み続けられる場所」にするために、本格的な活動をスタートしました。

▶︎私たちの目指す未来

震災から10年以上が経過した現在も、地方では人口減少や担い手不足といった課題が深刻です。
しかし、私たちは「人口減少そのものが課題ではない」と考えています。

単に人口を増やすことが解決策ではなく、人口減少が続く社会の中で、「どうすれば一人ひとりが豊かに生きられるのか」を探究し続け、新しい価値観や仕組みを生み出すことが重要だと信じています。

私たちSETが目指しているのは、「新しい社会や地域を一緒に創っていける『ヒト』を育てること」です。
人口減少の時代だからこそ、一人ひとりの存在や価値が高まり、地域社会に貢献できる仕組みを作ることが、本質的な解決策であると考えています。

地方が直面する「人が減る」「仕事が減る」「仲間がいない」というネガティブなループを、交流や繋がりを通じてポジティブな流れに変える。
訪問者と地域の人々が刺激を与え合い、新しい価値を生み出す。
その結果、地域が豊かに生きるモデルが日本全体へと広がり、未来を照らす希望となることを目指しています。

※「NPO法人SET」ホームページ
https://www.nposet.org/

⚫︎陸前高田民泊事業について

民泊事業は、地域が直面する課題に立ち向かうための一つの手段です。
都会に住む中高生を「教育修学旅行」として受け入れることで、彼らに地域の魅力を伝えると同時に、地元住民には新たな視点や希望をもたらしています。
この事業は、訪問者と地域住民との交流を通じて、町の活力を取り戻す重要な役割を果たしています。

日本では、人口の70%が都会に住み、都市生活が「普通」と捉えられがちです。
しかし、日本の自治体の約半数は人口2万人以下の小規模自治体であり、そこには都市とは異なる豊かな暮らしがあります。こうした地域は担い手不足に悩み、消滅の危機に直面しています。

私たちは、民泊事業を通じて、都会に住む中高生に地域の暮らしを体験してもらい、ただ「宿泊する」だけでなく、地域に溶け込み、交流を通じて相互に刺激を受けることで、地域と中高生双方にポジティブな変化をもたらすことを目指しています。

この交流を通じて、「人は変われるし、人が変われば町は変わる」という確信を得ました。
ひとづくりからまちづくりを推進すること。それが私たちの使命であり、目指す未来です。

▶︎民泊事業がもたらす3つのメリット

1. 住民へのメリット
訪問者との交流を通じて「新しい活力をもらえた」との声が多く、受け入れ家庭同士の絆や生きがいが育まれます。

2. 生徒へのメリット
田舎暮らしの体験を通じて自然の豊かさや人との繋がりの大切さを実感。防災体験では震災の教訓を学び、防災意識を高めます。

3. 地域全体へのメリット
地元食材の消費や地域経済の循環を促進し、訪問者が「第二のふるさと」として地域への愛着を育むきっかけとなります。

※かけがえのない「一泊」を繋ぎつづける。地域の方と中高生の出逢いをむすぶ
https://note.com/setforjapan/n/n715b724829ca

⚫︎業務内容

民泊業務を中心とした事務職

1) 主な業務内容
・旅行会社や学校との予約および問い合わせ対応
・新規受け入れ学校を確保するための営業事務
・その他、民泊事業を現地で推進するための業務全般

2) 期待する成果
旅行会社・学校とのスムーズな連携

募集要項

テーマ 地域活性化・まちづくり 観光 被災地復興
職種 事務・サポート業務・秘書
雇用形態 正社員
組織形態 NPO/NGO
その他のキーワード 地域活性化・まちづくり ソーシャルビジネス・NPO 教育・人材育成
期待する成果

・適切な問い合わせ対応
旅行会社や学校から寄せられる多くの問い合わせに、的確かつ迅速に対応し、信頼関係を構築します。特にメール対応では、丁寧で分かりやすい説明を心がけ、相手の期待に応える対応が求められます。

・新規受け入れ学校の獲得
商談会やDMを活用した営業活動を基盤に、新たな戦略を取り入れ、より多くの学校との連携を推進します。営業活動を支える事務業務を通じて、効率的で効果的なサポートを行い、事業の拡大に貢献することが期待されます。

・受け入れ家庭との円滑な調整
生徒のアレルギー情報や特別な要望を正確に把握し、受け入れ家庭と共有することで、安心で快適な受け入れ環境を提供します。また、現場での調整役と連携しながら、受け入れ家庭と生徒の交流体験がより良いものになるよう支援します。

対象人材像

・地方での暮らしや仕事に興味のある方
・バックオフィス業務での経験を活かしたい方

応募資格

・普通自動車第一種運転免許(AT限定可)
・パソコンの基本操作スキル(Microsoft Office、Googleドライブ、Slackなどの使用経験)

歓迎条件

・窓口業務の経験(メールや電話対応など)
・旅行会社での勤務経験
・教育、観光、または地域活動に携わった経験

新卒エントリー
OK
未経験者エントリー
OK
勤務地の住所

岩手県陸前高田市広田町字山田52番地6

勤務地の詳細

1. 最寄駅
・大船渡線 BRT小友駅より車で約10分
・大船渡線 陸前高田駅より車で約21分

2. 周辺環境
・商業施設
職場近くにはスーパー「マイヤ」(車で約14分)やコンビニエンスストア「セブンイレブン」(車で約13分)があり、日常のお買い物に便利です。
・医療施設
「鳥羽医院(車で約13分)」や「岩手県立高田病院」(車で約19分)があります。
・飲食店
車で約21分の市街地「アバッセたかた」には、ランチや軽食に利用できるカフェやレストランが徒歩圏内に数軒ございます。
・自然環境
職場周辺は自然が豊かで、美しい海水浴場もあり、休憩時間のリフレッシュに最適です。

3. 交通手段
・公共交通機関:大船渡線のBRT小友駅および陸前高田駅から車でアクセス可能
・駐車場:職場敷地内または近隣に無料駐車場がございますので、通勤時に車をご利用いただけます。
・通勤手当:交通費は規定に基づき支給されます。

勤務形態

一部リモート勤務OK

勤務時間

週4〜5勤務、1日平均8時間

給与

月給 140,000円〜170,000円

給与詳細

経験やスキルを考慮の上、弊社規定により金額を最終決定いたします。

福利厚生

・水道光熱費・Wi-Fi込みの家賃補助あり:負担を抑えながら快適な住環境で働けます。
・シェアカーの利用可能:業務やプライベートで地域内を自由に移動できます。
・健康保険、厚生年金、雇用保険、労災保険の完備

受動喫煙防止対策

屋内禁煙、喫煙所指定あり

給与以外の報酬

1. 柔軟な働き方
リモートワークやフレックスタイム制を取り入れ、個人のライフスタイルに合わせた働き方が可能です。
また、地域の産業や文化に触れる機会も豊富で、仕事を通じて新たな視点や経験を得られます。

2. 生き方・働き方を探求する仲間
フラットな関係性の中で、チームメンバーと助け合いながら働ける環境であり、定期的なミーティングや研修のほか、余暇の時間を活用したコミュニケーションの場を通じて、仲間との絆を深め、成長を共に楽しめます。

3. 成長の機会とやりがい
予約対応、営業活動、現場サポートなど、多岐にわたる業務を経験することで、多方面にわたるスキルを磨けます。
生徒や地域住民の笑顔や感謝を直接感じられるため、仕事が地域や社会に与えるポジティブな影響を実感できる環境です。

4. 地域との深い関わり
自然豊かな陸前高田を拠点に、地域住民と協力して課題解決に取り組む経験が得られます。人との繋がりや感謝の気持ちを深く感じられる職場です。
また、三陸沿岸地域ならではの恵みを楽しめるのも魅力で、旬の作物や新鮮な海産物といった食の豊かさが日常を彩ります。

休日・休暇

土・日・祝日
※修学旅行民泊の受け入れ時期(4-5月/9-10月)は異なることもあります。

職場の雰囲気

1. 働く魅力

・2拠点生活も可能:都市部に拠点を持ちながら、地方での仕事に取り組みたい方にも柔軟に対応します。
・時期により、リモートワークやフレックス勤務も可能。自分のペースや生活スタイルに合わせた働き方ができます。
・多様な研修制度:民泊事業の先進地への視察研修、他事業の職員と合同での職員研修など、新しい知識や視点を得る機会があります。

2. 職場環境とチームの魅力

・移住者も多く、全国各地から集まった仲間と共に働けます。
・チームメンバー同士の交流も盛んで、互いにサポートし合いながら成長できる環境です。

3. SNSも発信していますので、よろしければご覧ください

【Facebook】https://www.facebook.com/nposet
【instagram】https://www.instagram.com/_nposet/
【note】https://note.com/setforjapan

選考プロセス

応募フォームからご応募下さい。

1. 初回面談

2. 短期インターン
・実際の業務を体験する場(3~5日間)※オンラインまたはリモートで一部代替可能
・インターン中の補助:交通費最大2万円や宿泊費無し

3. 最終面談

4. 採用・契約

代表者メッセージ

理事長 三井俊介

私が都内で大学生活を送っている頃、社会への違和感、モヤモヤ、生きづらさを抱えていました。卒業後の進路にも悩んでいました。既存のレールに乗っかるしかないような環境、自分が自分らしくいられない感覚。本来の自分ではない方に強制される環境に疲弊していました。
そんな中、東日本大震災が発生、2011年の4月には陸前高田市広田町に現地入りしていました。そこから毎月ボランティアで通いました。
ここで暮らす人々は、全く違う価値観で生きていました。経済合理性で生きていない町の人。大学名は全く意味をなさない、人としてみてもらえる。人と人との中で、お金を介在させずに、信頼関係をベースに生きていくという豊かさがありました。自分の住む町を愛し、そこで暮らし続けることを何よりの幸せと考えている人々がいたました。「こんな生き方もあるんだ。じゃぁ自分にとって、自分たちにとっての豊かさってなんなんだろうか?」その気づきと体験、仲間との対話が、徐々にもやもやを払いました。

SETではこれまで多くの若者をこの地に呼んできて、町の人たちとの交流を作ってきました。
SETを通して全く違う価値観の人との出会いがあります。都会の若者と田舎のご年配の方、普通に暮らしていては決して出会えません。一つ一つのことが学び深いし分かり合えない部分もあります。ただ、都会では触れることのなかった価値観や文化に出会い、違う世代や環境で育った人々と時間を分かちあいます。
この民泊で訪れた生徒たちは、別れ時に涙を流します。それは何かが心に響き、そしてその体験はきっと生涯忘れることのないものです。その姿を見た時に、「ここでの経験は自分のとってだけではなく、多くの若者にとって大切なんだ」と確信しました。

ぜひそんな場を一緒に作ってくれる方を募集します。
熱い想いと優しい心を持ったあなたの応募をお待ちしております。

[プロフィール]

特定非営利活動法人 SET 理事長
特定非営利活動法人 高田暮舎 理事
特定非営利活動法人新公益連盟 北海道・東北ブロック代表
宮城大学 非常勤講師
一般社団法人幸せなコミュニティとつながり実践研究所 理事
岩手県総合計画審議委員
元陸前高田市議会議員 (2015年9月~2019年9月)
「政策起業家が社会を変える」出版
2011年4月6日、陸前高田市への初めての現地入りの時、広田町と出会う。

スタッフの声

交流部 県南エリア 陸前高田市民泊担当 吉原直矢

民泊事業は、普段は交流することのない「都会の中高生」と「地方の大人」が出会い、心を通わせる特別な機会となります。その中で、訪問する中高生が学校の先生や家族とは異なる「地域の大人」と心から交流し、感動して涙を流す姿を目にすることがあります。
この事業を通じて、豊かな自然や地域の温かさ、そして「心の豊かさ」が中高生の心に深く響いているのを感じます。そして、その姿に触れた地域の方々も元気をもらい、「民泊をしていてよかった」とやりがいを感じてくださいます。

この事業に携われることで、人と人がつながり、新たな絆が生まれる。私にとって特別で幸せな仕事だと感じています。

企業・団体概要

  • 企業・団体ページ
  • 設立: 2013年06月
  • 代表者名: 三井俊介
  • 従業員数: 26名
  • 従業員数の詳細: 常勤職員12人、非常勤職員14人で構成されています。
  • 資本金:
  • 事業内容: ◽︎交流部
    交流部は、震災後から10年間にわたり、SETが独自に発展させてきた自主事業に焦点を当て、取り組んでいます。また、岩手県内の各自治体と密に連携し、地域社会への変化をもたらすことを目指しています。 交流部の事業では、県外の大学生を中心に集め、地域の魅力や中高生の想いを引き出しています。県外の中高生の修学旅行も受け入れ、これまで9000人近い交流人口を生み出しました。また、SETが築き上げたノウハウを活かし、自治体職員や企業向けにも研修を提供しています。これにより、岩手県全体の地域づくりに寄与しています。交流部の役割は単なる事業の推進だけに留まりません。地域とのコミュニケーションを通じて、岩手県の未来をつくり、ここで活動した若者はともに生きる仲間となっていきます。

    ◽︎暮らし部
    暮らし部は持続可能なライフスタイルづくりをテーマに掲げています。この部では、生き方やキャリアに対する学びの場を提供し、森林再生、パーマカルチャー、地産地消の食づくりを通じて多岐にわたる体験機会を提供しています。
    SETは10年にわたり、交流を通したまちづくりに取り組んできました。これらの活動により、移住者が誕生し、地域コミュニティが新しい形で再生しています。コミュニティの再生は、自然環境の共同管理や地域で青少年が成長する機会を生み出すことに繋がります。したがって、暮らし部の活動は、SETの10年間の経験と実績を基に生まれているものと言えます。これを通じて、個人と地域の持続可能性に寄与することができます。

    ◽︎研究部
    SETで生まれる変化を可視化し、社会に新たな視点を提案しているのが研究部です。若者や地域住民の活動への参加による意識変化を調査し、その成果を発表、書籍の刊行や論文の投稿などを通じて広く共有しています。アカデミックボードの設立により、異なる専門分野の専門家と協力し、SETの実践事例から得られた知見をもとに、未来の社会に必要な新しいアプローチや物差しを提案しています。これまでに10冊以上の書籍に掲載され、その成果が広く認められています。研究調査結果やアカデミックボードに所属する専門家のみなさんについては、すべてホームページからアクセスすることができます。「人生が変わった」と、関わった人の多くが言うSETの取り組みを、体験価値だけでなくアカデミックな視点から社会に届けていくのが研究部の役割です。
  • WEB: https://www.nposet.org/
  • 住所: 岩手県陸前高田市広田町字山田52番地6
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