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2024.07.02 2503

立ち直りを支える地域社会をつくる、助成事業の【運営スタッフ】募集!

更生保護法人日本更生保護協会

この求人のキーワード:

誰も取り残さない社会 格差の是正・誰もが機会を得られる それぞれが自分らしく暮らせる社会 福祉・社会的包摂 貧困問題 well-being 中間支援 協働・コレクティブインパクト ダイバーシティ

出所者や非行少年等、罪を犯した人の“立ち直りを支える人”を支援する、助成事業の運営スタッフを募集します

私たちの仕事について

日本更生保護協会は、刑務所出所者等の社会復帰を支援するために設立された、100年以上の歴史を持つ団体です。
人が非行や犯罪に至ってしまう背景には複合的な要因があり、その後再び罪を犯すことなく人生を歩んでいくためには、住居・就業・相談・居場所、また、依存症からの回復など、多様かつ息の長い支援が必要とされています。
更生保護の世界には、保護司や更生保護女性会、協力雇用主、BBS会、更生保護施設などをはじめとする様々な民間協力者がおり、連携して上記のような多分野の支援を行っています。私たち日本更生保護協会は、そうした民間協力者・支援者に対して支援を行う「中間支援組織」として、協力団体に対する助成や、研修会・講演会・広報・出版などの事業を通して、立ち直りを支える地域の人々が笑顔で、生き生きと、充実した活動ができるよう支え、その輪を広げると共に、誰もが生きやすい包摂的な社会づくりに取り組んでいます。

●今回募集するポジション・業務内容について
【助成事業の運営スタッフ】
休眠預金を活用した助成事業の運営スタッフを担当していただきます。
各地の助成先団体とコミュニケーションを取りつつ、事業への伴走支援や評価、予実管理、研修、外部への広報等を行い、事業全体をマネジメントする業務です。
現在実施中の事業では、助成先団体の地域における地域支援のネットワークづくりに取り組んでいます。当面はその事業を担当いただきますが、今後、新たな助成事業の立案・実施に携わる可能性もあります。
業務内容的には一般的なビジネススキルが求められる場面が多いですが、助成先団体とのミーティングや現地訪問の機会は豊富にありますので、支援の実際の様子に触れながら事業を運営していくことができます。
分野未経験の方でも大丈夫ですので、これから更生保護に関わっていきたいという意欲をお持ちの方を歓迎します。ぜひ、これまでの社会人経験やスキルを当協会で活かしてください。

【主な業務内容】
・助成先団体への伴走支援(事務面・活動面に対するサポート)
・事業評価  
・予実管理
・スケジュール管理
・プレゼン資料、報告書作成
・研修やイベントの企画・実施
・外部関係者との連絡調整(関係機関、有識者等)

※将来的には、休眠預金事業だけでなく、希望や能力等に応じて、当協会本体の研修・広報、出版、財務部門等の事業を担ってもらうことを希望しています。

募集要項

テーマ 福祉・社会的包摂 貧困問題 well-being
職種 中間支援 プロジェクトマネージャー 事業推進
雇用形態 正社員
組織形態 その他
その他のキーワード 中間支援 協働・コレクティブインパクト ダイバーシティ
対象人材像

・当協会の理念に共感し、更生保護に関わっていきたいと思う方
・主体的にできることを探し、行動できる方
・関係者と相談し、協調できる方
・助成先団体とコミュニケーションを取り、事務面のサポートをしながらプロジェクトを進行できる方

応募資格

・社会人経験3年以上
・基本的なパソコンスキル(Word、Excel、Powerpoint等)

歓迎条件

・Zoom、Google(スプレッドシート、フォーム等)の使用経験
・プロジェクトマネジメント経験
・助成金事業の運営・事務経験
・事業評価の経験
・更生保護や福祉など関連領域での調査研究の経験
・司法や福祉領域で社会復帰支援に携わった経験

※矯正や更生保護、福祉現場における対人援助のご経験がある方は、受益者像の理解や支援実務の把握など、様々にそのご経験を活かしていただけると思いますが、当協会の業務では直接的な対人援助そのものを行うことはありませんので、その点はご認識ください。

新卒エントリー
NG
未経験者エントリー
OK
勤務地の住所

東京都渋谷区千駄ヶ谷5-10-9 更生保護会館3階

勤務地の詳細

最寄駅:JR「千駄ヶ谷駅」から徒歩7分/JR「代々木駅」から徒歩7分/副都心線「北参道駅」から徒歩10分

勤務形態

一部リモート勤務OK

勤務時間

9:00~17:15(休憩1時間)
※基本は出社ですが週に1日程度リモート勤務を組み合わせることが可能

給与

月給 220,000円〜258,000円

給与詳細

・残業手当は別途支給します。
・業績や本人の貢献に応じた賞与を6月と12月を目安に支給します。
・年齢や経歴、資格等により、初任給の額を決定します。

福利厚生

・各種社会保険完備
・交通費実費支給
・賞与あり
・昇給あり(個人の業績によります)
・家賃補助あり
・残業手当あり

給与以外の報酬

外部研修により、プログラムオフィサー(助成事業の企画・運営担当者)業務の基礎、社会的インパクト評価について学ぶことができます。

休日・休暇

・土日祝
・夏季休暇(3日間)
・年末年始(12/29~1/3)
・有給休暇(年最大20日間)
・特別休暇(育児休暇、介護休暇、慶弔休暇 等)

職場の雰囲気

勤務地である更生保護会館では、当協会のほかにも、複数の関連組織が同じフロアで机を並べて仕事をしています。更生保護の職務に長くあたってきた職員もいれば、別の分野から転職してきた職員もいます。年齢層は比較的高めで、落ち着いた雰囲気です。分からないことがあれば、気軽に聞きあえる和やかな職場です。

選考プロセス

①応募フォームからエントリー
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②書類選考(履歴書、職務経歴書、エントリーシート)
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③職員とのカジュアル面談 ※まずは業務内容や職場の雰囲気などをご説明します。その上で次の段階に進むかどうかをお考えいただけます。
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④事務局長面接
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⑤内定

※③面談、④面接はともに対面を想定しておりますが、③に関してはご希望によりリモートも検討可能です。

代表者メッセージ

事務局長 幸島 聡

犯罪をした人や非行をした少年には、生育環境等に恵まれず社会的に弱い立場の人が少なくありません。また、犯罪を繰り返す中で様々なものを失い、孤立している人も多くいます。そうした人々が、立ち直りを支えてくれる人との出会いや、様々な支援を得て社会復帰を果たしていくことは、「誰ひとり取り残さない社会」の実現にもつながります。
そこに向かう困難な道のりを支えるのは、個人や地域、社会全体の「立ち直りを支える力」です。その力を、つよく、大きく、長く続くものにしていくためには、支え手への支援を充実させていく必要があります。更生保護の分野における中間支援組織として、従来異分野と思われていた方々との連携を進めていくことも大切です。
私たちは、現場で直接的な支援に携わる方々の声を聴き取り、そのニーズに応えながら、一歩先を見据えた事業を展開していこうとしています。ぜひ、更生保護の領域から、包摂的な社会づくりに取り組んでいきたい方をお待ちしています。

[プロフィール]

法務省入省後、更生保護行政に従事。保護局勤務のほか、各地の保護観察所長、地方更生保護委員会委員長など歴任。地域の第一線で更生保護ボランティアの方々と活動を共にしてきた。

スタッフの声

プロジェクトマネージャー 石畑

当協会には、長く更生保護の実務に携わってきた職員もいれば、異業種から転職してきた職員もいます。私自身は後者で、通算10年ほど番組制作の業務に従事してきました。そこで社会人としての基礎と、あらゆる仕事に通用する事務力や調整力が身についたと思っています。
前職時代に福祉を学ぼうと思い立ってから、通信教育での学びをはじめ、対人支援のボランティアや、地域福祉に関わるプロジェクトにプロボノとして携わるなど、立ち位置の異なる現場を少しずつ体験するなかで、転職を考えるように。仕事とするには思いもさることながら適性の見極めも大事だと考えたとき、これまで培ってきたスキルが活かせると思ったのが、中間支援という立ち位置でした。
現在は、職場の諸先輩をはじめ更生保護の支援の実相をよく知る皆さんから、たくさんのことを学んで吸収する日々です。担当する助成事業では、事業の内容が社会課題の解決に資するものになっているかを繰り返し問われます。その問いに向き合い、アドバイザーや関係者の皆さんの力を借りて共に頭を悩ませつつ、助成先団体を事務と活動の両面でサポートしていきます。一つの分野に閉じない様々な発想やスキルが加わることで、事業がより豊かなものになっていくと実感しています。また、助成先団体の活動につながった方の前向きな変化などを見聞きしたりすると、資金と共にたくさんの人の想いが、バトンリレーのように巡っていると感じられます。
「中間支援」「更生保護」のキーワードに関心がある方に、ぜひ仲間になっていただけると嬉しいです!

企業・団体概要

  • 設立: 1996年04月
  • 代表者名: 幸島 聡(常務理事)
  • 従業員数: 10名
  • 従業員数の詳細: 全員正規職員
  • 資本金:
  • 事業内容: 日本更生保護協会は、更生保護を支える人々・団体の活動を支援する中間支援組織です。「立ち直ろうとする人が生きづらさから再び犯罪をすることのない社会」を目指して、

    ・立ち直りを支える民間の人々に向けた研修会や講演会の実施
    ・月刊誌『更生保護』の発刊
    ・住居のない人を保護する更生保護施設への助成
    ・息の長い支援活動への助成
    ・法務省主唱 ”社会を明るくする運動” のポスター等広報資材の作成・頒布

    などの事業を行っています。
  • WEB: https://www.kouseihogo-net.jp/hogokyoukai/index.html
  • 住所: 東京都渋谷区千駄ヶ谷5-10-9
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