「プレーリーダー」の仕事の魅力は、子どもの「やりたい!」にとことん付き合って、子どもと一緒に考えて、挑戦して、喜べること。子どもたちが自由に遊びながら、自分の個性を輝かす力を蓄えていくことを、丁寧にサポートできること。遊びの力、子どもの育ちや学びの本質、子どもの権利、インクルーシブ、子どもの居場所、地域コミュニティ等に興味がある方に、やり甲斐のある仕事です。
■■「プレーリーダー」の仕事って?■■
子どもたちからはよく、「プレーリーダーは遊ぶことが仕事なの?」と不思議そうに聴かれることがありますが、その通りです。プレーリーダーは子どもと一緒に遊ぶことが一番の仕事です。そして、遊びに来る子どもと子ども、子どもと大人たちをつなぐことも仕事です。
魅力的な遊び環境設づくり、園内アナウンスの掲示、イベントの企画や近隣の学校等にお便りをだす、いろんな事情で辛い思いをしている子のためになることを、保護者や地域の教育支援施設の方々と一緒に考えることも仕事です。
プレーリーダーが子どもとの関りで大切にしているのは ”斜めの関係”。子どもを導いたり指導したりする上下関係とは違う、子どもと一緒に楽しむ、子どもが自分で考えて決める邪魔をしない、いざという時には頼りになる存在になることです。
具体的には、現場で参加者(子どもや大人)の「人と関わる」ことと、「事務・作業」業務の2種類があります。時間の目安は、おおよそ3/4 が人と関わること、おおよそ1/4はイベントの企画や広報記事作成、報告書作成等の事務と、園内整備や遊具づくり等の作業をしています。事務や作業は各自が得意なことを担当します。例えば、パソコン操作が得意な人は報告書づくりを、力仕事や大工仕事が得意な人は園内整備を担当する等です。適材適所!強みを活かす!方針です。
※「プレーリーダー」と「プレイワーカー」は、同じ職種の呼び方違いです。PLAYTANKでは「プレーリーダー」と呼んでいます。
■■募集する事業と求人募集する背景■■
今回のプレーリーダー募集は、PLAYTANKが受託運営する公立の冒険遊び場『練馬区立こどもの森』(以後『こどもの森』)の拡張と、練馬区以外で自治体が冒険遊び場づくりを始めるサポート事業が増えることを見据えての増員です。
『こどもの森』は、農家の屋敷森跡地を活用した、敷地内に畑や果樹もある、自然豊かな公立の冒険遊び場です。
虐待、学級崩壊、不登校、発達障害、子どもの貧困など、子どもと取り巻く社会課題が注目される今、親はもちろん、子ども関係の施設で働く専門職の方も、子どもとどう関わる?どう育てる?と、迷い悩むことが多いのではないでしょうか。「冒険遊び場」は、家庭や施設の中に子どもを囲いません。異年齢の子ども同士、世代子超えて子どもと大人が、自由に関わり遊びながら子どもが育つ"地域のコミュニティ拠点″です。国の「こどもまんなか政策」でも、こどもの居場所として自治体が冒険遊び場に取り組みむことを推奨しています。プレーリーダーは、これからの社会に必要な、求められる、子どもの生きる力の育ちを支える専門職です。