2025.01.15 78

【自然体験×対話】地域教育を通して社会づくりを行う仕事

この求人のキーワード:

自立的に動く・大人な組織 チームで協力しあって動く・決める チームで協力しあって動く・決める 教育・こども 人材育成 地域活性化・まちづくり 教育・人材育成 地域活性化・まちづくり サステナブル・環境・生物多様性

自然と共存しながら生み出す学童を通して、こどもの主体性を伸ばし、他者と協働する力を育む仕事。放課後こども預り事業やこども短期キャンプの現場ディレクターを行うスタッフを募集します。

私たちの仕事について

⚫︎全ては「1年間のキャンプがしたい!」この一言から始まった

こどもをとりまく問題が増えていた1980年代。時代と逆行する、こどもが全てを決めるフリープログラムキャンプの中で「1年間キャンプがしたい!そうすれば食べ物も自分たちで作れるし、食器や、家だって作れるかもしれない!」こんな声が上がり始めました。 1年間キャンプをしながら自分たちで家を創るという夢をこどもも大人も区別なく本気で実現する。 1986年。グリーンウッドの土台となる「暮らしの学校だいだらぼっち」ははじまりました。
1年間の暮らしにはプログラムはなく、こどもたちがやりたいことを出し合って話し合いでスケジュールを決めて活動していきます。
自分で考えて実行することは、成功も失敗も大きな学びをもたらします。こどもの「やりたい!」を受け止めると、こどもはどんどん失敗と挑戦を重ねながら一人で学んでいくのです。また、ご飯づくりや田畑の作業なども、仲間と行うことが必然なので、自然と対話や協働が生まれました。これこそが、グリーンウッドが行う「教えない教育」と「他者との対話と協働」の原点です。

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⚫︎社会づくりのために、未来を自分の手で作り出せる人を育てる

現代社会は教育も楽しさも遊びも、与えられることが当たり前となっています。その方が失敗もせず、手間もかからず、タイムパフォーマンスが良いからです。一方でわたしたちの提供する事業では、遊び道具は用意をせず、時にわざわざ燃料に薪を使ったご飯づくりを自分たちで行います。自然の中で発見した遊び場で存分に顔や服を泥だらけにして遊ぶ時間。火が起きず遅々として進まないご飯づくり、時に風雨にさらされ、失敗を繰り返し思うようにいかない状況の中、こどもたちは「大変が楽しい!」と生命力をきらめかせます。
「楽」と「楽しい」は違う。
本当の楽しさは自らの手で生み出すことにあること。自分自身を存分に発揮する喜びと、共有できる仲間の存在が教育に重要であることを改めて気づかせてくれました。これこそ「未来を自分の手で創り出せる教育」なのです。
この気づきを研ぎ澄まし創り上げた教育プログラムを「暮らしから学ぶねっこ教育」と名付け、幼児から大人、様々な対象へ教育活動を提供しているのが私たちグリーンウッドです。
▶️ねっこ教育:https://www.greenwood.or.jp/aboutus/nekko.html

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⚫︎仕事内容 

 ◉地域幼児教育チーム
  ⚪︎「放課後児童クラブいってきました」のスタッフ
   ・安全管理
   ・こどもが主体的に活動できるようにサポートすること
  ⚪︎週末イベント型の野外体験活動の企画・運営
   ・プログラム作成
   ・広報、募集受付作業
   ・当日の運営スタッフ

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\\関心がある方は、お気軽に説明会へ!//
▶️https://www.greenwood.or.jp/recruit/saiyo/recruit_new.html

※短期インターンシップ、長期インターンシップ(1年間)も募集しています。詳細は団体ホームページをご確認ください。

募集要項

テーマ 教育・こども 人材育成 地域活性化・まちづくり
職種 教師・講師・ファシリテーター 対人支援(教育・保育・医療・福祉) 新規事業立ち上げ
雇用形態 正社員
組織形態 NPO/NGO
その他のキーワード 教育・人材育成 地域活性化・まちづくり サステナブル・環境・生物多様性
対象人材像

・社会を良くしたいというココロザシのある方
・失敗から学ぶ姿勢のある方
・人と話す時間を大切にし柔軟に思考できる方

応募資格

・ヒトヅクリで社会を変えたいという高いココロザシと覚悟があるもの
・就業時に原則として、普通自動車免許(AT限定除く)を所有しているもの※採用決定後の取得も可
・パソコンの基本的操作のできるもの(ワード・エクセル・メールソフト)
・当団体代表 辻 英之の著書、「奇跡のむらの物語(農文協)」を読み、当団体の事業や理念を理解しているもの

歓迎条件

・違いを認め、協働し、新たなものを生み出せる人
・地道な一歩を信じる人
・失敗から学ぶ姿勢のある人

新卒エントリー
OK
未経験者エントリー
OK
勤務地の住所

長野県下伊那郡泰阜村6342番地2

勤務地の詳細

【JR飯田線温田駅下車】タクシー(10分程度)徒歩(1時間弱)
【JR飯田線田本駅下車】徒歩(30分程度)JR田本駅は無人駅です。また軽登山ルートです。※日が暮れてからはたいへん危険ですのでJR温田駅下車でおこしください。

勤務形態

出社

勤務時間

9時~19時(うち、休憩2時間)、または13時~21時
※所属チームや業務により、勤務時間が異なります。

給与

月給 178,000円〜294,000円

給与詳細

・毎年昇給あり
・残業代あり
・3ヶ月の試用期間あり
・家賃は2,000円、月3,500円の共益費で毎日3食あり

福利厚生

・健康保険
・厚生年金保険
・雇用保険
・労災保険加入
・食事提供(月3,500円の共益費にて(1日3食))
・住居として村営住宅を紹介(家賃は物件による~1万円程度)
・内部研修、外部研修あり
・産休・育休制度あり

受動喫煙防止対策

敷地内禁煙

給与以外の報酬

・RESCUE3-Swiftwater Rescue Technician・level-Ⅰ
・Medic First Aid JAPAN-ケアプラスコース
など各種資格を取ることも可能

休日・休暇

休暇 一か月 4週6休
年間で1週間の長期休みアリ
※その他随時有給あり

職場の雰囲気

「一人一票」、おとなもこどもも就業年数も関係なく、一人一人が責任をもって発言し、その場に関わる職場です。
毎日の昼食はスタッフが持ち回りで創るため、出来立ての美味しいご飯をみんなでワイワイ囲みながら食べます!

入社後1ヶ月後のイメージ

最初は徐々に日常業務に慣れるのと並行して、山村留学のこどもたちと同じ目線で暮らしに慣れてもらうことが仕事です。年数重ねたスタッフには逆にできない立場なので、わからないことを「わからない」と伝えたり、疑問を声に出していくことを頑張ってください。

選考プロセス

エントリーの前に、オンライン説明会や現地見学(費用は宿泊実費のみ)への参加をおすすめします!
▼詳細はホームページを参照
https://www.greenwood.or.jp/recruit/saiyo/recruit_new.html

【STEP.1】応募フォームから必要事項を送信

【STEP.2】書類選考
書類をもとに1次選考いたします。 

●応募書類
(1)履歴書(写真添付)
(2)応募の動機をまとめた作文(800字程度)
(3)あなたの年表(履歴書以外で表現したいことを年表にまとめてください。A4一程度)
※履歴書、作文は全て手書きで提出すること
※以上を、「職員申込書類在中」と表書きした封筒に入れ、センター事務局まで郵送してください。 

●中途採用 応募期間:現在受付中です。随時お問い合わせください。
●2025年度新規採用 応募期間
(4)第4次エントリー:10/1~10/20(必着)
(5)第5次エントリー:11/1~11/20(必着)
(6)第6次エントリー:12/1~12/20(必着)
(7)最終エントリー :~2025年1/31(必着)

募集定員に達した場合は、それ以降のエントリーは締め切ります。

(2024年度中途採用職員)

(1)中途採用につきましては随時対応いたします。

(2)募集定員に達した場合募集を締め切ります。
※書類考査の結果については、エントリー期間締切後、1週間以内に通知いたします。

【STEP,3】 面接選考

書類選考合格者を対象に現地(グリーンウッド)にて面接となります。

【STEP,4】 採  用(試用期間90日間)

(1)取得した個人情報は、採用選考にのみ使用します。
(2)選考プロセスは変更になる可能性があります。
(3)合否理由についての問い合わせにはお答えできませんのでご了承ください。
(4)採用後に現地にて研修を行う場合があります。

その他

※配属チームなどに関しては、面談時に希望や経験等をお伺いした上で、こちらで決定させていただきます。

代表者メッセージ

代表理事 齋藤新

 グリーンウッドとの出会いは2003年の山賊キャンプの長期ボランティア参加からになります。2001年のニューヨークの同時多発テロをきっかけに、世界は不安定な状況に突き進んでいました。世界平和のためにも未来を創るこどものための仕事がしたいと転職を考えていた際に出会ったのが「自然学校」という存在でした。

 しかしそれまで働いていたのは編集プロダクション。こどもとも関わったこともなく、キャンプばかりかアウトドアの経験も少ない自分が果たしてやっていけるのか?という不安もありました。そこでたまたま見つけたのが1か月半山賊キャンプの運営を手伝う長期ボランティアです。まずはやってみよう、それで合わないと思ったら別の仕事を探そうと、自分を試すために応募しました。 
 朝日と共に起き、こどもたちのご飯作りを必死にサポートし、川で遊び、夜暗くなって眠る1か月半の暮らし。こどももボランティアもスタッフも一緒に必死に、そして全力で遊ぶ経験で得たのは「生きている実感」でした。これまでも自分で働き、暮らして「生きていた」はずなのに、ただご飯を作り、食べ、遊ぶというだけの毎日の方が、圧倒的に「生きている」と感じたのです。当たり前と思っていた価値観が崩れ去り、本当に大切なものは何か?を考えるきっかけとなりました。  
 その後別の団体で1年間の実習生を経験。改めてこの先を考えたとき、「本質的な活動をしているグリーンウッドで働きたい」という想いから、当時事務局長だった辻に「働かせてください」と手紙を出し実習生として関わり始めたのが2004年の10月です。
 年度が変わった2005年から正職員となり、その後は山賊キャンプの拡大や青少年対象事業の企画、だいだらぼっちの責任者、ファンドレイザーの資格を取り寄付活動を開始、その他パンフレットや広報物の作成、スタッフの主体的な働きができるよう「一人一票」の職場づくりとグリーンウッドの価値を社会に届けるための仕事をして今に至ります。 

 20年前にボランティアとして関わっただけのきっかけから、まさか時を経て代表になるとは誰も想像しない出来事です。それでも一歩一歩進んできた先にこういった未来があるのは、素直に「人生はおもしろい」と感じます。
 代表という任は格別に重いものです。それでも縁あって働いたこの場所で、たまたまでも与えられた役割ならば「私がやるしかない」と覚悟を決めています。

 現代社会に足りないのはまさに「生きている実感」ではないでしょうか。「自分がここにいる」実感を取り戻すことが、社会変革の一歩です。そのためにこれまで通り、だいだらぼっちや山賊キャンプ、放課後児童クラブなど既存事業を進めていきます。一方でだいだらぼっち40年を目前に控え、また社会も大きく変化する中で私たちの役割も変えていかなければなりません。現在、団体の軸となる「ビジョン・ミッション」も新たにし、新事業も提示していくことになるかと思います。
共にこの転換期を創る仲間を募集します。

[プロフィール]

1974年東京都生まれ千葉育ち。杏林大学卒業。9.11のテロをテレビで見た時、この世界を変えられる仕事は自然と教育に携わる仕事と考え、転職を決意。経験を積むため山賊キャンプの長期ボランティア、日本ネイチャーゲーム協会(現 日本シェアリングネイチャー協会)実習生を経て、その後2004年に改めてグリーンウッドの門を叩く。
現在は代表理事として、キャンプ統括や、全事業のマネジメントを行う。

スタッフの声

スタッフ//●あお ●バズ ●なるこ ●いと

●あお(伊藤真菜)(2023年度採用)
とにかく楽しいです!決められたことを繰り返す日々ではなく、対ヒトの仕事なので本当にいろんなことが毎日起こるんです。しかもこどもたちが全部考えて進んでいく現場なので、毎日が新鮮ですね。
業務的にハードだなと思う瞬間はあります。ただ、自分の時間があるかどうかの優先順位は、自分の中ではそこまで高くなく、正直学生時代の方が忙しかったし、それに比べれば自分の時間もある方。それよりも毎日楽しく仕事ができているかが重要で、その点で言えば、変わり映えない作業をこなすのではなく、仕事やこどもの関わりも毎日変化があって新しく、刺激があって面白いです。自分の成長も実感できていると思います。...
▼全文はこちら
https://www.greenwood.or.jp/tane/12169/

●バズ(矢加部優)(2013年度採用、事務局長代理)
入社してすぐ、泰阜村小学生対象の自然体験活動「あんじゃね学校」をいきなり任せられたことが驚きでした。こんな1年目の新人に事業1つ任せてくれるんだという驚きですね。キャンプをやりに就職したから、まず事業を理解するところから始まりました。(笑)やってみたら、やりたいことを企画してチラシ作って募集して、下見行って実施して…1から作り上げていくことが楽しかったです。
あとは、放課後児童クラブ「いってきました」の立ち上げをさせてもらったことも印象深いです。3年目で任せてもらって、最初はそれこそ登録者1名でした。そこからちょっとずつ人数が増え、7年目の今では40人超えています!トライ&エラーを繰り返しながら、やれることが多くなっていったり、参加者が増えていった、この過程が面白かったです。...
▼全文はこちら
https://www.greenwood.or.jp/tane/11064/

●なるこ(寺井朱里)(2022年度採用)
だいだらぼっち以外の仕事では、農家さんへお野菜をもらいに行ったり、ホームページの文章を書いたり、チェーンソーの手入れをしたり、学校と連絡を取るなど…とにかく幅広い仕事を任せてもらっています。正直、こんなに仕事を任せてもらえると思っていなかったので、とてもやりがいがあります。得意も苦手も関係なく色々な仕事をできるので、新たな自分を発見でき、日々挑戦できることがこの仕事の醍醐味ですね...
▼全文はこちら
https://www.greenwood.or.jp/tane/10173/

●いと(吉田愛都)(2014年度採用)
仕事は全チームに所属したことがあるので、とにかく色んな仕事をさせてもらいました。その中でも地域教育はどっぷりやらせてもらいましたね。グリーンウッドのホームページには出ていませんが、ここは地域に向けての活動はかなりやっています!…そうした活動を通して、自分の仕事で社会が変わるんだと改めて実感しました。グリーンウッドはとにかく1年目から色んな仕事を任せてくれるので、私みたいにやりたいことに溢れている人にはおすすめの職場だと思います!
▼全文はこちら
https://www.greenwood.or.jp/tane/12578/

企業・団体概要

  • 企業・団体ページ
  • 設立: 2001年04月
  • 代表者名: 辻英之
  • 従業員数: 14名
  • 従業員数の詳細: 【2023年度】
    ・ボランティアは年間約250名
    ・インターンシップは年間11名(のべ125日)の受け入れ
    ・アルバイトは4名
  • 資本金:
  • 事業内容: 「暮らしから学ぶねっこ教育」の考え方から、必然を学びに、必然から起こる偶然を成長のきっかけとする教育プログラムを幼児から大人まで様々なステークホルダーに提供しています。

    ⚫︎暮らしの学校だいだらぼっち
    1年間の暮らしの全てを自分たちで考える山村留学事業
    ⚫︎ 信州こども山賊キャンプ
    毎年1000人のこどもたちが集まる「こどもが主役」のフリーキャンプ
    ⚫︎青年教育
    キャンプボランティア、インターンなど、実体験と仲間との協働から学びを得る場を提供
    ⚫︎視察・研修・講師派遣
    「地域が人を育て」、「教育が地域を育てる」その実践を全国へ伝える
  • WEB: https://www.greenwood.or.jp/index.html
  • 住所: 長野県下伊那郡泰阜村6342-26342-2
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