東日本大震災からの復興の中で、新規事業創出や地域の課題解決を目指す中小企業が生まれた宮城県気仙沼市。その地域内での働きやすさと働きがいを増進するべく「地域の人事部」として、事業を共に加速させてくれるコーディネーターを募集!
◇私たちについて
2023年に気仙沼市内の3社の共同出資によって立ち上がった会社です。「幸せに働ける会社・仕事で溢れる気仙沼を目指すこと」をビションに掲げ、人材組織支援・採用育成支援・人材コーディネート業務を展開しています。人材領域に対し課題感をもち、事業を展開していた3社が、それぞれのサービスを集約し、地元企業が持つ事業基盤と地域からの信頼性、移住者がもつ客観的な視点と新たなつながりを混ぜ合わせて気仙沼の人材課題の解決に取り組んでいます。
◇プロジェクト設立への想い・実現したいこと
【全国的に高まる「人的資本経営」の流れ】
昨今、「人的資本経営」という言葉が様々な形で取り上げられ、日本全体でも推進が期待されています。変化がより激しくなっている現代だからこそ、それぞれの企業が働く一人ひとりと向き合い、ともに成長していける環境づくりをすることが大切です。これからますます多様になる人材や働き方に対して、企業側もより柔軟になり、選ばれる企業になることが重要な経営課題になっていきます。
【1社1社を支えながら、「面」をつくる】
震災後、復興やその先の地域経済活性化に向けて、気仙沼の経営者は様々なチャレンジや新規事業の立ち上げに取り組んでおり、その重要な要素である採用・人材育成にも積極的に取り組んでいます。一方で、全国的な人材難が叫ばれる時代において、なかなか一筋縄ではいかず、単独の施策を続けるだけでは一定の限界が見えてきています。気仙沼の人事部は、「地域全体の人事部」として、市内企業における人材・組織に関する課題をワンストップで解決するために事業を展開しています。
【地域の企業が、日本を支える】
日本に企業は約360万社あり、その99.7%は中小企業です。そしてそのほとんどは地方にあり、地域経済を支え、日本全国を支えています。地域での働き方が変わり、「働きやすさ」と「働きがい」を持てるようになれば、日本全体の活性化につながる、そう信じて事業を展開しています。気仙沼から全国に向けたロールモデルづくりに、ぜひ一緒に取り組みましょう!
◇隊員の活動内容
「働きやすさ」と「働きがい」向上プロジェクトにコーディネーターとして関わっていただきます。
気仙沼の中小企業を対象に、組織開発・人材支援を通して、働く人にとって「働きやすさ」と「働きがい」の両立ができる企業づくりを目指します。
1. 1社ごとの個別支援
経営者の方とのヒアリングを通し、各社の現状や課題、向かいたい方向性などを整理。施策の提案や実現に向けた伴走支援も行います。ここでは、経営者目線の話を聞きつつ、企業にとっての課題をいかに見つけられるかがとても大切になっていきます。
2. 市内企業合同で行う、人事研究会
複数社で定期的に集まり、それぞれの企業で実施している施策を共有し、組織横断での学び合いと取り組みの向上を目指していきます。市内企業複数社で互いに学び合う機会を通して、刺激、ノウハウの共有、コスト分散をしながら価値の高い学びを得られる場を地域全体で作っていきいます。
3. 行政機関との連携
行政機関とともに市内の人材育成・採用・雇用改善に関する事業を行います。情報共有を定期的に行い、まちぐるみで市内の雇用を改善をします!