スリーエス株式会社は、「どんな人でも、自分の人生を決められる社会を創る」をビジョンに、在宅介護サービスを展開する企業です。どこで生き、どこで人生を終えるかは、「人生を決める」中でも、大きな要素であると私たちは考えています。

●「自宅で最期を迎えたい」が約7割という調査結果も。しかし仕組み化が遅れている

厚生労働省の「人生の最終段階における医療に関する意識調査報告書（平成30年3月）」によると、国民の約7割が重い病気などで「人生の最期を迎えたい場所」に「自宅」を選んでいることがわかりました。

ただ、現状においては、施設サービス/訪問介護/デイサービスの各市場は10年で40%超増の成長を示しているものの、在宅介護の重要な提供サービスのひとつである「定期巡回」については、介護保険総費用のうち0.7%にとどまっています。

私たちが推進する「定期巡回」事業は、大きな特長として夜も含めた24時間訪問と緊急時の訪問を両立しやすくなることが挙げられます。そのため、高齢者が自宅で最期まで生活することが可能になり、私たちは事業展開によってこの可能性を追求してきました。

しかし一方で、臨機応変に対応できる体制構築が前提となることで、未参入事業者にとっては難易度が高く、既存事業者においても共同ケアマネジメント方式（ケアマネジャーと一緒にケアプランを作っていく形式）での運営は運営上の壁が多いなど収益化の難しさが課題となっています。結果として、事業所数が限られるため、「定期巡回」はケアマネジャー等にとって導入したくてもなかなか踏み切れないハードルの高い事業となっています。

●定期巡回業務を支援する新プロダクト『PORTALL』を開発、販売

スリーエスでは、「定期巡回」を活用した在宅介護サービスを社会に拡げるため、業務体制の構築、サービスの頻度・提供内容の最適化、収益の安定化など、課題を一つひとつ迅速に解決する「定期巡回」特化型のSaaSサービス『PORTALL（ポータル）』シリーズを開発しました（2023年11月より正式リリース）。

具体的には、「定期巡回」に必要な訪問予定管理、月間プラン手順書管理、帳票管理、訪問の際の順序等スケジュール管理、家族やケアマネジャーとの情報共有、24時間受付可能な緊急コール受付サービスなど効率的な体制構築や運営を支援します。また、『PORTALL』では、2025年までに100事業所の利用を目指しています。

「すべての人に、その人に合わせたケアを、住み慣れた家で、最期まで」

目指すのは、現在、介護が必要な高齢者だけではなく、いつかは高齢者となる若い世代や子どもたちが、将来、人生の最期を望んだ場所で安心して過ごせる社会です。ご本人、家族、介護職にとって、無理のない持続可能な在宅介護サービスを拡大していきます。

●代表の経営的右腕を募集！

スリーエスでは、今後、事業、組織ともに急拡大期に入るため、新しく代表(CEO)と共に、経営に関する課題解決や事業推進を担う方を募集します。採用された方には、経営の視点から、優先度が高い事項、かつ、他メンバーがアサインされていない業務を推進し、課題解決を担っていいただきます。

■主な業務内容
経営として優先度が高い事項の全て（24年2月時点では、例えば以下の業務があります）
・全社採用(介護職以外)の推進
・広報の推進(主には採用観点)
・SaaS事業におけるエンプラ企業とのPoC準備
・その他、新しい仮説の検証推進

大きな可能性を秘めた「定期巡回」事業を、業務改善や事業成長の支援を通じて、市場を最前線でつくっていくことに熱意をもって挑戦いただける方からのご応募をお待ちしています。

※こちらの求人情報は、NPO法人ETIC.の人材紹介サービスによって募集している案件です。面談などはETIC.コーディネーターも担当いたします。あらかじめご了承ください。