<ピープルポート株式会社について>
弊社は、2017年に創業し、リユースパソコン事業【ZERO PC】を通して、「難民の雇用創出（直接雇用）」に取り組んでいます。
社名の""ピープルポートは「人が自由に行き来し、集まる港」という意味です。

「難民問題」と聞くと、何か遠くて、複雑な問題というイメージがあるのではないでしょうか？
ここ日本へも、自国での暴力や迫害から逃れてきた人たちが毎年約1万人ほどいます。
「難民」という言葉の背景には、恐怖から逃れ、夢や希望を持って日本にやってきた一人一人の人生があります。
一方で、日本社会ではまだまだ日本語が話せないと就職が難しく、経済的に困窮している難民申請者も多くいます。

私たちが目指すことは、経済的・精神的に安心して働ける居場所をつくることを通じて
「一度母国で奪われた彼らの夢や希望を、彼らの人生に寄り添って少しずつ実現していく伴走をすること」です。

私達は、支援という形ではなく、共に働く仲間（同僚）として、時に一緒に買い物や旅行したり、
時に通訳として病院や法律相談に付き添ったりしながら、彼らの人生に向き合っています。

現在の従業員数は15名、５カ国から20~70代までのメンバーが集まっており、難民の背景を持つスタッフが5名働いています。
ピープルポートでは、日本に避難して日が浅くても、日本語が話せなくても働ける場所があることを大切にしており、
具体的には、パソコンを整備・修理するエンジニア職と、海外輸出業務の2つのポジションで海外メンバーが活躍しています。

また、ピープルポートは、気候変動、貧困、教育など、様々な社会課題に対して、
世界13カ国・51事業を展開しているボーダレス・ジャパンのカンパニオ（仲間）です。

＜ZERO PC事業とは？＞
ZERO PCは、主に法人さまで不要となったパソコンをお引き取りし、データ消去をして整備、販売するリユース事業です。

ZERO PCでは、2つの”0（ゼロ）”を目指しています。
①パソコンのリサイクルを通じて環境負荷ZEROを目指す
②母国から紛争等の理由で逃れてきた難民の雇用を通して、難民ZEROを目指す
ZERO PC事業部として、再生パソコンZERO PCの販売と、パソコン無料回収の2つのサービスがあります。

2021年には、ゼロウェイスト社会に貢献する循環型プロダクトとして「CHOICE!ZERO WASTE AWARD」の認定製品に選ばれました。

＜私達の仕事のやりがい＞
ZERO PC事業のビジネスモデルは、パソコンの回収台数が増えるほど、販売できるパソコンが増え、売り上げが増加、難民という立場にいる人たちの雇用機会の拡大につながります。

現在、5名の難民の背景を持つスタッフが正社員として活躍していますが、昨年から今年にかけて、難民の背景を持つ正社員の雇用が一人増えました。
決して大きな数字のインパクトではありませんが、一人の雇用が生まれることを目の当たりにするのは非常にやりがいを感じます。

また、今回新メンバーを募集する調達部門は【会社の要】です。
ZERO PCのビジネスモデルでは、調達部門の充実は、直接難民の雇用につながります。
それだけでなく、調達部門は、パソコンの修理・整備行うエンジニア職を目指すスタッフが、最初にパソコンの構造や基礎知識を学ぶために所属する部署です。
その為、難民の背景を持つスタッフの雇用が一人分増える度に、そのインパクトを肌で感じることができます。

<求人情報>
今回は、回収依頼先とのコミュニケーションや新規調達先の開拓ができるメンバーを募集します。

■募集している職種
ZERO PC　調達部門/営業職

■仕事内容
より多くの難民申請者を迎え入れるため、調達部門で法人顧客に対する対応を中心に行っていただきます。
適正により任せる仕事は変わりますが、下記の仕事（一例）をチームで推進していただきます。
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調達部門での業務内容
・調達元となる法人クライアントさまとのコミュニケーション
・回収した電子機器を販売する卸業者さまとのコミュニケーション
・回収依頼の法人さまとの回収内容、契約、日程などの調整
・調達先の増やすための施策の立案や様々な媒体を使った営業活動。
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■ポジションの魅力
・難民の雇用機会が実際に生まれている部門なので、社会インパクトを身近に感じながら仕事ができる
・常に改善を重ね、新しいことに挑戦する風土で、社会課題解決に主体的に貢献できる
・社会的意義の強い成長しているサービスに、裁量を持って関われる
・ZERO PC事業の商品を調達する要の部署なので、部門に関係なく様々なメンバーと協働して仕事ができる