NPO法人Small Stepは「私が私らしく　あなたがあなたらしく　その子がその子らしく　輝ける社会」をビジョンに掲げ、医療的ケアが必要な子ども、家族向けの支援を行っている団体です。

🔳疾患のある子もない子も、地域の中で同じように過ごせるインクルーシブな社会を目指して

医療の進歩に伴い、以前は助からなかったような子も、地域の中で生活できるようになりました。「障害児」と呼ばれる子どもは年々増加しています。また、「医療的ケア児」と呼ばれ、医療的なケアを行いながら日々暮らしている子どもたちもいます。

「多様性」が叫ばれる時代になり、障害者に対する差別も以前に比べると随分寛容になったと感じます。障害児者支援も年々進化しており、様々な支援が行われるようになりました。2021年には「医療的ケア児支援法」が施行され、医療的ケア児の支援を行うことが国や自治体の責務となりました。それまでは、周りに負担をかけ「申し訳ない」と思いながら、肩身の狭い思いをしながら生きてきた子ども達やそのご家族が、一人の人間として堂々と生きてよい、と認められたことは、本当に画期的なことだと思います。

しかし、現実には疾患のある子どもの保育園や幼稚園の受け入れはまだまだ限定的です。障害や医療的ケアのある子どもの保育は難易度が高く、実際に受け入れている園でも課題を抱えながら運営を行っていることも多いのが現状です。

■親同士の交流会から看護師派遣まで。疾患をもつ子どもとその家族に寄り添い、地域に根ざして運営しています。

NPO法人Small Stepでは、疾患のある子どもがおうち→社会に出ていくステップを小さくするための支援を行っています。具体的には次の3つの事業です。

（1）「居場所づくりサポート事業」
病気をもつ子どもの親同士の交流会やイベント、勉強会を企画運営します。

（2）「保育園事業」（すもーるすてっぷ保育園）
1.2歳児を対象に、病気をもつ子どももそうでない子も、共に育つ保育園を運営。3歳児以降は地域の保育園や幼稚園に進級できるよう、移行支援を行います。

（3）「中間支援事業」（いっしょにステップ）
すもーるすてっぷ保育園での経験を活かし、「いっしょにステップ」というサービス名で、地域の保育園、小学校、放課後事業などへの医療的ケア児の受け入れ支援を行っています。就園・就学のハードルを感じるのは家族だけではありません。障害児や医療的ケア児を受け入れたくても受け入れられない、私たちはその事情が誰よりも理解できる事業者だと自負しています。職員配置と運営面の両面から事業者をバックアップし、保護者と事業者の両者が安心して医療的ケア児の受け入れを行えるよう、看護師の支援やノウハウの共有を行っています。

これらの3つの事業を通じ、「疾患のある子どもたちが、地域の中で自分が希望するところで過ごすことができること」そして、「その子やご家族が、自分で選択して、自分で決め、決めたことをやり抜けること」を精一杯、後押しできる法人でありたいと思っています。

■スタッフが働きやすい環境を支えるスタッフのマネジメント担当

この度募集するのは、スタッフのマネジメント担当。保育士や看護師の方々のシフト調整や、一人ひとりに寄り添いながらスタッフの声を汲み取り、組織づくりに反映させるなど、スタッフが働きやすい環境をつくる仕事です。保育園・幼稚園等でのマネジメント経験を活かして、病気の子どもの健やかな育ちに貢献したい方、ミッションに共感した方、エントリーお待ちしています。

【主な業務内容】
●スタッフのシフト調整
●保護者の方への対応
●保育士・看護師のスタッフのマネジメント
　ー現場で働くスタッフの相談対応など
●保育補助業務／現場に入って、保育のお手伝いをします。

※その他、ご経験や適性、志向性に応じて業務内容は決定します。

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※こちらの求人情報は、NPO法人ETIC.の人材紹介サービスによって募集している案件です。
書類選考や面接などはETIC.コーディネーターも担当いたします。あらかじめご了承ください。
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